自転車シーズンに向けメンテナンス
昨年秋に組み直した時にはあまり問題を感じなかった通勤超特急Bianchi LUPO-D号のフリーですが、最近パワーを掛けた時にまま歯飛びが起こるようになったので、これからの自転車シーズンインに備え、交換します。
ついでに、真ん中が磨耗し3本ローラーで回すと「ごとごと」言うようになっちゃった後タイヤも交換しちゃいます。
まず駆動系の洗浄から。いつものサイクロンとAZ 自転車クリーナー シトラスゾルブ 1L (水洗い不用・チェーン洗浄潤滑剤)でチェーンを洗います。
チェーンを外してからビンにゾルブと一緒に入れ、振り回して洗う方法もあるのですが、サイクロンだとこんな感じにブラシが当たり、洗浄効果が高い。
洗油が汚れなくなるまで繰り返し洗います。
洗油は、最近コストが安く済むAZのゾルブを使ってます。何種類か買ってみたけど、汚れが酷い時は水洗い不要、防錆・潤滑効果塗装面にやさしく、遅乾タイプAZ パワーゾルブ 1L (水洗い不要・潤...を使い、その後シトラスゾルブで綺麗になるまで…って感じ。
いまは潤滑成分を含まない洗浄専用のゾルブ(チェーンオイルにこだわる方に潤滑剤の入っていないタイプです。AZ 自転車チェーンクリーナー ...)もあるそうなので、次はこっちかなぁ…?
その後、サイクロンを洗浄して油分を綺麗に取り除いておかないとプラスチックが朽ちてサイクロンが壊れちゃう…ってのは常識なんでしょか? ワタシは結構な犠牲を払って、ようやくその事を知りました(^_^;)
特に拭き取りスポンジはすぐ劣化するので、油分を完全に洗い落しておく必要があります。
ちなみにサイクロンは上下ボディを結合する金具部分が弱点で、大体ここが壊れる→指で押さえながら使う事になるのですが、マイナーチェンジ版のサイクロン5.2はこの部分が改良されてました。
金属バネで押さえつける構造は同じなんだけど、バネの形と取りつけ方法が違う。
駆動系を全バラして洗浄。ようやく水仕事が辛くない季節になりました(^_^;)
フリーハブをバラして、フリーボディを新品交換。アストロプロダクツのミニグリースガンでNUTEC NC-100グリスを詰めてく訳ですが、フリーボディ側は若干奥まっているので、筒先が長い100円ショップのインジェクターが便利でした。
ミニグリースガン、これでノズルがもう5cm長ければ言うことないんだけどなぁ。MOTOREXにそういうカタチのグリースガンあるんだけど、高いのよね(-_-;)
AZの「チッコイグリースガン」は異様に安い→やっぱこっちかなぁ。
![]() AZ チッコイグリースガン・自転車用グリス20gセット [自転車グリース・自転車グリス] |
1年ちょい使ったMichelin City後タイヤ 700x28C。まだ溝はありますが、センター磨耗→サイドブロックが接地して駆動抵抗になってるし、細かいひび割れも目立つので替えちゃいます。
今季はローラー台での走行割合が非常に大きかったので、真ん中ばかりが平らに減ってる(-_-;)
ということで、Schwalbe Marathon Original GreenGuardというタイヤに交換。サイズはいつもの700x28c、反射テープ付き。
新品タイヤは溝が深くていいですね(^_^)
以前使ってたMarathonは同サイズタイヤでも最高気圧が100psiだったと思うのですが、新型のGreenGuardは110psiまで掛けられるみたいです。体重が有る人間にはこの差がけっこう大きい。
メーカーサイトを見ると
ETRTO: 28-622
GreenGuard
Compound: Endurance
Bar: 5,5-7,5
PSI: 80-110
Weight: 560g
EPI: 67
Load: 85kg
↑こんな数値が出てます。概算ですが、体重+自転車+荷物質量の2/3が後輪に掛かってるとして、合計125kgを越えると28Cではヤバそう。
まぁ87psiが上限だったMichelen City 28Cは、それ以前に全然転がらないタイヤでしたが。荷重割合が大きく重要度の高い後タイヤに使うには、ちょっと性能が厳しかった。
特に高速域での巡航が厳しく、高速→中速域まで急激に車速が落ちます。パワーを吸われてる感が大(Michelin CityとSchwalbe Marathonは値段が倍半分違うので、同じ性能の訳がないとも言える:^^;)
これで秋までは走れるかな(^_^)