RMClock
ココで使ってたサーバが、壊れました。
「メンテナンスのためケースを開けていじくり回し、その後組み立て直したら電源が入らなくなった」
という症状なので「壊れた」というよりはどーも「壊した」くさい(^^;のですが、結果は同じ。
で、仕方ないので急遽同型(デル PowoerEdge 400SC。セレロン2GHz)の予備機を投入して凌いでる訳ですが、予備機には予備機の仕事があり長期にわたって無いとそれなりに困るので、急遽SC430を注文した次第。
SC440デビュー直前(発注の数日後に発表)ということで、結構なバーゲン価格でした(^_^)
現物届いていろいろビックリ。まず、SC430はBTXフォームなので、マザボの付き方が逆です。
ATXはPCを前から見て右側にマザボが貼りつき、左側が開くようになってましたが、、BTXではこれがまったく逆。右側が開きます。また、PS/2ポートが全廃されてるため、従来のPS/2型CPU切替機が使えません。
SC400/SC420の5インチベイの間に付いてた、ひじょーに邪魔な桟が無くなったのは、スゴ〜ク評価出来るんですがねぇ(^_^;) ちうか、上部顔面となるプラスチックの枠が、まるごとパカンと外れます。5インチ/3.5インチベイの機器脱着は、前面から。
しかし、PS/2が付かないのはあまりに計算外…(-_-;)
「これはスタンドアロンで使うWINDOWSサーバにでもするしかないなぁ」
ということで某所ライブカメラ用ストリーミングサーバの後任に任命してみた
ちうことで、少しでも上掲のデメリットを軽減すべく、RightMark CPU Clock Utility (RMClock)を導入してみました。今回試したバージョンは2.15。
RMClockはSpeedStepテクノロジを使い、PCの負荷状況に応じてCPUを省電力モードに切り換えるツールです。CPUをフルパワーで使ってない状況では負荷に応じてクロックダウンを行い、消費電力や発熱量をなるべく低減しようという狙い。
件のPentium D 820(Smithfield)。B0ステッピングなのでEIST(拡張版インテルSpeedStepテクノロジ)は有効になってません。ぐもも。
電圧とか倍率とかは変えられないみたいです。常用するなら「OS起動時に同時に起動」「起動と同時に最小化」等にチェック。
どうもPSTは使えないようなので、「Performance on Demand」プロファイルの「AC Power」タブで使用する「Use Throttling (ODCM)」を、12.5〜100%まで全て選択。さくさく動く必要もないので、「Performance/Power Saving Preference」も最低のレベルに。
この設定でも負荷を掛ければすぐにクロックが上がりますが、アイドル時に急激な操作を行ったりすると、ちょっと立ち上がりが引っかかる感じがします。まぁ、この辺は仕方ないですね(^_^;)
で、「AC Power Profile」を先程設定した「Performance on Demand」にすれば自動クロックダウンが始まります。
動作中。ヒマな時は500MHzくらいまでクロックダウンしてます、
常駐ソフトが負荷を監視してる→クロックダウンに伴う処理能力の低下とも相まって若干負荷率が上がってますが、まぁ許容範囲でしょう。
「Enhanced Low Power States」でアイドル時の消費電力を軽減するEnable Enhanced Halt State (C1E)が使える事になってたので、ついでに有効化。
--------