クランク165mm化
ワタシの通勤超特急Bianchi LUPO-D号と、相方のロードバイクAnchor RA5は同じ9s車で、基本的に同じコンポが付いています。クランクも同じFC-4550(170mm)。
「身長差20cm以上あるのに、これってなんかおかしくね?」
完成(自転)車が何も考えず皆170mmクランクで組まれてるのが原因な訳ですが、脚の長さの差とか考えたら確かにそうだわなぁということで、フロント46t化で最高速度が低下してる相方のRA5のクランクを、170mm→165mm化してみる事にしました。
クランクの長さの選び方 [サイクルベースあさひ]
ということみたいだし。
ということで仕入れて来た中古165mmクランクセット。
とりあえずお試し&奮発していいモノを渡してもその値打ちが解らない相方(ブレーキのBR-4500→BR-6600化で違いが解らなかった)なので、4k円の超安物。SORAグレードのFC-3450クランクセット中古品(165mm)
「たかが5ミリの差」
と軽く考えてましたが、実物を見比べると明らかにクランクアームの長さが違います。これだけ違うと毎秒1回以上屈伸する膝の角度に、けっこう影響しそう。
冷静に考えると、サドル高を2mm弄ったら随分自転車の印象が変わるのに、ペダル最下点と最上点の距離が1cmも小さくなる事が、無影響な訳がない。
両クランクを見比べると、形状はあまり変わりません。裏側の肉抜きも大体同じくらい。TIAGRAクランク(FC-4550)に為されているグレーの着色加工が為されてない…くらい? SORAクランクは生地と言うか、生のアルミ色。
そもそもFC-4550とFC-3450は定価が倍半分くらい違うクランクセットなので、その点だけでもまったく同じモノとはちょっと考えにくく、何かが必ず異なるはず。見た目では解らない、たぶん材質系の何かが(^_^;)
両者比較。
FC-4550
FC-3450
同じシマノの2ピースクランク同士(FC-4550→3450)なので、今回BB部には手を加えずそのままクランクだけを取っかえます。FC-3450に付いてたSORAのギア板(50/34T)は使わず、FC-CX50用のアウター46Tと、FC-4550用のインナー34Tを使用。
汚ねぇ(^_^;) 勿論綺麗に掃除します。
ということで、交換。アウターギアとFDのすき間が異様に開いてるのは46tギア(シマノ Y1MS98050 FC-CX50 チェーンリング 46T-G)のせいで、クランクとは無関係。
結果>
思った以上にポジションが激変しました。ポジションの基準となるクランク最下点が5mm上がるので、サドルがその分上昇→ハンドルが相対的に低下したため、ステム交換を含むかなりの大手術で辻褄を合わせてます。
そして、クランク最上点が1cm下がる→膝の上がり方が格段に小さくなり、上死点をのりこえる「よっこいしょ」的な動きが小さくなってケイデンスを上げ易くなったみたいです。足が短くてケイデンス上げられない人に良さそう。
身長比で言うとむしろ160mmクランクのほうが適合するのでしょうが、160mmは本格的なクランクにしか設定されていない→高いので、当面これで我慢(^_^;)