Dell PowerEdge 600SC
このサーバもアクセス数の増加に伴い段々能力不足が深刻化(特にMySQLが重い:^^;)&RedHat Linuxのサポート終了→新アプリケーション動作試験を行なう予備サーバが欲しくなってきたんで、さくっとDellのPowerEdge 600SCというサーバ機を購入しちゃいました。
この600SCという機械は基本的にPentium4/2.4GHzが標準らしーんですがそこをCeleron 2GHzで忍び、その分(メモリ搭載量がパフォーマンスに絶大な影響を及ぼすデータベース用として)メモリに奮発して1GB搭載してみました次第。
法人割引とかで、こんだけ乗っけてもコミコミ8万円くらいでした。注文したのが12/16で、手元に届いたのが12/24なんで1週間ほどで届いた計算。もっと掛かるかと思ってた(納品予定は1/5だった)んですが、殆どカスタマイズしてなかったせいなんですかねぇ?
ドライバーで無理矢理こじ開けた後で、キーが無いと開かない構造である事が判明(^^;;
ひじょーにシンプルな内部、ハッキリ言ってスカスカです(^_^;)
VGAもLAN(インテルの1000MT!!)もオンボードでサウンドも付けてない為、拡張スロットにはなにも刺さってません。チップセットはServerWorksのGC-SL。DIMMは(上述のとおり)512MB×2枚構成。
安物とはいえ「一応サーバらしい」トコロ。ケースの後ろから吸い出す大型ファン、IDEケーブルの抜け止めラッチ、巨大PCIカードの前端を支えるラッチ。
IDEポート×3=最大6デバイスサポートってのも、ふつーのPCに比べるとちょっとだけ多いですね。1つだけですが(^_^;)
最初BIOSから「256MB以上のメモリはサポート出来ないよ!」みたいな警告が出て、OSも256MBしか認識しておらず首をひねってたんですが、
セットアップユーティリティの使い方:Dell PowerEdge 600SCシステム ユーザーズガイド
OS Install Mode ― オペレーティングシステムに利用できるメモリの最大容量を決定します。オペレーティングシステムの中には、2 GB以上のシステムメモリではインストールできないものもあります。Onに設定すると、利用可能な最大メモリは256 MBです。Off(デフォルト)に設定すると、すべてのシステムメモリをオペレーティングシステムに利用できます。このオプションは、オペレーティングシステムをインストール中はOnにして、インストールが終了したらOffにします。
間違って↑コレをONに設定してました。OFFにしたら(当然)無問題(^_^;)
で、早速RedHat代替の有力候補、Vine Linuxをインストールしてみました。
VineはRedHat(6.2)ベースなんで、インストーラーもRedHatにそっくりです。
「おお、なんか見慣れた感じでサクサク進むなぁ(^_^)」
とか言いつつあっさりインストールも終わり、無事Vine Linuxが起動しました。
既にGUIに慣れきってる(軟弱な)ワタシは
#startx
と入れたんですが…。
「うわ、全然わかんねぇ・・・(+_+)」
どうもワタシは知らない間に画面下端にメニュー/タスクバーが在る環境に慣れ切っちゃってたみたいで、メニューバーの無いVineのデフォルト画面におろおろしてしまいました。正直何をしたらいいのか解りません(^^;)
デスクトップ上で右クリックすることでメニューを出せる事はすぐ解ったんすけども、Windowsのエクスプローラー、RedHatのNautilusに相当するファイルマネージャーがどこに有るのか解らず、ターミナルエミュレーターでコマンドラインの作業を暫くしたあと、
「やっぱわかんねぇ」
と、折角インストールしたVineを消してしまいました。あぅ(^_^;)
これからどうするか未だ未定なんですが、VineとRedHatでは本屋さんに並んでる情報量の桁も違う→未だ素人に一番易しいLinuxがRedHatという事実は動かず、サーバで動かしてるサービスの数も知れてる→
「慣れたRedHatを使い、穴が見つかったら自分で埋めて行く」
という選択枝もアリかなぁ、とか、ちょっと考え込んでます。
もう少しサポート期間が長ければFedora Coreも考えなくはないですし、その辺で売ってればTurbolinux8 for Serverも試してみたいんですが、田舎では売ってないし…(^^;;
ちょっと、保守契約の伴うRed Hat Enterprise Linuxまでになると思い付きが(非常に)悪い→結構真剣に悩んでます。