PowerEdge 400SC

041010a.jpgデルが「モデル末期」とのことでP4 2.8GHz/512MBなサーバPowerEdge 400SCってのを投げ売りしてたんで、ついつい、半ば衝動的に(^^;買っちゃいました。

新しく買った400SCは現在使ってる400SC(セレロン2GHz/128MB。ちなみに「このサーバ」ではない別の内部サーバ。「このサーバ」は同じセレロン2GHzのデルサーバだが、600SCというサーバーワークスチップ機)よりも早いんで、あわよくば現在使ってる400SCと物理的に入れ換えるとか、部品交換(共食い整備?!:^^;)とかで高速化しちゃおうというハラ。

ちなみに、今年の始めに買った「セレロン2GHz/128MB」な400SCと今回買った「P4 2.8GHz/512MB」な400SCの価格は、ほぼ同じです(^_^;) 確かに投げ売りかもしれず。

ただ、このサーバはHDDを空冷する仕掛けもファンを増設する余地もなく、格好付けの顔面デザイン(正面が丸く整形され、5インチベイの境目に桟が掛かっている)のため、5インチベイを2つ占有するARAID99 1000Lみたいなユニットもハメられない→メインサーバとして頼るには、正直ちょっと心もとないっす(^_^;)

まぁ価格は十分に安いんで、今回のように「予備」とか「実験用」ってことならなんの文句もありませんけど。その程度の用になら十分に耐えそう。

400SCの後継機種らしいPowerEdge SC420は400SCと顔面デザインが同じで同じ欠点を引き継いでるみたいなんで、次にデルサーバを買うとすると(顔面の平らな)PowerEdge 700の方が魅力的かも。

400SCはすげぇ静かなんすが、ストレージの冷却も無いしケース内の通気も全然考慮されてない→だいじなデータを抱えたまま連続稼動させるの、すっげぇ恐いっす(^_^;)

HDDの温度を測定すると、強制空冷のあるサーバと同じHDDを使ってても作動温度が10度くらい高かったりする→これではストレージの寿命が短くなること必定だし。

このサーバについては、仕方ないのでHDDの腹に付く「ファン付きアルミ製冷却フィン」を入れました。

後方の排気ファン自体は結構大きい(12センチ)んで、直接空冷を追加すればなんとか実用レベルまで冷えるみたいです。単に、排気ファンの作る気流が全部CPU経由になっててストレージに全く当たらないのがいけない(^^;;

まぁPE700を買うとなると、安いのはSATA構成(高いのはSCSI)なので、Linux入れるなら「新しいディストリビューション限定」になりますねぇ。Linuxは、最新のディストリビューションじゃないとSATAドライバが入ってないから。

最近はNECのサーバもけっこう安いしなぁ。う〜む…。

Detected 2793.055 MHz processor.
Calibrating delay loop... 5570.56 BogoMIPS
CPU0: Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 2.80GHz stepping 09
CPU1: Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 2.80GHz stepping 09
Total of 2 processors activated (11154.22 BogoMIPS).

↑「新しいサーバ」400SCのdmesg。さすがに早いっす。またHT対応のせいか、どうもOSからは「デュアルCPU」と認識されてるみたい。

ちうことで、このサーバに限らずHT対応P4な機械にLinuxを入れる場合はSMP対応カーネルを選ぶべきみたいですな。【参考:Apache 2.0 + Kernel 2.6 + Pentium 4でマルチスレッド性能をはかる

BogoMIPSは基本的に無意味な数値ですが、それでもこんだけ増えるとちょっと嬉しい(^_^)

Detected 1999.823 MHz processor.
Calibrating delay loop... 3984.58 BogoMIPS
CPU: Intel(R) Celeron(R) CPU 2.00GHz stepping 09

ちなみに↑これが「今のサーバ」600SCのdmesg。

Detected 1000.075 MHz processor.
Calibrating delay loop... 1992.29 BogoMIPS
CPU: AMD Duron(tm) processor stepping 00

ついでに↑コレが最初のサーバ。「パソコン工房で一番安かったPCにファンを増設したやつ」(笑) なんか地道に性能上がってます。ムーアの法則を体現中。