えひめ酒だる村(跡地)
一昨年のお盆、ワタシは東温市の酒だる村跡まで自転車で昇ろうとしたのですが、途中の坂のきつさに負けて、足を着いてしまいました。
具体的には↓ココ。
あれから2年、体重を5kg、自転車を2kgほど軽量化して再挑戦します。
今回は、他にもテストするものが幾つか。
・自作傾斜インソール
ワタシの場合、「サドル高の調節」と「クリート位置(というか外旋角度)の調整」で随分軽減はしたものの、
「長時間自転車を踏み続けると右ひざの外側が痛くなる(腸脛靭帯炎)」
という問題が有りまして、そのため長距離走行を計画するときは、右ひざをサポーターでがっちり固めて出発します。
「サポーター以外に膝のブレを軽減する方法はないの?」
と聞いたところ、
「膝がぶれて外に流れる場合、外側の靴底を厚くするのがセオリー」
とのこと。要するに
みたいな「傾いた靴底」を作る事で、力を傾け踏み込んだ際に膝が流れないようにしてやればいいみたい。
そのための市販品シムはけっこう高く、しかも「膝が内にブレないよう」内側を高くする設計だけど、
自作 シューズカント調整プレート [サイクルベース名無し]
というやり方も紹介してもらったので、早速同じものを作ってみます。膝が外に流れないよう、外高で。
しかし、「傾き」をフツーにカントって言うんだね。線路の傾きをそう呼ぶのは知ってたけど、他にも使える一般名詞とは知らなかった。
ラジアンは57.3度なので、基線となる足の横幅を100mmとした場合、
100mm x sin(1/57.3) = 1.7mm
100mm x sin(2/57.3) = 3.5mm
2度弱の傾きを作りたい場合、目標高さは3mm強になるみたい。それだけガムテープを積層して小指側を上げれば、足底が内側に2度弱傾くことになる。
作業は、ひたすら貼ってハサミでじょきじょき切り抜くだけ。なにも難しくありません。テープの貼り間隔をちょっと計算し損ねたようで、3.1mmは目標よりもほんのちょっと低いけど、まぁいいか(^_^;)
・ドライブレコーダーの外部電源駆動
自転車にドライブレコーダーを搭載して日々運用してるワタシですが、ドラレコの内蔵バッテリーでは800mAhで2時間ほどしか動きません。
ドラレコ搭載の主目的である自転車通勤だとこのくらいでもなんとか足りるのですが、半日とか走るロングライドではとても足りない→ロングライドだとドラレコを諦めるか、外部電源供給するか、の2択となります。
ドライブレコーダーが有る状態に慣れちゃうと「録画記録を取っていないこと」を不安に感じるようになってしまうので、可能ならば記録を取り続けたい。出来ればメモリカードの容量一杯、10時間とか。
ドライブレコーダーの電源はDC5Vなので、スマホ用に沢山出回り始めたUSB外部バッテリー等の流用でなんとでもなるだろうと軽く考えていたら、
・自転車車載の振動は意外と大きく、スイッチ付電源だと勝手に切れる事多数
・自動OFFが付いた電源だと、対象が満充電と判断したら勝手に切れる
の2つが意外と厄介で、手元のUSBバッテリー流用では2時間を越える運用が出来まへんでした(+_+)
ということで、ドラレコ用に別途仕入れて来たUSBバッテリーが、こちら。
スマートフォン用2ポート搭載モバイルバッテリー DE-M01L-1920 [ELECOM]
大容量大出力の割にコンパクトで、
・充電端子に通電すると充電
・放電端子に負荷を繋ぐと放電
というシンプル極まりない仕様。スイッチも自動停止もなく、要求仕様に適合してる割に結構安売りされている(笑)
車載用に、100円ショップの耐衝撃ケースに入れます。ケース内のすき間は、切ったスポンジで埋めてがたつきを押さえる設計。
結果>
5時間録画して、バッテリー半分残ってる表示でした。
ということで、ドラレコの外部電源化テストは良好な結果で無事終了。ただし、ドラレコの動作中は(ドラレコの出すノイズの為)GPSの誤差が大きく、2回曲がり角を間違えるハメになりました(^_^;)
自位置が12mとかズレると、特に5叉路とか「やや曲がる」等の複雑なナビゲーションの読み取りが難しくなります(^_^;)
膝は、とりあえず無事でした。インソールは、かさ上げした足の外側に確かに圧迫感を感じますが、それで膝の動きが変わってるかは解らない。60km/標高350mくらいだと、大した負荷にならないし。
レーザーで足のところに垂線引いて、ローラー台で回してる所をデジカメの動画で撮れば膝の動きを解析出来るだろか…?
今回は、急坂もなんとか無事登り切ることができました(^_^)
ちなみに問題の坂のドラレコ記録。この路面縦溝が結構うっとおしかったです。