yumでのアップデートに失敗する

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CentOS4で立ててたサーバのSmartdが

Device: /dev/hdb, 1 Offline uncorrectable sectors

と訴え始めました。hdbは37000時間≒4年以上酷使して来たHDDなんで、まぁ仕方ない(^_^;)

# smartctl -a /dev/hdb

=== START OF INFORMATION SECTION ===
Device Model: ST380011A
User Capacity: 80,026,361,856 bytes

9 Power_On_Hours 0x0032 058 058 000 Old_age Always - 37621

ということで要交換ですが、一応この型のHDDは買いだめしてて在庫があるし、RAID1を組んでるんでデータを喪失する心配も、そんなには無い。

が、久々にサーバにログインしてみると、なんか様子がおかしい事に気付きました。

「あれれ? アップデートが掛かってない…?」

このサーバはあまり管理出来ない事が最初から解ってたので、yumをデーモンで動かし自動的にアップデートするようにしてたハズですが、なんかうまく行ってないっぽい。

# yum update

Error: Missing Dependency: gcc = 3.4.6-9 is needed by package gcc-c++
Error: Missing Dependency: rpm = 4.3.3-23_nonptl is needed by package rpm-build
Error: Missing Dependency: rpm = 4.3.3-23_nonptl is needed by package rpm-devel
Error: Missing Dependency: gcc = 3.4.6-9 is needed by package gcc-g77

「はて? なにが壊れたのかな?」

# yum clean all

# rpm --rebuilddb

とやってみても変化無し。

詳しいヒトに聞くと

「そゆ場合はaptでやってみ?」

と言われたので、aptを入れます。

# yum install apt

# apt-get upgrade

パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
これらを解決するためには 'apt-get --fix-broken install' を実行する必要があるかもしれません。
以下のパッケージは解決できない依存関係を持っています:
gcc-c++#3.4.6-10: 依存: gcc (= 3.4.6-10)
gcc-g77#3.4.6-10: 依存: gcc (= 3.4.6-10)
nspr: 廃止: seamonkey-nspr (< 1.1)
nss: 廃止: seamonkey-nss (< 1.1)
rpm-build#4.3.3-26_nonptl: 依存: rpm (= 4.3.3-26_nonptl)
rpm-devel#4.3.3-26_nonptl: 依存: rpm (= 4.3.3-26_nonptl)
E: 未解決の依存関係があります。--fix-broken オプションをためして下さい。

# apt-get --fix-broken upgrade

パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
依存関係を解決しています... 完了

以下のパッケージがリプレースされます:
seamonkey-nspr (by nspr) seamonkey-nss (by nss)
以下のパッケージが削除されます:
gcc-c++#3.4.6-9 gcc-g77#3.4.6-9 rpm-build#4.3.3-23_nonptl
rpm-devel#4.3.3-23_nonptl

ふむふむ、この置き換え/削除が自動では上手く行かなかったんですな。

ということで、この問題を解決したら再びyumが使えるようになりました(^_^)