大野ヶ原 - 源氏ヶ駄場 | ティラノレース
昨年秋、柳谷から初四国カルストに登ったのですが、姫鶴平 - 天狗高原だけで足が終わってしまい、大野ヶ原のほうまで回ることができませんでした。
ということで、今回
同じ野村の、ある程度登ってからのスタートなら現実的なレベルに収まるか...?
を登りに、野村まで行ってきました。
道中補給食とか買い込む必要があり、乙亥会館の近くで買えばいいかと軽く考えてたのですが、当日5/3は野村町で実施される朝霧湖マラソンの日でもあり、朝の野村町はマラソンランナーでごった返していたという(^_^;)
開催日 2024年5月3日(金・祝)
◎前日受付/5月2日(木)15:00~18:00
◎当日受付/5月3日(金)8:00~9:20
会場/西予市乙亥の里...野村町野村12-10
なんとか補給はできましたが、こんな時期にやるマラソン大会って、結構珍しいですよね?
ということで、鹿野川ダム側からよっこらしょと登り始めます。1000m以上登るわけですが、前半の斜度は非常にゆるく、足に優しい代わりに標高が上がらない(^^;;
写真撮れなかったのですが、山の中にうどん屋さんがあってびっくりした。
途中で出てきた魚の石像。
特に碑文とかなかったのですが、みたことある感じの魚で藤部吉人氏の作だと思います。
四国カルスト大野ヶ原のアトリエで創作活動を続け、作品は日本各地に展示されている。
ははぁ。この魚、南予で何度か見かけたことあるとは思ってましたが、この辺の方だったんですな。
惣川の集落を抜け、どんどん上がります。道中見かけた公園。非常に奇麗に整備されてて感心した。
野村柳谷線を舟戸川に沿って淡々と東進。
川沿いから離れる交差点。
Climb Proが「ここから登りだよ」と提示した坂のプロファイル。平均斜度4%で淡々と登る感じのプロファイルで、実際そんな感じでした。
どんどん上がります。
羅漢穴への分岐点。
日本百名洞や愛媛県の天然記念物に指定されている「羅漢穴」は、全長388mもある四国最大級の石灰洞穴です。
※羅漢穴入口は施錠されていますので、見学を希望する際は下記施設でカギを借りてください。
ってのは事前に調べて知ってたんですが、現地の看板を見ると
・電話すれば鍵の番号を教える
・用事が済んだら施錠して帰ってね
と書いてあって、ちょっとびっくり。
まぁ
内部は一切電気もありませんし、雨が降った日には水が溜まっている可能性もあり危険です。
危険を伴いますので、素人だけでの潜入はおすすめしません。
ってなところであり、気軽に赴くところではないっぽい→それくらいでいいのかもしれない。
淡々と登ります。定期的に看板があり、斜度が小さめで、針葉樹林の中を縫うように走る道→黒森峠に似た感じ。路面状態も、良いとまでは言えないけど悪くはない。
連休中であり四国カルストへ観光客が結構殺到していたはずだが、辺鄙なルートのせいか交通量もかなり少なかった。
とはいえ、落ち葉等に覆われることなくアスファルトがしっかりと露出しており、定期的にクルマが通り続けている生活道路であることは疑いの余地がない。
転がってた落石。たぶん4月17日の地震で割れたんだと思います。松山でも震度4だった(夜中にびっくりして飛び起きた:^^;)し、このあたりだと震度5↑とかで揺すられたはず。
発生時刻 (地震が発生した時刻) 4月17日23時14分
マグニチュード 6.6(暫定値;速報値の6.4から更新)
発生場所 豊後水道 深さ 39km(暫定値;速報値 深さ約 50kmから更新)
震度 【最大震度6弱】愛媛県の愛南町(あいなんちょう)、高知県の宿毛市(すくもし)で震度6弱を観測したほか、中部地方から九州地方にかけて震度5強~1を観測
実は今回の走行中も、余震と思われる小さい地震に遭遇しました。
3日11時42分ごろ地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。
発生日時
2024年5月3日11時42分 ごろ
震源地
豊後水道
最大震度
1
マグニチュード
3.5
深さ
40km
各地の震度
震度/観測地域
1
愛媛県
宇和島市 八幡浜市 大洲市 西予市 内子町 伊方町 松野町 鬼北町 愛南町
記録を見ると実はこの日だけで数回揺れてたらしいけど、気づいたのはこの1回だけ。
登り続けると、高原っぽい絵面になってきました。
大野ヶ原小学校。
ポニー牧場のヤギ。
ミルク園。
ようやく会えた白黒の牛、ホルスタイン嬢なんですが...
全身タイツの大男、明らかに警戒されています(^_^;) のんびりしてた牛さんが、ワタシが近寄るとすっと立ち上がって肩を寄せ合い、こちらをじっと見てくる(^^;;
写真がほとんどカメラ目線=睨まれてる...(^^;;
今回は姫鶴平側ではなく、源氏ヶ駄場のほうにあがります。
源氏ヶ駄場。1327m。
標高1100m~1400mの石灰岩台地です。その昔、この無数の白い石灰岩の姿を見た平家の残党が、白馬に乗った多勢の源氏が自分たちを取り囲んでいるものと見間違え、慌ててこの地から退却したそうです。
それ以来この台地は「源氏ヶ駄場」と呼ばれるようになったという由来が伝えられています。 現在では白馬ではなく、乳牛が放牧され、大野ヶ原の放牧地を見たい方にも人気のスポットです。
大野ヶ原の雄大な景色の中で人間を気にすることなくのんびり草を食(は)む牛たちと、白い無数の石灰岩の対比が面白い光景となっています。
となってるんですが、全然乳牛とか見かけません(^_^;)
カレンフェルトだけは撮ってきた。ほかなんもなかった(^^;;
騎馬に...見えるかなぁ?
ちうことで、だーっと下ります。
帰り道で、ふと思いついて寄ってみた惣川小学校。
こんな感じで走ってきました。
ここからは5/5の回復走。
もしかして、これが空港通りのレンゴーが引っ越してくる先なんかな...?
とても広大な工場ができてました。異様なくらい広い。爆発の危険があるロケット組み立て場みたいなスペースのとり方。
すぐ裏が高速道路のIC&隣に新しい工業団地も造成してて、随分様変わりしてた。
マテラの森ではティラノサウルスレースやってた。
2024年5月5日(日) ティラノレース in マテラサーキット 愛媛県松山市
マテラの森はドッグランが併設されてるんだけど、犬がティラノサウルスにおびえてキャンキャン言ってるのがおかしかった。