四国カルスト
前回念願の土小屋まで自転車で上がることが出来ました。それもこれも低ギア比自転車&自動車輸送のおかげ。
ちなみに佐田岬にも行ってます。佐田岬は風力発電の風車が老朽化→再編中だそーで、年内に風車が激減するとかなんとか。
本事業は、愛媛県西宇和郡伊方町において、既設の風力発電設備11基を全て撤去し、最大で総出力13,000kW、単機出力4,200kW程度の風力発電設備3基程度に建て替える事業である。
で、この手を使えば随分遠くまで出掛けられる&帰り用に足を残す心配をせず使い切れる→この夏の間にもう一つの念願である
「四国カルストで牛と逢う」
を実現すべく、ロードバイクをクルマに積んで柳谷村に向かいます(←柳谷村は平成の大合併で久万高原町となっており、既に存在しない:^^;)
道中何箇所かで見かけた「パーク&ライド」の看板。
その時は意味がわからなかったんですが、
四国運輸局では、愛媛県久万高原町、高知県津野町、高知県梼原町と連携し、四国カルストにおける交通渋滞や道路狭隘による交通トラブルの軽減及び訪日外国人旅行者などの公共交通機関による来訪に繋がる取組を検討すべく「四国カルストにおけるパークアンドライド方式及び公共交通機関接続による交通アクセス実証運行調査事業」を実施し、取組の一環として、四国カルストで期間限定シャトルバスを実証運行します。
えーっと、つまり四国カルストは道が狭いのに自家用車で混雑してる→駐車場からまとめてバスで運んであげるから直接乗り入れを止めてください、ということかな?
後に上がった姫鶴平はなかなかの混みっぷりでした。特に単車が多かった。
↓いきなりインパクト大なチャムさんちの看板。テレビで紹介されてたのは知ってたけど、柳谷の方だったのか。
よく見たら、看板に「ESCAPE TO AREA YANADANI」って確かに書いてる(既に「村」ではないので「地区」)
そしてこれも、あるのは知ってたけど何処にあるか知らなかったごうかく駅。
自転車を組み立て、国道440号線横野トンネルの手前から走り始めます。
自動車向けの案内看板だと「四国カルストは道なり」と案内されてますが、地芳峠を目指す自転車は右折して県道36号線に入ります。
峠道はこんな感じ。路面もそう悪くなく、走りやすいほうだと思います。
ただ山や木の影になる箇所が多くて全体的に薄暗い→前後灯とも点灯して走ります。自動車も、かなりの割合で点灯して走ってた。
強力な前照灯は、長いスパンで灯けっぱなしだとランタイムが心もとない→予備電池必須。
キャラが可愛らしくてちょっと笑ってしまった幅員減少の看板。
で、このへんでお猿さんの大集団に遭遇。動きが素早くて写真撮れなかったのですが、20匹以上のお猿さんが集団で道路を横断する現場に居合わせました。一番身体の大きなボス猿っぽいのがワタシを睨みつけて牽制してる間に皆でばーっと大移動。
お猿さん、以前東温で逢ったときも今回も、山側から沢側に移動してるとこに出くわしてる→もしかして餌場とか水飲み場とか、なんかそーゆー動線があるのかなぁ?
お猿さんたち、気をつけて行ってねー(等と言いつつ、やばくなったら即左右フックで殴れるよう手は完全フリー&両足接地で荷重を移し、さりげなく斜に構えている:^^;)
地図で見ると「大野ヶ原直進、地芳峠左折」ってな印象だったんすが、現地来ると「道は大きく左折で道なり、大野ヶ原は右側に分離」みたいになってました。
地芳峠1084m。他だと大体「峠=(とりあえず)最高高度」みたいになるんだけど、1400mとかに達する四国カルストに於いては他所のほうが全然高い→まだまだ登る(^_^;)
峠の「四国カルスト」石碑と高知県境の看板。これから愛媛県と高知県の境目を出たり入ったりすることになる。
だんだん視界がひらけてきました。
ようやく高原っぽい絵になってきた(^_^;)
姫鶴平到着。天狗高原を目指し更に登ります。
ちょっと進んで姫鶴荘を見下ろす。まだまだ上がります(^_^;)
念願の牛。しかし、看板等にはことごとくホルスタイン描かれてる気がするのに、まったくホルスタイン見かけません。ほぼ黒毛和牛なんじゃなかろうか?
あ、こっちはジャージー種な気がする。
まだまだ登る(汗
沢山風力発電の風車が連なって佐田岬っぽいなぁと思ったら、風の里公園というらしい。
東側にこんだけ風車が並んでるそーで、そりゃ林立して見えるやろ、と。
天狗高原に到着。
あれ? 天狗荘じゃ...ない??
高知県四国カルスト天狗高原にある「高原ふれあいの家 天狗荘は『星ふるヴィレッジTENGU』に生まれ変わりました。
あんまり自転車のヒトとはすれ違わなかったのですが、数少ない自転車の、かなりの割合が「TREKのE-BIKE」→今日は富豪の集会かなんかなの?と疑問だったのですが、どうやらこの辺のレンタサイクルがTREKのらしい→すごく納得。
まぁこの斜度が連続する道だと、ふつーの人はアシスト無しではどうにもならないかもしらん(^_^;)
これからあの坂を超えて帰らんとアカンのだけどね...(^^;;
1時間1500円だそーです。買ったら60万円とかする、しかも供用開始から1年ほどしか経ってなくてまだまだ新しい高級E-BIKEのレンタル料金として割と破格なのでは...?
新たな取り組みの一つとして「e-BIKEレンタサイクル」が始まりました!アップダウンの激しい四国カルストの道も電動自転車ならスイスイ進めますね!眼下に山々を見下ろし、飛んでるような気分で非日常のサイクリング!ここでしか味わうことのできないアクティビティーです!
まぁ大男のワタシには一般向け自転車だと大体フレームサイズ合わないし、SPDシューズ履いてるとフラペの自転車乗りにくい→あまり関係はないんですが(^_^;)
今回走った、たぶん最高標高地点にて。
「真っ昼間なのにたくさんキャンプの人がいるなぁ」
と思ってたけど、よく見るとのぼりとか立っててキッチンカーの集団らしい。
そして全然知らなかったんだけど、次の週末はこのキャンプ場で音楽イベントをやるらしい。牛のイメージはホルスタインなのに写真はしっかり黒毛なのが可笑しい(^^)
ポスター見ると、なんか松山近辺で見慣れた感じのキッチンカーが結構並ぶみたいでちょっとふふってなる(^_^;)
こちらは姫鶴平のレンタサイクル屋さん。
「クロスバイク 300円 / E-BIKE 500円」
とか書いてあってあまりの安さにびっくりしたけど、これはちょいのり(15分)の料金らしい。2時間だと2500円。これはカルストテラスと同一で、まぁそんなもんか。
ちなみにこちらではジャイアントの自転車を貸し出してました。愛媛県は自転車関係大体なんでもジャイアントな気がする(^_^;)
ということで40km強、獲得標高で1000mほど走ってきました。
今回は大野ヶ原側にまったく回れなかった(足が終わってしまいもう登れない:^^;)ので、次はそっち方面も狙ってみたい。
大洲とか城川とかから上がるルートを試しに引いてみたけど、途中とんでもない斜度の箇所が混じってしまい走れない→同じ野村の、ある程度登ってからのスタートなら現実的なレベルに収まるか...?
大変なつづら折れだけど、自転車なら道幅はあまり関係ない。問題は路面(^^;;
あまりにも路面が荒れてると、タイヤの細いロードバイクでは走れなくなる...。
まぁこのコースは四国西予ジオライド・サイクリングコース(標高1400mの天空ロード)として紹介されてるものと大体重なってるっぽい→たぶん大丈夫だと思うのだが油断はできない。
あと連続した下りでリムが高温になると、チューブ加熱→バーストが怖い。過体重の自覚はあるのでマメにリムテープは換えてますし(重いけど)ゴムの厚いチューブ使ってますが、すっ飛ぶときはすっ飛ぶので。
ただ、どうもホイール(というかリム)を重くて丈夫なのに換えたら、長い下り坂でブレーキシューがフェードして「ぶぉーっ」と言い出す症状は出なくなったような...??
地芳峠の下で見つけた
「トンネルを掘っています」
の工事現場。まだ掘り始めたばかりみたいで削孔がもろ見え&ドリルジャンボの現物を初めて見てテンションが上がる(^_^)