新世紀エヴァンゲリオン2

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「作ってるヒトがアレなんで興味有るなぁ」等と言いつつずーっとほっぽってた新世紀エヴァンゲリオン2なんですが、どうも激しく値崩れしてるみたい(^^;なんで、頃合いかと1つ買うてきました。

この値段なら、外れてもそうハラ立たなさそうだし(^_^;)

既にこのゲームは発売されてから随分経ってますし、市場的な評価はたぶんその売価が証明してる(^^;と思うんすけども、ワタシは現在、相当このゲームを遊び込んでおります。まぁワタシはガンパレにもかれこれハマったんで、当然と言えば当然かも。

「寝て起きてメシ喰って小便して仕事してメシ喰ってヒトのご機嫌取って小便してメシ喰って風呂入って寝る」

というサイクルを「強要」されるのも、最初は戸惑いましたがもう慣れました(^_^;)

「なんでわざわざゲームでまでそんな事せにゃならんねん!」

という感想を抱くヒトが出るのも当然かとは思います(まさにそれこそがSLGが亡んだ理由の一つ)けど、これっていわゆるウォーSLGが補給や故障の概念を要求するのと同じで、キャラクターを「運用」する為のルールと考えればそれなりの説得力ありますし。

かつて、もっとややこしいルールをサイコロとデータ表(のみ)で解決してた身にすると、この程度の「ルール」縛りなら殆ど気にならないっす(^_^;)

評価する点>


  1. すげぇ自由度→「やり込み度」の高さ
  2. キャラクターが非常に「それっぽい」。「あのキャラならこう言いそう」みたいな部分を見事に再現している

評価しにくい点>


  1. 確率論モデルに伴なう必然的な「あやふやさ」
  2. 会話が噛み合わない。モードが繋がらない等の違和感
  3. ターゲティングが難しい。特に斜め見下ろしのフリーターンでは各コマンドの射角が解りにくい
  4. ゲーム展開がかったるい。時間がメチャメチャ掛かる
  5. 元気に走り回り、各方面に愛想を振り撒き、部屋に千客万来なアヤナミってのはちょっとどーかなぁ??(^^;;

ガンパレと同じ、

「部品として用意されてるイベントや会話をつなぎ合わせて出してくるので、“その場にそぐわない”異常な情況や会話がかなり多い」

という欠点は宿命的で、覆い隠しようもないです。「そういうゲーム(システム)だから」と最初から納得しとくしかないんでしょうけど。

「ゲーム中盤以降になると、各キャラのパラメータが上昇→会話に割り込みが掛けられまくって流れが著しく阻害される」

のもガンパレと同じで、ちょっと泣けます。キミ邪魔だから消えてくれ、みたいな(^_^;)

エヴァ2の会話パターンは随分改良されてて、例えば目上のキャラに対しては敬語を使う、みたくなってるんすけども、それでもやっぱり「?」なことが沢山あります。ちうか「ん〜?」ってホンマに「微笑みかけた」なのかよぉ!(笑)

「所詮ゲームなんで、上手くいかなかったら一旦リセットしてやり直してください」

という「思想」を強要されるのも評価が分かれる部分だと思います。

「こうしたらこうなる」

というフラグ方式じゃなく「AIによる確率論的シナリオ制御」を採用した結果、プレイヤーが狙ったイベントを起こしたりモードを切り換えることの難易度が上がってます。パラメーター制御も、御しやすいとはとても言えません。難易度が高いと言うより「御しにくい」。

というか、「起きやすくする」ことは出来ても「確実に起こす」のが極めて難しい(たぶん「確実に」は無理)と言うべきか。

いま気付きましたが、イベント制御が難しいのはガンパレには有った日付や曜日の概念が省略されてるせいかもしれません。ホンマにいま気がついた(^^;)

まぁ逆に、意外なキャラの恋愛度がドカンと上がってる→近づいたらいきなり抱きつかれてビックリ、みたいなこともあります。というか、抱きついてくるキャラの「好き」度が意外と低い事のほうに驚くべきなのかもしらん。

(調子に乗ってそのままちゅーしたら「鼻で笑われた」っつーのも、たかがゲームなんですがちょっとキビシイものあります。トラウマになりそう:^^;)

むかしWHITE ALBUMというゲームを遊んでたときにすげぇイライラしたのが、

「攻略キャラに会えないと話が進まないけど、攻略キャラに会えるかどうかは確率論次第→上手くいかない場合はセーブ&リセットで上手くいくまでやり直さなきゃダメ」

というシステムだった(まぁこのゲームはシナリオも随分アレではありました。某社の黒歴史:^^;)んすけど、似たような「イライラ」があります。ゲームに「なんでそうなるねん!」とツっこむのは野暮で無駄だと解ってはいるんですが(^_^;)

初号機で重装備してると遅い→接敵に失敗したり、回り込んでる間にだーっと走り抜けられたりするのも慣れませんねぇ(^_^;) 真正面から迎え撃つと大損害になり易いんで、やっぱ回り込みは必須→結局、上手く始末出来るまで何度かリセットを強要される事も、まま。

新世紀エヴァンゲリオン2 ザ・コンプリートガイド
ISBN: 4840226423

本格的にやり込もうと思うと、↑この本無いとちょっとツライかもしれません。まぁワタシはもう暫く遊んで見るつもり→しっかり本も揃えちゃいましたけど(^_^;)

加持の基本姿勢が前傾のクラウチングスタイルなんで、「近づく」と顔面がめり込むくらい接近するのがイイ感じです(笑) オトナキャラだと身長が噛み合う→ただ近距離でダベってるだけなのに「顔面を舐め合ってる」ようにしか見えません。大人ってイヤらしい!(^^;)

まぁこのゲームは、キャラの物理的距離にキャラ間の心理的な距離がロコツに反映されるシステム→「(ステップバックを食らわず)そのまま近距離でダベれる」ということは、つまり相当仲がいいってことでもあるんすけど、ね(^_^;)

あと、誰かと一緒にメシを喰った後、「何かオレに用事を言いつけてくれないなぁ〜」と、相手の有効射程範囲内でぼーっと立ってる自分の図がちょっと気に入ってます(^_^;) 他にもいろんなトコで「尻に敷かれたい願望」炸裂中(ぉぃ

(さすがに弐号機が合体攻撃→爆破されたときは相当凹みましたが。まさか「自爆」じゃなくて「爆破」されるとは思わなんだ。「あの子はもう助からないわ」「ごめんなさい…」ってて、オイオイ(;^^)/)

たぶん、PANZER FRONT Ausf.Bを入手する(夏くらい?)まではコレで遊んでると思います。

ああ、もしかするとその前にバックヤードレスリングを買うてしまうかも(^_^;) これはワタシ的にちとヤバそうなんで自分を規制してる部分が有るんすが、ついふらふらと…という可能性も、十分にありうる…(^^;;

ブリーフカラテとはまた違った意味で“ヤバそう”なんですよねコレ…(^^;;