トピーク スマートヘッド アップグレード キット
自転車用車載ポンプを弄ったついでに、段々とへたりが目立ってきたお家据え置きフロアポンプ、トピーク ジョ−ブロー スプリントの先も交換。
拙宅の旧型スプリントには元々ツインヘッド型の先が付いており、先に口ゴムパッキンも交換してはみたのですが、それでも空気入れ時の「漏れ」が止まらなかったのでこれを丸ごと新型と同じスマートヘッドに替えてみました。
アップグレードキットとはホース付け根の規格が異なるため、実際の「アップグレード」の方法は元のホースを切って途中から接ぎ木するという、かなりショッキングなモノに(^^;;
こうして新型に変わった空気入れのさきっぽですが…、正直なところ空気の入れ易さは、新旧ヘッドであまり変わりません(^_^;)
ただ、スマートヘッドは米式バルブも仏式バルブも同じ穴→内部が二段になってるせいか、(細い)仏式バルブをかなり深くくわえ込むようです。
ということで、短めのバルブ+深めのリム(=バルブの出が少ないホイール)だと、このヘッドでは上手く空気を入れられないかもしれないです。
あとスマートヘッドのほうが、比較するとロック時に斜めになりやすいかも。構造上、同じ手でヘッドを持ちながらレバーを起こすのが難しいです。ロックレバー自体も固めで、ズレたりバルブを折らないようがっちりヘッドを持ち、もう一方の手でレバーを起こさないとロック出来ない。
片手で、たとえば親指だけでロックレバーを起こすことも出来なくはないのですが、バネが強いこともあり指を挟みそうでお勧め出来ません。ヘッドを捻るとチューブというかバルブ側への負荷もかかりそうなので、両手推奨。
そして、ツインヘッドだと貫通構造なので、加圧後ロックをオープンした際に圧力が非使用側のバルブにも逃げ「無反動砲」みたくなってたのですが、スマートヘッドは非貫通構造で圧力の逃げ先がない→ロックを外すと結構「ばひゅっ」っと来ます。
6気圧程度だと噴気のイキオイでヘッドがすっ飛ぶほどにはなりませんが、この調子でもっともっと高圧(10barとか)を掛けるとヤバいかもしれず。
ツインヘッドはヘッドが「深さ(高さ)」方向に邪魔っけな感じでしたが、スマートヘッドはヘッドの「横幅」が結構邪魔っけな雰囲気。あまり32Hとか36Hとか、多スポークなホイールには向いてないかも(^_^;)
ゴムパッキンを固定するポンプ口部のリングは
ツインヘッド:樹脂製
スマートヘッド:金属製
に変更されているので、精度、もしくは強度的な問題があったのかもしんない。
まぁどうこう言いつつも、新品ヘッドはパッキンがへたったヘッドよりも「確実」に空気を入れられる訳ですが。そしてスマートヘッドの方が少しだけ安い(^_^;)