グリーンルーフ
拙宅は古いビルです。屋上面が居住スペース(およびサーバ置き場)の天井面になってます。そして、夏場はこの屋上が直射日光に晒されて高温となり、直下部分がとても暑い(^_^;)
ということで、従来は屋上面の上に木製のフレームを組み、防水布を被せて「仮設防暑屋根」とし、文字通り屋上屋を重ねて屋上面の直射を阻んでたんすが、今年はちょっと違った方法で天蓋を構築してみる事にしました。
そう、最近流行の屋上緑化(^_^)
とはいっても、所詮DIYであまり大規模なことはできないうえ、建物の強度にも防水にも不安がある→屋上にどさっと土を入れる方法ではなく、軽量土を入れたプランターを並べるようにしてみました、これなら、なんとか自分で出来そうだったので。
使用するプランターは、軽量を企図して野菜用の深型ではなく、草花用の浅いのを選びました。屋上設置なので、盗られる心配はあまりしなくて良さそう(^_^;) 植えるのは勿論、緑の悪魔サツマイモ。
ということで、植えたのが5月の末くらい。
今ではこんな感じ。「天蓋を形成してる」というほどじゃないけど、まぁまぁ茂ってるかな? カバー出来ている面積が当初の期待ほどではないので、次回はもう少しプランターを増やさなければならないでしょう。倍くらい?
土量が少なく、保水性に不安があること、また、屋上なので水圧が低く水の出が悪い→水やりに手間と時間が掛かりそうだったので、水やりは自動化しました。
潅水タイマーは、某所で安売りしてたタカギの水分センサー付かんたん水やりタイマーセット G216。しかし、セットのスプリンクラー他はまったく使用せず、散水チューブを繋いでます。
これが散水チューブ。捻れないようリボン状になったホースの片面所々にピンホールが開いており、水圧を掛けると水が飛び散る仕掛けです。
まぁ拙宅屋上だと水圧が低いので、「飛び散る」というほどの勢いはないんですが(^_^;) 潅水タイマー自体の圧力損失も、無視出来ないレベルです。タイマー付けたら露骨に水圧/流量が減りました。やむをえませんが。
サツマイモにはむしろ「水のやり過ぎ」のほうが悪影響が多いようで、良かれと思って大目に水をやると、葉っぱが黄色くなり枯れて落ちちゃう状況が見られました。
蔓の先端に新しい葉っぱは出来てるんだけど、元の葉っぱが枯れて落ちちゃう→「天蓋を形成する」という目的には、あまりそぐわないみたい。
「葉ぼけ」を狙って起こすので、肥料は多めのほうが良いようです。追肥すると、てきめんに葉っぱの量が増えました。
作戦目的から見て実なんかぜんぜん要らんので、このほうが良い感じ。
最近は太陽熱高反射塗料(遮熱塗料)なんてのもあるらしいので、塗り直しの機会があれば考慮したいかも。
おまけ>
サーバのHDD温度グラフ。気温ではないけど、サーバ室の気温と相関してるので。
6月アタマに/hdaと/hdcの温度が急接近してるのは、サーバをバラして掃除したから。「吸気口のホコリを取り除くとHDDが冷える」証明(^_^;)
なんか、また最近温度差が出来つつあるっぽい→そろそろ再掃除したほうが良いのかなぁ…(^^;;
温度自体は、仮設防暑屋根を付けてた昨年夏とグリーンルーフな今年とで、殆ど同じ水準みたいですねぇ。
サーバ室のエアコンは、結局この夏一度も動かさないままで終わりそうです。暑すぎて人間(=オレ)が居着かないので、対人機器の電源が入る機会が無い(^_^;)