3つめのボトルケージ

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Bianchi LUPO D号は通勤超特急車なのでロングライド系の装備はかなりおざなりだったのですが、今年の夏はかなり山のほうにも入るつもり→自販機も無い山道で水が切れるとフツーに死ねるので、水の積載はかなり深刻な問題でした。

半日以上自転車に跨るようになると、水分と糖分の継続的補給は死活問題となります。補給不能な地点でこれが尽きると「パフォーマンスが低下する」というレベルでは済まず、「動けなくなる」「帰れない」「遭難」のコンボが確定する(^^;;

ハンガーノックに陥った大洲行きの時は偶々生きている自販機がそこにあったのでなんとかなりましたが、主要道路を離れると何キロも自販機が無い事もあり、洒落になりません。

LUPO D号のボトルケージは2つあるのですが、うち1つを常にツールボトルが占有しているので、水筒1本のみ。そのため遠征時は500mlボトルではなく700〜900mlの大型ボトルを常用してましたが、限度があります。

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ちなみにツール缶の中身。

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こちらは基本的に「軍手入れ」ですが、勿論トラブルに対応するための携帯工具タイヤレバーは手放せません。ちなみに予備チューブやタイヤブート等はフロントバッグに収納してます。

そして携帯工具よりも通常工具のほうが使いやすいので別途足していき、ディスクブレーキ調整用の10mmスパナも要るし…という結果がこの有様。ぶっちゃけ携帯工具は今まで一度も使ったことがナイ(^_^;)

しかしチェーンツールとか付いてるので、緊急時を想定すると重い携帯工具を手放す事も出来ない。タイヤレバーは、もっと薄いの2枚でも構わないので入れ換えるかも。

指が太く打撃戦闘を想定し爪をギリギリまで削り込んでいる→細かい作業時にいつも苦労するのでピンセットやら精密ドライバーまで入ってます。

重い…(^^;;

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こういった携行品はサドルバッグに収納して装着する事が多いのですが、LUPO D号はキャリア+キャリアバッグを常用しているので、サドルバッグはキャリアバッグと干渉して取付けることができません。

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山に登るときは重いキャリアバッグを外し、かわりにサドルバッグを付ける(更なる軽量化を企図する場合はキャリアそのものを取り外す)こともあるのですが、この入れ換えやら付け外しが結構面倒くさい(^_^;)

そしてサドルバッグのベルクロ取付けがいい加減だったりすると、はっと気付くとサドル下でサドルバッグがぷらんぷらんとたれ下がりエライことになっているとか。

ということで、山登りシーズンに備え、ぱっと手の届く位置に無くてもいいツール缶を、ダウンチューブ下に移動することにしました。ツール缶をこの位置に固定出来れば、ボトルケージを2つ共水筒に使え、手間無しに水を沢山持ち運べる。

追加ボトルケージの取付け(ボトル台座の増設)には

バイクガイ どこでもケージホルダー

を使います。

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ボトルケージは当初樹脂製のものを使ってみましたが、ツールボトルが重い事もあり、ケージの剛性が低いと口が開く様に変形しやすく、ぷらぷらして危ないので金属製のがっちりしたものが良いようです。

金属ケージは適当なのが無かったのでグランジのをお友達から貰いました。大感謝!(^_^)

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ダウンチューブは角度が浅くて重さが固定に効きにくいので、衝撃ですっ飛ばないようツールボトルをベルト固定。幾つか試しましたが、伸び縮みしないベルトをバックルで締め上げるのが一番確実みたい。

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「すっ飛ばない」だけならゴムとかベルクロ系の固定でも大丈夫そうでしたが、「回転しない」とこまで固定力を上げようと思うとバックル必須っぽい。

LUPO D号の場合、このダウンチューブ下の位置には既にミニフロアポンプAxiom Enforce Air Pro Gaugeが装着されていたので、ツールボトルに押し出される形で携帯ポンプは右シートステーに移動しました。

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携帯ポンプ、この位置だとタイヤのハネ上げが当たりにくく、また上から汗が垂れて来て汚れたり錆びたりという危険性が低くなるので、パニアバッグ装着時に微妙に干渉するものの、全般的にそう悪く無さそうです。