Bianchi Lupo D
昨年の夏から、愚妹に貰った自転車で自転車通勤してるワタシですが、段々自転車がボロくなって来ました(^_^;)
そもそもサイズが小さいうえ、足回りと駆動系にガタが出始め、ただ走行するだけのことが困難になってきます。挙げ句に右のクランクがガタガタになり、左のクランクがぽろりと取れた(^^;;
ちうことで新しい自転車を買うかと言うハナシになった訳ですが、実際に毎日通勤してると、それなりに思うことが出て来ます。一番大きいのは
「向かい風がすげぇうぜぇ!」
ということで、これに対応するため、少しでも低いポジションを取れるようにしたいということ。そのため、ドロップハンドル車である事が最初に決まりました。
当然の前提として、ワタシ用に購入する自転車として
・ワタシにサイズが適正であること
・ワタシの体重(装備重量で約100kg)に耐えうること
が要求され、さらに
・ブレーキに不安が無いこと
・空気抵抗を低減するポジションが取れること
が重ねて要求された訳ですが、ドロップハンドルの装着されてる自転車で通勤に使用出来る価格帯のものは例外なくブレーキが弱く、足回りもヤワであまり使えそうなのがありません(^_^;)
ということで、消去法で残ったのがBIANCHIの限定車LUPO D。
ドロップハンドル装着車はロードバイク系が多いのですが、LUPO Dはシクロクロスという種類でMTB的な部分を大きく持ってます。その分重い訳ですが、その辺はやむを得ない(^_^;)
そして、そうした自転車にさらに重装備…(^^;;
フロントバッグはモンベルのサイクルフロントバッグを日東の便利ホルダー2に装着。サイコンとバックミラーはブラックバーン。ベルに加えてベアーベルも付いてます。
ライト類はMTE M3-2をはじめ、旧ママチャリ号からそのまま移植。通勤用=夜間走行が大前提なので、DIXNAのドロップエンドライトやらトイザらスのスポークライトまで付いてます。シャンデリア状態。
街乗りだとどうしてもキックスタンドが要ります。LUPO Dはディスクブレーキな上にチェーンステー/シートステーが異様に細いので、装着にはちょっと工夫が必要。
リアキャリア&パニアバッグはトピークのエクスプローラー チューブラーラック(ディスクブレーキ対応型)とMTX トランクバッグ DXPですが、キャリアの足が極太なのにLUPOのキャリアダボが小さいため、無加工では付きません。
ワタシは足−ダボ他の干渉を避けるため10ミリスペーサーで浮かせてつけましたが、この方法だとリアエンドを閉じる方向に対して常にテンションが掛かるので、頻繁に後輪を外す方にはあまりお勧め出来ません。
加工の手間はまったく掛かりませんが、後輪を外す場合はまずキャリアから外す必要があります。
ペダルは片面SPDのExustar PM82。街乗り用だと完全ビンディングは難しいです。
機械式ディスクブレーキBR-R505は、かなり派手に鳴きます。片ピストン→ブレーキディスクを押し→歪めて対向パッドと挟む構造なんで、左右パッドの遊びもそれぞれ独立して、かつ割と頻繁に調整する必要が有り。
パッド裏にブレーキグリスでも塗れば少しはマシになるのかしらん? まぁ街乗りだと、鳴くブレーキも警笛代わりになって悪くなかったりする訳ですが(^_^;)
メタルパッドは固いので、ちゃんと調整してれば、握り込んでブレーキローターが左右パッドに挟まれる感触がかなりかちっとしてます。ローター材質のせいか、効かない訳ではないけど、絶対制動力はそう高くないかも。ぐっと握り込んでも。あまり前転する心配は無さそう。
LUPO Dはロードバイクっぽく見えるし駆動系はロードバイク同等ですが、ロードバイクのようにするすると走れる訳ではありません。32Cだし、踏むとかなり「重い」です。30km/hまでならラクに巡航出来ますが、それを超えるとちとしんどくなる。
まぁその分路面や段差を気にせずに走れる「鈍感」な自転車なんで、街乗り通勤には向いてます。タイヤボリュームがあるので縦方向の段差でも殆ど気にしません。
走破性はママチャリとほぼ同等、凸凹路面だと乗り心地は良くないですが、それでハンドルが取られる事はほぼ無いです。荒れ気味の路面を中速で走る道具としては非常によく出来てます。