GENTOS SuperFire X Professional SF-502XP
ワタシは商売柄いきなり現場に赴かされることが多く、想定状況に独力無支援でもある程度までは対応出来るよう、常に道具/工具の類を色々と持ち歩く習慣が付いてます。
で、当然懐中電燈の類も常に持ち歩いておりまして、ここ暫くは近所のホームセンターダイキで買うたGENTOS RSS-024という1W級LEDライトを携帯しておりました。
ミリタリー&ガンマニアな趣味人としてはタクティカルライト等別の選択肢もあるんだけど、そーゆーのは高いし、所謂「普段使いの道具」なので、あまりこだわらない(^_^;)
このRSS-024というライト、安物なんですがそれなりの性能で、特に昇圧回路を内蔵し、電池の電圧変動に対して明るさの変動が少ない事、そして発色が真っ白で非常に明るいことが気に入ってました。コンパクトボディで持ち歩きにも便利だし。
が、所詮は1W級のLEDライトなんでそれなりの明るさでしかなく、これを自転車に取り付けると照度不足感があり、また自転車搭載時に光を目立たせ、かつランタイムを伸ばす点滅(フラッシュ)機能がありません。
で昨年、従来と同等サイズで5W級のLUXEON K2を搭載し、フラッシュ機能も付いたSF-502Xが発売されたのでこれに買い替えようと思ったんすが…
SF-502Xは、回収騒ぎとなって市場から消えてしまいました(泣)
どうも、熱設計がちょいと拙かったらしーです。まぁ5W級ともなれば相当の電流なんで発熱も大きく、熱設計がシビアになるのも当然なんですが。
“スーパーファイヤーX / SF-502X”販売中止のお知らせ (PDF)
仕方なくRSS-024を使い続けて1年ちょっと。ようやく件のSF-502Xが、改良型SF-502XPとなって帰って来ました!(^_^)
ちうことで、早速購入。「100ルーメン」の文字が誇らしげです(笑)
お値段は5K円程でしたが、なんか「期間限定のオマケとしてSFX-7Bを付けてやる」ということで、これも一緒に貰いました。小さいミニチュアLEDライトですが、これも一応1K円くらいな売価が付いてる商品の模様。
ちなみにRSS-024は単4×3、SF-502XPはCR123A×2、SFX-7BはSR41×3という構成です。RSS-024は全長134mm、SF-502XPは140mmなので、持ち勝手はほぼ同等。RSS-024で凹な転がり防止加工がSF-502XPでは凸なのがちと邪魔ですが、まぁ許容範囲。
実機を弄ってみると、特にセンターの集光部とか、確かに明るいことは明るい(25%のLOW POWERモードで、従来の1W級と大体同等の明るさ)んですが、それなりにクセのあるライトである事が解って来ました。
スイッチ>
RSS-024はオン/オフのみなので、しっかりしたクリック感でストロークの長い(=誤動作しにくい)オンオフのスイッチが付いてますが、SF-502XPは制御回路にコマンドを送る為のタッチスイッチなので、持ち歩いてる間に勝手に点灯する可能性がある。
ちなみにフラッシュモードのコマンドは「5秒長押し」。点滅間隔は約1秒。
配光パターン>
RSS-024はリフレクター底部にオレンジピール加工を施し散乱光を作る工夫をしているが、SF-502XPのリフレクターはつるっつるの超集光型。非常にスポットな照らし方で、なおかつチップ形状そのままの「四角い」パターンで照らされる。
非常に特徴的なSF-502XPのレンズ面。凸レンズの中心部をせん孔し、LEDチップのところだけφ7mmの凹となってます。「四角く」照らされるのは、この凹部を通った光がそのまま照らしてる部分みたい。
ということで、これから暫く使い込んでみるつもりです。