Fuji Transonicのやぐら(のナット)

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自転車で遠出するときはFuji Transonic 2.7に乗って出かけるんですが、最近なんかお尻の落ち着きが悪くて気になってました。

乗車してない状態で水平レベラー置くと「サドルは水平」と出るんだけど、最近実際に体重かけて乗車するとなんかサドルが後ろ下がり/前上がりっぽく感じる→なんで?と疑問が...。

ロードバイクのサドルを固定するやぐら、2本ボルト式といいまして

「シーソー状に回転する金具の前後をボルトで締め付けて固定する」

仕掛けなんですが、この前後固定に使われてるM6のナットがほぼ死んでおり、サドルレールの締結が甘くなってた。

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このナット、φ10mmの丸棒の横腹にM6のタップ穴が開いてるナットなんですが、結構力のかかる箇所だと思うのにアルミ製→鋼製のボルトに負けてネジ山がきれいに削り取られ、バカ穴になってた(^_^;)

自転車の部品って、時々こういう「無神経にヤワな部品」があります(^_^;) かつてジュラルミン製のクランクを削ってパーにしちゃったときもそうだし、クランクとチェーンリングを締結する薄肉のナットもアルミ製のがあって愕然とした。

LUPO Dの駆動系を一新

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(結局チェーンリングボルトは別途ステンレス製のを買って交換した)

ADEPT(アデプト) ACR8 ステンレス ボルト セット [AA]

バカ穴になってしまったネジ穴に注油してタップを切り、コイルインサートを挿入して応急手当をしましたが、アルミ材は柔やわでタップにほとんど手応えがない→体重がかかるところに使うには頼りなさすぎ→まるごと交換します。

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Hilitand ねじ修理キット 修復ツール ハードウェア 付属品 手工具ステンレススチールヘリコイルタイプセット (M5×30PCS) [AA]

この「丸棒の横穴にネジ切ってるナット」。あんま見たことない→自分で真鍮丸棒から自作しようかと思ってたんですが、調べると家具とかで使われる「バレルボルト」というものらしい。樽なんか。

ステンレスナット バレルボルト M4 M5 M6 円筒ピン 304 ステンレス鋼 [AA]

ちなみにこのナット、自転車用として高級/軽量なチタン製のものとかも売ってるみたいなんですが、こんな小さい部品で軽量化したいとも思わない(軽量化自体にあまり興味がない)のでふつーにステンレス製のものを発注。

「M6クロスホールナット、Φ10×18mm」

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1個100円くらい。ピカピカできれいです。精度も仕上げも自作とはレベルが違う→買えるなら買うほうが全然良い(ただし、手に持つとずっしり重い:^^;)

ナットを新品に交換したら、サドルポジションがきっちり決まるようになった(^_^)

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しかしこの手の「上から工具入れて締結する」やぐら。穴開きのサドルじゃないとすげぇ作業がめんどくさいと思うんだけど...。非穴あきサドルのヒトとか、一体どうやって調整するんだろ...?

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あと寒い時期は「STIレバーの空打ち」がまま起こってた→ワイヤーやグリスが劣化してると思われるんで、近いうちに変速周りのメンテを行っておかねば。


昨年は樹脂製アクセサリが次々割れて死にました。

携行ポンプを車体に取り付けるブラケットとか、樹脂製のボトルケージが割れた(そしてツールボトルが落下して踏まれ、むちゃくちゃに:^^;)→どうも、これが自転車に直接固定される樹脂製品の宿命らしい。

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Topeak Modula Cage EX ウォーターボトルケージプラスチック Ex ブラック [AA]

調べたら、現行型は「ボトルをおさえる部分」がアルミ製に変わってた(^_^;)

TOPEAK(トピーク) モジュラー ケージ 2 [AA]

ボトルケージは割れにくいアルミ製に交換、ポンプは予備に交換して対応しましたが、いまのワタシには樹脂製部品を捏造するスキルと3dプリンターがある→ABSとかASAで代わりの部品を捏造してもいいかも。

PANTHER (パンサー) 台湾製 自転車 サイクル ボトルケージ [AA]

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自転車 空気入れ 超高圧 ミニ 15cm 120PSI 軽量 携帯ポンプ ミニポンプ 米式 仏式バルブ [AA]


ロードバイクのサイコン...というかGPSも変更。通勤車と共用でGARMIN Edge 800を使ってたのですが、Edge 800の紛失を機に安い通勤車用とロードバイク用のサイコンを分けました(*_*;)

Garmin Edge800

14年目のBIANCHI LUPO-D

CYCPLUS GPSサイクルコンピューター (M1Z2) [AA]

ロードバイクのサイコンはGARMIN Edge 530Jにしました。Edge 800はタッチパネルだけど530Jは非タッチパネル→操作は直感的でなく慣れが必要。

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↑短時間ならスマホとも共用できる。

Bike Tie 3 & Pro 3 自転車 スマホホルダー [AA]

正直いまでも「上下ボタンのどっちが右だっけ?」とか悩むことあるし、スイッチがまぁまぁ固く、コースの呼び出しとか複雑な操作は走りながら出来ない。止まって、本体を両手でしっかり持って行う必要がある→良いサイコンと思うけど、あまりおすすめはしない(^_^;)

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ガーミン Edge 530 本体のみ ブラック [AA]

最近のGARMINはGarmin ConnectIQという「ストア」から各種アプリを導入して走らせることが出来る→カスタマイズの幅が大きく広がっており、楽しい(^_^)

HEARTMARO

圧倒的情報量で現在のメイン画面となっているが、その分ごちゃごちゃしてる→疲れてくると現在時刻とか読むのに苦労する。

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MY EDGE2

巨大なアナログメーターは正直邪魔だが、必要最低限の情報は並んでる&常に日没時刻を表示するためツーリング後半に切り替えることが多い。

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あと、ヒルクライムをアシストするClimbProという機能がついてて、ナビゲーション中に坂が出てくると

「ここはこんな感じの坂。平均斜度何%を何メートル登るよ!」

と教えてくれる→便利なことがあります。

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↓こーゆーヤバい坂(写真は亀老山展望台)を登るとき、「先が見える」ことが心の支えになったりする。

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亀老山ヒルクライム サイクリング 所要時間の目安

距離は2.7km 平均勾配は8.5% 最大勾配は13% コースレイアウトは、最初の500メートルは勾配10%、続く100メートルは3%、それからはほぼ10%、ラスト500メートル海が見えてからは12%、なかなか厳しいコースです。

ただしClimb Proが表示する坂のプロファイルは微妙にずれていることが多い→巨視的な把握が必要だし、Climb Proは地図の、すなわち地表面の標高を見てる→佐田岬みたいにトンネルだらけのところではあまり役に立たない。

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また、Climb Proの画面では心拍とかケイデンスとかが見えない→ペース管理が必要な場合はClimb Proにしないし、知らない道で迷う可能性がある場合もマップ、というかナビゲーションを表示→Climb Proを使わないことが多い。

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↓とても便利(^_^)

GARMIN Edge 530の地図に表示するデータ項目を増やす

Edge540の新Climb Proには結構興味がある。

ガーミン(GARMIN) Edge 540 サイクルコンピューター [AA]