黒森峠−面河−美川−小田−内子−犬寄峠
1年ちょっと前、自転車で黒森峠を超え皿ヶ嶺をぐるっと周るコースを走り、その内容をココに書きました。
「おっさんアホやろ」
「自分がアホじゃないとか思ったことないけど、今度はなんの件?」
「坂登るのが嫌で面河ダム西岸走ってるのに、わざわざ林道の県道153号線に入って峠越えするとか、アホとしか言い様がない」
「そうなん? 基本的にルートラボが言うとおりに走っただけなんだけど」
「面河ダム超えてから東岸の国道494号に乗り換えればずーっと下りで久万まで行ける。ただし距離は大幅に伸びるので、ルートラボは最短を繋いだと思われ」
「そーなんか。少々距離が増えても登らないほうがラクだわ。そんじゃ次はそう走るようにする」
ということで、再挑戦に出発です。
基本的に前回と同じような装備で出かけますが、細部が微妙に変わってます。
一番大きいのは「肘膝サポーターを装着していない」こと。昨年は長時間坂を登ると肘や膝が痛くなるのでサポーターで補強してましたが、ポジションとクリート位置の見直しで症状が出なくなり、補強なしで走れるようになった。
08時、いつもの松山中央公園から出発。
重信川北岸の自転車道を東進します。この道、県道として整備されてるらしいのですが、何回走っても、どこからどこまでどう走ってるのかイマイチワカラン。
愛媛県道335号松山川内自転車道線 [Wikipedia]
もうコスモスは終わりかと思ってましたが、花きセンターのとおぼしき花壇の花は未だ咲いてました。
見奈良クールスモールのコスモス畑は見事に終わってたのですが、なにが違うんだろう?
伊予川内線に乗り換えてさらに東進します。上林入り口のサークルKは整体屋さんになってましたが、近くにセブン-イレブンが出来てました。バイクラックが有ったりして洒落てます。
ここで補給品を調達。
そういえばサイクリングしまなみは来週なのですな。今年は昨年みたいな雨にならなければいいんだけど…天気予報やばそう(^_^;)
桜三里入り口の母恵夢工場…の入口に佇むたぬきさん。目が怖い。
国道11号線から494号線に乗り換え、黒森峠を目指します。ちょっと空気遠近法効きすぎで、遠景の霞み方が大きめ(-_-;)
お天気は快晴、抜けるような青空。
今回はバッシュガードをつけてないのでギアむき出し。長時間の山中走行に備えての大型ボトル×2を満タンに補充して淡々と登ります。
この段階で標高450mくらい。ここから12kmで500mちょい登るということは…平均斜度4%ちょっと、ということになります。GPSの表示もそんなところ。
さっき通った「最終自販機のお店」が綺麗に見えてたので、パチリ。
前回は34x28tで上がった黒森峠、今回は1割軽い34x32tなので楽勝…と思ってましたが、なんか32t入りっぱなしで登ってます(^_^;) まぁ速度を競うつもりも脚を酷使するつもりもないから別にいいか。膝が痛くなったら嫌だし。
去年のワタシは結構力んで登ってたっぽい。
淡々と登り続けて2時間。黒森峠985m、ようやく登り切りました。平均速度は10km/hを割ってます。8km/hくらい(^^;; LUPO-D号はロードバイクじゃないし、重いので仕方ない(震え声)
昨年、黒森峠のてっぺんでソフトバンク携帯は圏外でした。「ドコモなら繋がるんじゃないの?」という話だったので、ドコモ系MVNO-SIMを差したスマホを持ってきましたが…やっぱりダメでした(^_^;)
面河ダムまで下ります。黒森峠の面河側下りは路面荒れ気味&水が流れてるところが結構あってスリリング。
面河ダムまで降りてきました。ここを右(西)側に進むのは前回通り。
面河ダム西岸の県道153号線は林道です。クルマもほとんど通りません。
ダム湖。
面河ダム…と書いてありますが、なにもありません(^_^;)
どうやらここが指示された交差点みたい。GPSの指示に従い、ここから東に向きを変えます。
林道を東にかなり下り、面河ダム東岸の国道494号線に(再び)合流しました(^_^)
ワタシが下ってきたのが「左コース 8.5km」のようです。国道494号線をそのまま走る「右コース 7.1km」は、地図見るとかなりダムから離れた山中の道っぽい。
ここの国道494号は奇麗な路面で微妙に下り。めっちゃ飛ばせます(^_^) 西の県道153号は林道で自販機の1つもない寂れた道ですが、こちらの国道は幅員も交通量もかなり多い。そらふつーこっち通るわ。
「かくれ里 大成」…? 聞いたことないよ?(^^;;
面河小学校/幼稚園。なんか小田でも似たような写真を撮った気がしますが、わざとこういう「木造家屋っぽい三角屋根のデザイン」に揃えてるんでしょか…?
面河渓/石鎚スカイラインに向かう県道12号線の交差点までたどり着きました。
今回「面河の紅葉状態を調べとけ」との密命を受けている→ここから山の写真を撮ればいいだろくらいに軽く考えてたのですが、渓谷は深くてグネグネ→さっぱり向こうの山が見えないので、仕方なく視界が開けるまで登ることにします(T_T)
水が青い、「いかにも面河っぽい」写真。
もみじライン。標高500m程度だと「圧倒的に緑が優勢。たまに朱くなりかけの木も見かける」くらい。
おもごふるさとの駅。名前に「駅」って付いてますが、ここはいわゆる「道の駅」ではないようです。期間限定(4〜11月のみ)のせいかな。
ここもバイクラック完備ですが…3台中2台はオートバイが塞いでて使えない状態でした(^_^;) たぶんこの鉄棒が自転車ラックだと知らないんだろうなぁ…。
面河渓も石鎚スカイラインもまだまだ先ですが、さすがにコレ以上進むと日のあるうちに帰れないので、ここでUターン。
いちおう見える範囲の山をパチリ。みどり色。まだ10月だもんなぁ。
国道494号線まで戻り、西の33号線を目指します。気軽に飛び込んだら意外と長くてびっくりした横山トンネル。
国道33号線に合流しました。合流地点である御三戸(みみど)の御三戸嶽(通称軍艦岩)。
道の駅みかわまでたどり着きました。でっかい水車がぐるぐる回ってます。
国道33号線を西に向かい、小田に向かう国道380号線に乗り換えます。こんなところにこんなのあるんですな。
久万高原町と内子町の境目、真弓トンネル。標高約600mで、33号線から180mほど登ってきたことになります。
小田町の道の駅せせらぎに着きました。なみへい食品のみかんもちで補給。たしかに、広田のうどん屋さんの横におもち工場も有った気がしますね。
この段階で時刻は16時。このまま上尾に向かえば明るいうちに松山に下りられそうですが…概算したところ内子回りでも18時には犬寄峠に着きそう→ダウンヒルが薄暮ならその後は夜間でもなんとかなると踏んで、内子に向かいます。
内子フレッシュパークからり。だんだん道の駅のはしごみたいになってきました。ここで17時→予定より少し遅れ気味(^^;;
中山で大体17時半。そろそろやばいので、ディマー&片肺点灯してた前後灯をフル点灯に切り替えて走行します。ここ鹿牧場なんて有ったのか。
中山クラフトの里、18時。既に施設が閉まって照明が落ちており、正直なにが何処にあるのかも解らない状態(^^;;
犬寄峠 290m。結局18時20分に着きました(^^;;
真っ暗闇で路面が見えない→ブレーキを目一杯握ってそろそろと下ります。登るのとあんまり変わらない速度で下ってる(-_-;)
なんとか無事降り切ることが出来ました〜。怖かった。もうやらねぇ(-_-;)
途中面河に寄り道したんで少し登りも混じってますが、確かに上り下りが少ないルートでした。走行距離164km、累積標高1640m。150km丁度の計画でしたが、寄り道した結果、もしかして走行最長記録かな?
結局日照時間がネックになるので、出発時刻を早めるか、平均速度を上げるかしないと1日でコレ以上の距離を走るのは難しそう。