Axiom Enforce Air Pro Gauge

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出勤中、抜重こそしたもののちと勢いよく歩道の段差に乗り上げたら、LUPO D前輪(今は前後とも700x28c/反射リング付。前タイヤはミシュランCITY、後タイヤはシュワルベマラソン。)のチューブが死んでしまいました。

「とうとう(初の)リム打ちか!?」

と思ったけど、どうやら衝撃でバルブコアのゴム栓が死んじゃった(?)みたいな感じ。水に漬けるとチューブに穴はあいてないんだけど、バルブからゆっくりと空気が抜けて行きます。

ちなみに同症状で交換したチューブはコレで2本め。愛用のシュワルベチューブはゴムが厚くて空気が抜けにくくなかなか破れません(その代わり大変重い)が、こんな風に死んでしまうみたいです。

全般状況としては結局スローパンクなので、とりあえず空気をつぎ足しつぎ足しで走るかと常にLUPO D号のダウンチューブに括りつけてるBeam XOP ミニフロアポンプを外したのですが…。

なんだか上手く空気が入りません!(>_<;)

途中まではしゅこしゅこと調子良く入っていくのですが、ある程度(ゲージが無いポンプなので正確には解らないが、タイヤの固さからみて50psiくらい)の圧力になると

「ばしゅーっ!」

とポンプ口金嵌合部の気密が敗れ、空気が漏れてそれ以上加圧することが出来無くなってしまいます(-_-;)

ポンプの口金部分はゴム製なんですが、このどうやらそのゴム製シール部品が劣化して高圧力に耐えられなくなってしまった模様。

50psiまで上げればなんとか走れなくはない(LUPO D納車時は32Cに40psiくらいしか入ってなかった:^^;)のでゆっくり走ってなんとかその日は乗り切りましたが、

・高加圧不能携帯ポンプ
・ポンプ補修部品入手不可

ではいざという時非常に困りますので、代わりの携帯ポンプを手配する事にします。

サイズや携帯性を重視するならミニポンプ+グランジ ポンプアダプターみたいな選択肢もあった訳ですが、地面に押し付けるミニフロアポンプには大きくて重いなりの価値があると思ったので、今回もミニフロアポンプを選びます。

そして、状況把握にはやはりゲージが付いているに越した事はないと感じたので、今回はゲージ付き。そして、将来ゴム部品がへたった時に補修部品が入手出来るもの。

この条件だと定番としてはトピーク ロードモーフGになるんでしょが、メインのフロアポンプも、相方の携帯ポンプも、LUPO Dのキャリアバッグもトピーク→トピークばかりと言うのも面白くない(^^;ので、今回は敢えて違うのにしてみます。

Axiom Enforce Air Pro Gauge

MSRP: CAD $29.99
160psi maximum pressure
Weight: 250g
Length: 34cm

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ゲージ付アルミ製ミニフロアポンプ、可動式の樹脂製T字ハンドル装備ということでロードモーフG(Max 140psi)に大変良く似てますが、こちらはMax 160psiをうたってます。

まぁこれはたぶん「手が丈夫で力が余っていれば」という注釈付きなんでしょう(^_^;)

メーカー希望小売価格が30カナダドル…ということは、概ね2,500円くらいの計算でしょか? つまり、定価よりも少し高く買ったようです。それでも競合品よりは少し安いみたいだし、まぁいいけど(--;;

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ホースは引っ掛けて折り返す設計で、かなり長く柔軟なホースが付いてます。ポンプハンドルのフックにこのホースを引っ掛け、その弾性で固定する構造。邪魔になるホースを機構部品にして合理的に伸ばす。よく考えられてます。

もしかして、従来のXOP ミニフロアポンプ用のブラケットにそのまま付かんかな〜とも思ったのですが、Enforceのほうが一回り細く、ベルクロテープで固定してもかたかた言う&ポンプ自体もゲージ等装備品が多く、フレームの横に付けると嵩張ってクランク内側との空隙が殆ど無くなったので、諦めた。

ちうことで、オフセット0(つまり、ボトルケージ台座にボルト止めするとケージと排他)の専用ブラケットを、タイラップでダウンチューブ裏側に固定。

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この位置に付けられるのは、シクロクロス車ならでは(笑) ロード車では前輪とフレームにこれほどのクリアランスはありません。

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そんなに余裕が有る訳でもないけど、接触の心配は無さそう。

専用ブラケットだけあってポンプもがっちりと止まり、カタカタ音もしなくなりました。最初からベルクロが付いてるので、落として無くす心配も無さそうです。

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肝心のポンプ性能は…まぁまぁです。あくまで携帯用ポンプで本物のフロアポンプと比較出来るようなものではないですが、緊急用の携帯型としては充分な性能。

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この辺までは楽勝で入りますし、

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ゲージ精度もこんなモン(液晶撮るのってホント難しくて、画像処理で無理矢理読めるようにしてます)。脱着での漏れを考えると概ね読み取り誤差程度だと思う。

今回は交換用のゴムシールとかも既に確保しているので、これで数年程度は使えるだろうと期待してます。

リビルドキットにはなんか他機種用と思われる部品も沢山入ってるけど、Axiomは機種がトピークほど多いわけではないので、相対的に「使えない部品」は少なめ(^_^;)

よく見ると、このポンプも他社から同じようなカタチのが幾つか出てるなぁ。たぶんどれかがどれかのOEMなんだろうけど、よくワカラン。