Bianchi Lupo D 1年

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100919a.jpg相変わらず通勤その他に使ってます。段々市外も走るようになり、1回で走行する距離が伸びてきました。

それでも累計すると1年で大体4000kmくらい。往復10kmの通勤(雨の日は乗らない)+αとして、あまり多いとも言えません。

しかし、Lupo D購入以前に「自転車で100km走る」とか想像したこともなかったけど、既にその辺は十分実用範囲内に入ってます(^O^)/

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この自転車は元々「通勤快速車」として選択した自転車なので「登坂」や「高速巡航」に極めて向いていません。が、徐々に搭乗者が慣れて来たのか性能が向上して来たのか、そうした状況でもそれなりに走れるようになってきました。

勿論装備重量18kgにも達する32cタイヤの自転車で軽量ロードバイクと同じように走るのは無理ですが、速度面さえ割り切る事が出来れば、路面状況に対して鈍感な特性と高い耐パンク性能で気軽に路肩を走れます。

荒れた路面でも、ほとんど自転車任せでおK。タイヤボリュームが有り慣性と直進安定性が高いので、突き上げを食らっても縦溝を踏んでも殆ど不安定な挙動を示しません。常に25km/h以下でだらーっと走るなら非常に快適。

まぁ、もうこのモデルは売られてませんが(^_^;)

ステムが短く上向きに」は、その後すぐに止めて元に戻しました。現在は130mmのステムが付いてます。

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ハンドルが高くて手前のほうがラクかと思ってたけど、ある程度の時間/距離を走ると尻は痛くなるしヒザ上ばっか疲れてむしろ長持ちしませんでした(^_^;) 上体を折り畳んだ前屈フォームのほうが、背中側の筋肉も使えて長持ちする模様。

同様の理由で、「角度が細かく調整出来る」と導入した2本締めシートポストも再交換。代償としてのMTB用セットバック0mmはサドルが凄く前に付いちゃうので、ロード用セットバック30mmで1本締めの安物アルミポストに替えた。

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サドルの後退幅は、特に長時間乗る場合にかなり重要っぽいです。たぶん背面側の筋肉に仕事を割り振る割合を決める主要素。

ポジションさえちゃんと出しておけば、1日100km以上走れました。ヒザが痛くなるのも、踏み脚間隔等をいじって出なくなったみたい。

結局、右のつま先は若干外向きに。どの本にも「それは駄目」と書いてあるんだけど、これ以外の角度だとヒザの外側が痛くなるので仕方ない。あまつさえ、ペダルねじの内側に自作のスペーサーを噛ませて踏み脚の間隔をさらに増やしてたり。

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SPDペダルでは、クランク外面-クリートキャッチ中心が52〜53mmのことが多いけど、Exustar PM82は元々57mmとかあります。これをスペーサーで左右各+3mmとか拡幅し、さらにクリートをぎりぎりまで内側に付けて踏み脚間隔を最大限に確保。

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ペダルの外踏みはパワーロスが生じて効率が悪いらしいんだけど、今のところこうしないとヒザが痛くなるのでどうしようもない。そして、一度ヒザが痛くなってもこれだけ外を踏んでるとそのうち治ってくるので、その方がラクらしい。

肥満脚のせいなのか、脚が曲がってるのか…。

KNEESAVERS clipless bike bicycle pedal extenders

なんてのもあるみたいなんで、ワタシ以外にも「外を踏みたい」ニーズがあるのは間違い無いと思うんだけどねぇ。

まぁそれでも、さすがに左右各+20mmは無理だと思う(^^;;

ブレーキは、UNEX UN-BP018の当たり面が摩擦熱でガラス状となってしまい、ローターへの食い付きが非常に悪くなってしまったので、結局前後ともサーファス DBPS-1になりました。

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たぶんこれもガラス化したパッド表面をサンドペーパーで荒らすとかすればまだまだ使えるんだろうけど、めんどくさいのでさっくり交換(^_^;)

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DBPS-1はローターへの攻撃性が極めて高いタイプのざりごり系パッドで、これだとすぐローターが減っちゃうと思われますが、その分ブレーキング初期から食い付きが良いです。予備ローターも既に用意済み。

サドルは色々迷走中。取っ換え引っ換えしてハッキリしたのは

「かなりレーシングな細首サドルでないと太股の間に収まらない」

ということで、あと「あんまり座面に凹凸があるサドルは好きじゃないみたい」というのも解って来ました。フィジークはアンコに股間が埋まり込む感じだし、セラSMPは幅が股間に収まらなかった。

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いまはとりあえず予備の安物サドルを付けてます。このカタチのサドルはコンパクトで回す邪魔にならなくて悪くないんだけど、薄い樹脂製ベースがしなる代償としてあまり寿命は長くないみたい。

半年乗ると、レザーを止めてるステープラー針浮きまくり(^_^;) 座った感じもなんだかふにゃふにゃになります。針をきちんと打ち込み直せば元に戻るのかなぁ?

リアスプロケットへの28Tの追加は、個人的に大正解。たった何百円の投資で「行けないところ」が随分減りました(^_^) ギア比の低下は登坂速度の低下に直結する訳ですが、ヒザが痛くなったり「手も足も出ない」よりは格段にマシ。

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まぁ、それでも8%超の坂が長く続くとまだ非常にキビシイけどね…(^^;; いまのところ、平均斜度5%くらいが「シッティングで登れるか登れないか」の境目の模様。そして、ダンシングで無理矢理登れる距離はメートル単位orz

クランク回りは、バッシュガードが付いただけで基本的にノーマルのまま。一応チェーンジャムプロテクターとかも付けてみましたが、いままで一度も役に立ったことはないようです。擦った跡ぜんぜん無い。

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靴はやはりSPDが多くなりました。普段はシマノ SM-RT41、長時間乗る時はNorthwave Rebelを履いてます。3本ストラップは保持力が高いし、軽量でソールが固く大きめサイズで足を締め付けられる感じがしないので疲れにくいみたい。

甲高幅広のNorthwaveは、デカ足の御用達ブランドです(笑)

「ただ走る」時は自転車ジャージとレーパンな事も増えて来ました。移動手段として自転車乗ってる時はさすがに専用服を着にくいんだけど、途中でコンビニくらいしか寄らない場合は足を回し易い格好のほうが合理的。

流石に「スーパーに晩ご飯の材料を買い出しに行く」場合等は、もっと普通の格好をするけどね(-_-;)