旧上尾峠−小田−犬寄峠
日曜は雨予報だったハズですが…なんか知らない間に「高気圧に覆われ1日晴れ」等と予報が変わってたので、それなら自転車で距離を稼いでおこうと走り出します。
今日目指すのは、昨年秋に2度ほど走った旧スポレクハーフコース、つまり「犬寄峠−内子−上尾峠」の逆回り。
砥部から旧広田村に上がるには国道379号線を通りますが、今の国道(岩谷バイパスほか)が出来る前は離合困難な狭〜い道でした。バイパス開通後はこの旧道が使われてないと思われるので、敢えてこちらを上がってみます。
バイパスからの分岐点。岩谷地区では次の土曜に七夕のお祭りがあるらしく、いろいろと綺麗に飾りつけられてました(^_^)
旧道は概ねバイパスと並行していますが、ところどころで交叉したり重なったりしてます。バイパスのキモはトンネルなので、「旧道を通る」ということは「トンネルを迂回する」と大体イコール。
谷を縫うように進むせいか、GPSの精度が安定しません。結構とんでもない場所を現在位置として指すこともある。
標高300mまでは、旧道も幅員こそそれなりなものの、交通量極小&舗装も綺麗で走り易いです。上にみえてる橋がバイパス。
迂回した万年トンネルの出口付近では路肩の補強工事が行われてました。大きな応力に耐える鉄筋コンクリ製の筒を埋め込むことで路肩を固める工事と思われ。
黙々と登ります。斜度は3〜5%というところで、くるくる回してれば勝手に高度が上がっていきます。眼下に見えてる橋が先程見上げたバイパスの橋で、その下が自分が走って来た旧道。
標高400mを越えると、かなり林道っぽくなります(-_-;)
上尾第一隧道と第二隧道の間で国道と接続しました。
今回はそのまま旧道を登りましたが、旧道の峠頂上付近は砥部焼の土採るところ(上尾陶石)で、粘土状の赤土が道路にまで流出し埋め尽くしてる→実質未舗装路なので、特にロード用自転車での走行はお勧め出来ません。
シクロクロス&ディスクブレーキ車のBianchi LUPO-D号なら大丈夫ですが、路面が濡れてるとタイヤにすごいこと泥がつき、タイヤやブレーキが汚れるだけでなく危ないので、素直に上尾第二隧道/第三隧道を通る事をお勧めします。
砥部町と旧広田村の境界、つまり「本当の上尾峠」。廃道感満載(^_^;) 国道を通る場合は便宜的に上尾第三隧道入り口を「上尾峠」として扱ってましたが、実際の上尾峠はもう少し上の方だった。
国道に合流、ここからずーっと下ります。既にタイヤは赤茶けて泥まみれ(T_T)
道の駅ひろた。
季節が良いのであちこちでアジサイが咲いてました。青いアジサイは鉄分が多い…等と、軽井沢誘拐案内を思い出すレトロゲーム脳(^_^;)
ホントは下坂場峠を抜けて久万に行くつもりだったのですが、ついうっかり小田川沿いまで下りて来ちゃった(^^;ので、国道380号線に乗り換えて小田を目指し、咋秋見掛けた謎の工事現場の正体を確認することにします。
コレ。
まぁズームして中を覗くと、学校であることはほぼ確定なのですが。
こちらは、雨避けの波板とか遊具の感じから、幼稚園かな?
いちおう道の駅にも寄ってから川を渡ります。
なんか妙にモダンな作りの小田自治センター。役場じゃなくて文化会館だからかな?
やはり学校でした。幼稚園/小学校/中学校が一ヶ所に集中してるみたい。
しかし、なんか幼稚園の向こう、山の上に見える建物にも…
「小田中学校」と書いてるような。謎。
小田高校もありました。
ついでなので、内子の国道56号線から見えてた謎の建物の正体も確認しておく事にします。
コレ。
小高い山の上なので登るのにちょっと苦労しましたが、保育園でした(^_^)
ということで、気がすんだので56号線を通って帰ります。
犬寄峠290m。今回内子の無人販売は桃をちょっと見掛けたくらいで低調でしたが、中山の山すいかが、本格的に始まってました。
1個300〜500円ほどお手頃な値段なのですが…自転車で走ってる時にスイカまるごとは、ちょっとどうしようもない(^_^;)
走行距離100kmほどでしたが、内子で山登るのに踏み込んだせいか、右ヒザの外側が痛い=腸脛靭帯炎ぎみ。無理矢理に踏み込むと、これが出易い(T_T)