PowerEdge SC440
DELLの年度末祭りの時に注文した新サーバが届きました。
新しいサーバはPowerEdge SC440。XEON 3040機です。年度末に40k円を大きく切ってたんで、かなり衝動的に購入ボタンを押しちゃった(^^;;
XEON 3000番台と言うのは、要するにCore2Duo(Conroe)と同じものみたいです。つまり、XEON 3040は同クロックのCore2Duo E6300と同等みたい。動作周波数1.86GHz(266x7)、FSB1066MHz、L2キャッシュ2MB。
インテルのCPUは今月末に値下げが予定されてるらしいので、その前倒しという側面が有るんでしょう。期間限定とはいえこの値段は、ちょっと安すぎるので。
現在のココのサーバはCeleron 2.0GHzなPowerEdge 400SCなんですが、XEON 3040ならTDP同等(60W台)で性能がかなり上がるみたいなので、コレに置き換えれば熱くならず電気代そのままでMySQL周りとかがもっと軽くなるかなぁ、とか。
しかし、sc4xxシリーズの呪いともいえる「2つの5インチベイの間に邪魔っけな桟がある構造」は、相も変わらず。これがあるだけで、マウントできる機材が随分制限される→とてつもなく邪魔なんだけどなぁ(^_^;)
購入時、小金をケチるため光学ドライブもマウスもキーボードも構成から外しちゃったので、電算機として使えるようにするため、まずその辺りを漁って必要な品をかき集めます。
よく考えるとUSBなキーボードはあんまり持ってなかったので、純正キーボードかUSB-PS/2変換器(デルのは結構評判が良い)は一緒に買っといても良かったな(^_^;)
仕方ないので、キーボードは480円の104キーボードに。「_」とか「"」とか「:」とかが慣れた位置に無くて打ちにくいけど、サーバ自体のキーボードを直接叩く事はあまり無いと思うし、まぁ良しとしましょうか。
メモリは512Mが1枚だけ。現在は寄せ集めながら640MBなので、少し減る計算です。そのうちに思いついたらこの辺をさくっと買っちゃうかも。
ケースを開けると、底板に貼りつくようにWestern Degital のWD800AAJSが入ってました。BTXレイアウトって未だ見慣れないので、いろいろビックリ。
CPUファンやストレージファンを、それぞれケースファンと兼用するレイアウトなんですね。エアフローは徹底的に「ケース前面→背面」。
ちなみにチップセットはIntel 3000、オンボードVGAはATI ES1000。SATA2 x 4、UATA x 1。
HDDは,HGST HDS721680PLA380を1台追加して2台体勢→ソフトウェアRAID1にしてみます。SATAなHDDも、未だあまり見慣れませんね。
なお、SC440はHDDレイアウトの関係上、SATAケーブルはコネクタ部がL字型に折れてる奴じゃないとケースに干渉します。注意。
加えて、SATAコネクタの逆差し防止でっぱり側にケーブルが出てるL字型コネクタである必要があります。HDDは基盤面、つまり「ハラ側を上」にして取り付けられるので、ケーブルもHDDのハラ側に出るよう取り付けなければなりません。
HDDのコネクタ部が削れてるのは、金属ラッチ付きのコネクタを、受けの無いトコロに無理矢理ねじ込んだ結果(^_^;)
試しにCentOS 4.4を入れてみました。おそらく認識しないだろうと思ってたオンボードのギガビットNIC Broadcom BCM5754もSATAもあっさり認識され、そのまんまでさくっと動き出しました。ビックリ。
ちうことで無事実験機が出来たので、これからいろいろやってみます。