WIN2KのNTFSとXPのNTFS
某氏の某行動に伴って、約1TBというてつもない大容量データを移送する必要が発生してしまいました。自分で言っててもちょっと呆然としますが、それでもなんとか手が届いちゃうデータサイズだってトコロに、さらに愕然。
ワタシが初めて40MBのハードディスク(中古)を買ったのは、一体何年前のことだったのか…(^_^;)
これだけのサイズになると、データをHDDに入れてを物理的に移送するしかない→さるお方にご無理をお願いして
「あれ? 各ディスクとも満杯のハズなのに、意外と入ってないことになってるぞ??」
本当なら全部160GBいっぱいにデータが詰まってるはずのドライブなのに、2台ほど「半分くらいしか入ってないように見える」ドライブが有ります。
しかも、このディスクをマウントしてると頻繁に「デバイスに対する書き込みに失敗しました。データが失われた可能性が有ります」という警告が出ます。使い古しのHDDならともかく「ほぼ新品」のHDDなのに、なんか妙。
おっかしいなぁと思ってたら、最終的にOS全体がフリーズ→再起動しようとしたところ
「WINNT\system32\configが壊れてるので起動出来ません。修復セットアップで直してください」
とか抜かしやがる→実際に修復セットアップを試みても症状が変わらず、どうやらOSの再インストールを余儀なくされそうです。あう〜(^_^;)
調べてみたところ、先方のOSはXPで当方はWIN2K→どうもWindowsXPはNTFS5.1、Windows2000はNTFS5.0と微妙にバージョンの違うファイルシステムを使用してる模様。
NTFS5.1はNTFS5の上位互換なので
「WIN2KでフォーマットしたNTFS(5.0)ドライブをWINXPにマウントする」
のは全く問題ないらしいんですが、逆だと互換性の問題がでる場合があるとか→どうもこの問題に引っかかっちゃった模様(-_-;) 「まったく見えない」訳じゃないんですが、正常に読み書き出来ません&システムそのものにまでダメージが。
慌てて「NTFS5.1なのにWIN2Kで読み書きしちゃったディスク」をXP機にマウントしNorton Disk Doctorを起動したところ、
「それまでアクセス出来たパーティションにアクセス出来なくなったんじゃありませんか?」
というダイアログが→「はい」と答えると、
「ディスクパーティションの一部でバージョンが解らなくなってます。修復を試みます」
と言って、シリンダ/ヘッド単位でディスクのフルスキャンを始めました。
コレで治るなら有り難いことなんですが、160GBドライブは容量に応じてセクタ数がムチャクチャに多いんで、すげぇ時間が掛かりそうです。今のペースだと、ディスク1台あたり10〜20時間くらい掛かりそう(-_-;)
ちょっとNTFSの互換性までは気が回ってませんでした。迂闊。そうと知ってれば、ハナからWIN2Kで(=NTFS5.0で)フォーマットしたドライブを送ったんですが…(-_-;)
もしNorton Disk Doctorで治らんかった場合、「壊しちゃったんでもう一回入れ直してください」とは流石によぉ頼まん→どうしよう…(^^;;
結局、長々とスキャンしたあげく、「DOSパーティションを発見出来ませんでした」とのことで、治せませんでした(-_-;) 確かにNTFSパーティションはDOSパーティションじゃねぇよなぁ…。XPは「ディスクが壊れているので読めません」と言ってます。あぅ(-_-;)