ブラック・ラグーン(3)
ワタシは「元」ガンマニアだったりもするので漫画とか映画にてっぽが出てくると必要以上に「じーっ」と見る習慣があるんすけど、そゆ意味で「じーっ」と見がいが有る漫画の一つが広江礼威氏の漫画。
氏は、随分以前からおねーちゃんとてっぽという芸風のヒトです。ホンモノなんですな。我が家の同人誌本棚のうち、「オリジナル・てっぽ系」というジャンルは、かなりの割合を氏が占めてたりします。あとは氏の師匠らしい某氏とか(笑)
でも、悲しい事にワタシは「元」マニア→いまとなっては解んないネタも多くって(^_^;) 殺人狂の双子がいきなりBARを持ち出してくれるくらいの大技だと、さすがに解るんすけどねぇ。(笑)
(BAR>ブローニング・オートマチック・ライフル。30-06=7.62mm×62というデカい弾を撃つ軽機関銃もどき。デカくて重い→体格と体力に優れた大男専用)
↑この張さんのてっぽとか、なんだか全然解りません(^_^;) こーゆー
「フレームが上まで回り込んでて、スライドするのはフレーム後端のみ」
という形式の自動拳銃ををむかしS&Wがいくつか作ってたのは覚えてるんすけど、上記はワタシの知るどの形式にもあてはまらないという…。それに、アレは.22口径の豆鉄砲(=ストレート・ブローバック)だったハズ。
この形式だと、銃身精度が高くなる代わりに可動部分の質量が小さくなる&ロッキング機構を組み込みにくい→大口径に必須なディレード・ブローバックが難しくなっちゃうハズなんですが、回転閉鎖式ボルトでも入った高級拳銃なんでしょか??
↑これも謎(^_^;)
ブレンガンの弾倉が激しく曲がってるんで、.308WIN(←人間が古い証拠。7.62mmNATOという呼び名ですらもはや古い。7.62mm×51)に改造された後期型ではなく.303ブリティッシュ(7.7mm×54R。Rの付いたリム付き弾なんでその分弾倉が曲がる)のオリジナルだろうと思われるんすけど…。そんな弱装弾でいいのかなぁ…??
「ハイドラ」ちうのも解りません(^_^;) ワタシの知る「HYDRA」はロケット弾ポッドのことで、銃器でハイドラちうと「ハイドラ・ショック」という拳銃用のハローポイント弾しか出てこないっす→全然関係ない(^^;;
うぅ、「元」マニアってホントに潰しが効かないなぁ…(^^;;
今回の裏表紙はバラライカ(フライフェイス)のスチェッキンでした。ちゃんとホルスター兼用のストックも一緒に撮ってる辺りがマニアック(笑)
漫画のほうは、相変わらずです。撃ちまくり&ぶっ殺しの快感を徹底的に追求してます。だから、そーゆーのが好きなヒトはすげぇハマルでしょし、ダメなヒトはダメかもしれません。ちょっと小難しいし。
(おねーちゃんのチチとシリで随分サービスはしてくれてますんで、これで救済出来る可能性はあります。みんなぼいんぼいん&えろえろ:笑)
「リアリズム」みたいなのを最初から捨ててる射撃活劇なんで、弾が当たらないのをツっ込むのは野暮でしょう(^_^;) プロ同士が1メートル以下の距離でバンバン撃ちあって一発も当たらないのはちょっとどーかと思いますけど、そういう世界観なんで(^^;;
1巻で出てきた“ターミネーターメイドさん”ロベルタ嬢も非常にスバらしいキャラ立て(笑)でしたが、今回は“ですだよ姉ちゃん”というチャイナ服のお嬢さんが投入されております。やっぱり殺人狂の異常者で、これまたすげぇイイ感じ(^_^;)
いやぁ、萌えますなぁ(ぉ
ブラック・ラグーン 1 ISBN: 4091572014
ブラック・ラグーン 2 ISBN: 4091572022
ブラック・ラグーン 3 ISBN: 4091572030