Garmin Edge800
愛用GPSのGarmin Edge705を落っことしてしまいました(T_T) 「紛失」ではなく「落下」ですが、かなりの勢いですぱーんと飛んで、角からアスファルトにかつんと落ちた。
Edge705も4年近く使ってますんで今までにも何度か落としたことはあったのですが、今回のは当たり所がすごく悪かったみたいで、以降まったく衛星を捕捉出来ない状態となってしまいました。もはやGPSではなく、大型サイコンです(T_T)
迷子になる確率が異常に高いワタシにとり、既にGPSでの経路誘導&位置確認&記録は必須のレベルになっており、もはやこれが無いと怖くて遠出出来ない→すご〜く困るので、やむなく新しいGPSを導入する事にしました。
ということで、Garmin Edge800 英語版(ぉ
「え? Edge810じゃなくてEdge800…?」
そう、現行のEdge810ではなく、型落ちのEdge800。
「今ごろ、よくそんな旧機種が買えたね」
もう普通に売ってるのは殆どEdge810(2013年夏発売)に切り替わってますが、Edge800も、探せばまだ見つからないことはないみたいです。
なおかつ、これは中古と言うかNOH(Newly Overhauled)という「メーカー再生品」。故障で返って来た機械をメーカーが再生した、リファビッシュ(refurbish)機って奴。新古や修理上がり品という代物ですな。
「なんでわざわざそんなゲテモノを」
コスト優先。Edge705が意外とあっさり壊れちゃった→やはりGPSは精密機器で、毎日使う以上高コストで最新機種を買っても同じ運命を辿らないとは限らない→同じ機能が得られるなら、安いに越したことはない。
可動部が少ないこうした製品だと、新品だからその分長持ちするとかもない→いつか死ぬということなら、低コスト品のほうが負担が小さくて済む。どうせ毎日使ってれば傷も付くしへたりもする訳で、ピカピカでない事など気にもならない。
ちなみにEdge810の定価は700ドル、Edge800の定価は650ドルで、定価ベースでも新型の810が高い。Edge800は処分品扱いになってるところもあり。
個人輸入品なので最近円が随分安いのが地味に痛いですが、意外と高価な心拍計&速度センサを含むパフォーマンスバンドルという奴で35k円くらい→810に比べてそれなりに安い。
まぁ速度センサ等は705で使ってた奴をそのまま使う→今回Edge800についてきたモノは予備部品扱い。
Edge705が「打ち所が悪くて」死んだ→同様の悲劇の発生をなるべく抑止するべく、Edge800は保護シリコン樹脂カバーを付けて運用します。これは705の時代には見掛けず、800になってから出回り始めたものと思う。
軟質樹脂バンパー…つっても薄いのでどこまでアテになるのか解りませんが、硬いものと硬いものが直接衝突するよりは、多少なりとも掛かる力が撃力でなくなり、Gが軽減される事を期待。裸拳に対するオープンフィンガーグローブ的な(^^;;
タッチパネルをべたべた触る事になるので、保護フイルムも貼っときました。Edge705のようなジョイステック部が無く、かなり単純な形状で済むので、100円ショップで買ったiPhone用の保護フイルムを、適当にハサミで切ってぺたり。(300dpi)
地図データは、Edge705で使ってた地図CD-ROMからMapSource経由で再度インストールしても良かったのですが、この地図ももうかなり古い事、そしてコンビニやサイクリングロード等の表示が充実しており、自転車で使うのに地味に便利という事で、
に切り換えました。
地図表示中に、「三番町通りを東進中」「間もなく11号線」とか表示されたのは、かなりビックリ。ただしその分地図表示が小さくなってしまうので、こうしたナビゲーション表示を有効にしておくかどうかは、かなり悩ましい。
Edge800/500用のマウントはEdge705用のマウントよりも微妙に設置幅が広く、Edge705に合わせてギリギリまで追い込んでいた通勤超特急Bianchi LUPO-D号へのインストールは若干手間取りました。
この部分には強力前照灯×2とドライブレコーダー、およびハンドルバッグがギリギリの隙間で集積設置されてるので、こちらを動かすとこちらが入らないという干渉が発生。最終的に、便利ホルダー2の幅を若干拡げる事でなんとか収めました。
Edge705のミニUSBポートは真裏と言うか真下方向でしたが、Edge800は水平方向に変更されてました。こちらは便利ホルダー2だとステムと干渉するかなり微妙な向きなのですが、これも微調整で干渉せず結線可能なようです。
これで、外部電源を供給しながらの超長時間使用も可能に。
Edge800は画面が大きくなった分表示項目が増え、追加された温度計とかカロリー表示まで同じ画面に集めて喜んでます。通勤用だとこれで必要充分。ヒルクライム等だと斜度および累積標高が要るので、もう1枚ソレ用の画面を作っておけば良し。
サイコン画面として表/裏の2面しかなかったEdge705に比べ、Edge800は最大5画面も作れちゃう→過表示マニアの血がうずきますが、「同じ所を何度も押して順番に切り換える」トグル動作ではなく、左右切替を要求されるのは少し煩雑。
まぁ2〜3画面に制限しておけば、使い勝手もそれほどは違いません。自動画面切り換えは、ちらちらしてとても見てらんない(^_^;)
あと、タッチパネルは「ポケットに入れとくと変なとこが押される」事故多発。知らん間にカレントバイクが変わってたりする(-_-;)
Edge800では、Edge705でもあったドライブレコーダーを動作させてるとGPSジャマー化問題がより強く出るみたいだったので、その対応として、
ワイドワーク 電磁波・ノイズ吸収シート ノイズフセーグ03S 70×110×厚さ0.3mmスモールサイズ WW-GM03-S
をGPS側に貼ってみました。本来ならノイズ発生源であるドラレコ側をシールドすべきなんでしょうが、Edge800側のほうがラクそうだったので、型紙を作ってGPSの下面に敷き込んでみた。
結果>
ドラレコを動作させると見える衛星数ががくんと減り、GPS Accuracyが6m→30〜50mと激増しますが、対策前は「まったく見えない」だったので、それなりの効果は有る模様。