富士フィルム FinePix HS10

投稿日:

愛用のHS10が、自転車で走る時ちと嵩張って重いので、新しくコンパクトデジカメを買いました…という記事を書こうと思ったら、そもそもこちらには「HS10を買いました」という記事を作成してませんでした(^_^;)

3-Mode 900-Lumen LED Bike Light Set

ようやく機材を更新して夜間撮影できましたorz

とだけ書いて、なにを買ったかとか全然書かないまま、いきなり写真をぺたんと貼っている模様(^^;;

記録によると、HS10の購入は2010年8月。

既に型落ちしてしまっている機種でもう情報を求めているヒトも居ないでしょうが、とりあえず記録の意味で、2年近く経ったいまごろ記事化しておきます。

旧来使用していた6900zとの比較。

120422a.jpg

120422b.jpg

グリップ部に内蔵される電源が、かまぼこ型の専用バッテリー→単三電池に変更されています。

120422c.jpg

記録メディアはSD/SDHCカード。

120422d.jpg

6900z(330万画素)の画はけっこう気に入っていたのですが、6倍ズーム機なので、鳥とか飛行機とか、遠くのものを撮るのには向いていませんでした。

またAFの追従が遅かったので、動くものを撮るのも苦手。さらに記録メディアがスマートメディアだったので最大128MBしかなく、しかももう買えない(^^;;

ということで、6900zのコマンドダイヤルが効かなくなって新機材を導入しなければならなくなったとき、ワタシの考えたのは

・出来るだけ長いレンズのコンデジ
・AF合焦の早いもの
・SDカード使用

という条件でした。管理や操作が煩雑な一眼レフはまったく考慮に入らず、レンズ一体型のコンパクトデジカメで、なるべく要求性能に近いものを探してた。

で、この条件下でもっとも費用対効果に優れていると思われたのが「ネオ一眼」と呼ばれるカテゴリーな富士のHS10だと思われたので、この機種を購入した次第。買った時点で30K円くらいでした。

30倍ズーム、720mm相当望遠という超ズームレンズは非常に強力で、これまた強力な手ぶれ防止機構とあいまって、ちょっと普通では考えられないような写真が、手持ちで簡単に撮れてしまいます。

120422e.jpg

ワイド端(24mm相当)

120422f.jpg

テレ端(720mm相当)

120422g.jpg

ワイド端(24mm相当)

120422h.jpg

テレ端(720mm相当)

120422i.jpg

ワイド端では豆粒くらいにしか写らず、何処に居るのかぱっと解らないような対象を、ぐりっとズームリングを捻るだけで、手持ちのままアップで撮ることができます。

あまりにぐわっと寄るので、最初は「げっ」っと思ったくらい(^_^;)

勿論このムチャクチャなズームレンズにはそれなりの代償がありまして、特にワイド端ではそれが顕著に見えてしまうのですが、これもちょっとズームして30mm以上くらいにしてやれば目立たないし、ズームめなら結構大丈夫。

6900zではかなり深刻だったAF合焦動作の遅さや不確実性も、HS10では随分改善されました。6900zは特に薄暗いところでピント合わせをすぐ諦めてましたが、HS10はAF補助光を出して暗黒条件下でも抗堪します。

液晶は縦方向のみ可動。ボタン類の配置も悪くないです。

120422k.jpg

HS10は形状こそ多少それっぽいものの所詮コンパクトデジカメで、一眼レフと同じように写真を撮れる訳では全然ありませんが、手軽に取り扱えるわりには各種設定も豊富で、意図を反映させやすく出来ています。

まぁデカくて重い(750gほど)ので気軽に持ち歩けるというわけではないけれど、サイズが手に馴染むし、かなり万能に近いカメラで愛用してます(^_^)

ソフトケースは、

ELECOM 折りたためるデジタル一眼レフカメラケース DGB-S010BK

というのを使ってます。

120422j.jpg

ぴったりサイズと言うほどではないけど、安いしこれで充分かと。

ビデオカメラライト。

SYD-0808 64-LED 480LM Continuous Lighting for Camera and Camcorder (4*AA) [DX]

一瞬しか発光しないストロボに比べ、継続的に光るLEDライトはプレビューが出来て便利な事も多いです。

120422l.jpg

120422m.jpg

結構重くて嵩張り(単3×4本)これ単独で撮影出来るほどの光量ではありませんが、近接撮影時の補助光としては使いやすいので出動回数多め。

これでもう少し(というか倍くらい:^^;)明るければブツ撮り等で随分使えると思うのですが、重くなるのも高くなるのも嫌なので、このあたりで妥協。