RUBAR VIVIMAX Emirates 3255
坐骨がでかくて巨躯のワタシはサドルにちょっとだけうるさく、
・幅140mm超
・穴あき
・座面結構平ら
・パッド柔らかめ
という条件を満たしたサドルしか使いません。
逆に言うと、これさえ満たせばいいのでいつしか安サドル趣味となり、メーカー品ではなくビニール合皮貼りの安物ばかりを買うようになってしまった(^_^;) 今回ロードバイクを新調するにあたっても「セライタリアもどき」っぽい安サドルを輸入しました。台湾製。
似たような「3255E エリート」とか「3255プラス」とかあるんんだけど、3255無印と見比べても色以外まったく同じ感じで差異不明。この品番の違いは、表皮のカラーリングというか模様の差だけかもしれない。
ロードバイクに乗るときは自動的にパッドの付いたレーパンを履く→パッド無し乗車を前提とする通勤車よりも要求条件はむしろ緩めで、座面はやや幅広で快適性もまぁまぁレベルで妥協。250gほどという重量は超軽量とは言えませんが、それなりのパッド付きと思えばそう重くもない→安さ優先(^_^;)
通勤車に使ってる(重たい)CIONLLIは、既に同じモデルが入手できない模様。まぁそれなりの数を買い込んで在庫抱えてるので当面なんの問題もない(^^;;
安物サドルは大抵裏側の処理がいい加減(切りっぱなし&ステープル打ちっぱなし)でそこからイカれるので、使い始める前に端末を処理しておくと長持ちします。
こちらも似たような安物サドル。現物を裏返すとVELOのOEMらしい。形状や材質、パッド厚等が近いので乗車感も似たような感じ。
サドルを横から見ると割とうねってて真ん中が凹になってるのが見えますが、こういう形状のサドルは足が余らないところまでどーんと上げ、下死点まで踏み込んだときサドル中央の凹にぴちっとお尻をはめ込むようなセッテングにすると面圧が下がって快適になるとわかった(^_^)
サドルを上げすぎると腰が揺れたり(ウエストバッグ付けてるとわかりやすい)腰痛が出たりするので、そこまで行かないレベルでギリギリ上げる感じ。サドル後退幅が適正だと、クリートを嵌めた足裏が水平になったり下死点のペダルがかかとに擦るか擦らないかくらいの高さになる。
サドル後退量簡易測定目盛り。トップチューブが水平でないので厳密なサドル後退量は測れないが、誤差になりやすい垂下距離が短いこともあり意外なほど正しい数値が出て侮れない。正規測定方法で誤差の大きい数値を出すくらいなら簡易法で「相対的に」ぴちっと測るほうが良さそうな気もする。
TRANSONICはシートチューブ断面が非円形&後輪を逃がす感じに途中が曲がってて、専用シートポスト/サドルクランプのオフセットというかセットバックがどれくらいか良く解りません。何処にも書いてないし、測りにくい。
とりあえず、代用として「BB中心からシート角に沿って延長した」場合はこんな感じ。本来「オフセット」は筒中心(=BB中心の延長線)とクランプ中心の接線距離ですが、非円断面シートポストなのでBB中心からシート角で引いた延長線で代用。これで測るとオフセット25mm弱...のように見える。
TRANSONIC購入時最大の懸念点だった専用シートポスト&クランプ。摩擦を増すための加工が入ってるってのが売りなんですが、この構造できっちり止めるのかなり大変で、実際に複数回滑って加工が削れた→スーパーグリップコンパウンド漬け&規定トルクギリギリまで締めあげることでなんとか固定。
サドルバッグは容量大きめの安物を適当に装着。サイドポケット付のバッグは主室を開けずに鍵とか取り出せるのが便利で、主室に緊急用品をガン詰め可能。
長いものはツールボトルに入れるほうが収まりが良いかも。重心も下がる。
タイヤレバーは薄くて固いKTCがお気に入りだけど、パナレーサーでも問題は特にない。
LEDテールランプは0.5W×2灯タイプの安物。一応樹脂レンズで光軸を弄ってるとはいえサイズとか被視認性とかだけ考慮するなら他の選択肢もあるんですが、この装着位置だと走行中に振り回されるせいか樹脂製クリップの折損→落下事故が続発するので「必要性能を満たしているライトで一番安いもの」を付けてます。このタイプなら約250円で費用対性能最強、かついつ破損しても腹が立たない(^_^;)
2灯だと「点滅」に加えて「相互点滅」も選択でき、エネループAAA×2でそれなりの被視認性を超長時間継続可能。ボタン電池を使うミニテールランプ(小さく軽く安価だが光量が小さく点灯時間が短くランニングコストが高い)に比べて優位性が高い。
ちなみに実走行時は自転車固定のテールライトに加え、ウエストバッグや足首にも点滅光源を装着し「全身シャンデリア状態」で走ってます(笑)
サドル高を正確に管理するためシートポストにこんなの貼ってます。「測定基準になる細いテープ」を「透明保護フイルムで覆う」かたち。本当に必要な距離=サドル上面で測るべきだけど、測りにくく誤差が出やすいのでシートポスト根元+サドル水平で管理。これだとシートポスト突き出し量をミリ単位で管理可能。