HDD入れ替え作業中

ワタシゃ大体1年毎にシステムHDDを新品に入れ替える(そしてシステムだったHDDをデータ用に切り換える)んすが、現在その入れ替え作業真っ最中につき、明日〜明後日くらいまでメールが使えない状態です。悪しからずご了承くださいっす。

今回は

HITACHI IC35L120AVV207-0 → IC35L120AVV207-1

と、同じドライブの旧バージョン(キャッシュ2MB)→新バージョン(キャッシュ8MB)へのコピーなんで、手間が掛かりません。DriveImage2002のべたコピーでいけます。要らんオプションを付けなくても大丈夫。

コピー中の表示を見ると、大体100MB/分くらいの速度でコピーしてます→毎時5〜6GB程度が転送されてる計算で、容量の120GBを割ると所要時間はまる1日ちょいになります。

このドライブも7200rpmなんでそう遅いドライブではないハズなんすが、ベリファイON&UATA転送が効かないのが余程のボトルネックになってるんでしょか??

上記でリンクしてるドライブのデータシートを見ると、このドライブのメディア(内部)転送速度は最大699Mbit/秒→87MB/秒なんで、毎分100MB=1.7MB/秒というただいまの実測とは、あまりに数値がかけ離れております(^_^;)

それとも、

「NTFSのファイル構造を解析しながら(ベリファイしつつ)複写する」

という作業がす〜んげぇ重いのか…。

なお、このDriveImageというツールには

DriveCopy、DriveCopy Plus、Drive ImageでHDD(パーティション)のコピーを行いますと、コピー後にどちらかのHDDが「非表示」に設定されます。

という(知らないと結構どきどきする:^^;)仕様が有りますんで、「後で起動しないほうのドライブを不可視にするよう設定して作業する」か、「事前に(HDDを不可視→可視に変更出来る)レスキューディスクを作っておく」必要があります。これが割と重要(^_^;)

Windows2000以降はディスクに「署名」を施すため、迂闊にディスクを複写するとこの「署名」がコンフリクトしてハマる場合があります。

コピー元とコピー先を同時に生かしてOSを起動しないこと、そしてハマった場合はWindows 2000 の署名を消去して正常に起動できるようにする方法およびそのためのソフトウェアツールを試すか、中身を待避させてから物理フォーマットする必要があったり。

備忘用リンク>
日立グローバルストレージテクノロジーズDrive Fitness TestMaxtorPowerMax。HDDを物理フォーマットする場合に必要。

かつては「Drive Fitness Testが使えるから」という理由でIBM(HGSTの前身)のHDDを選んでたところもあったんすが、Powermaxは他社ドライブにも対応してるらしいのに加え、UATAカード経由のHDDまでばっちり認識しまして結構ビックリしました。悪くないっす。

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結局、「この際だから」とメイン機にマウントしてる全ドライブを順次物理フォーマット→チェックにかけたため、データ移動→フォーマット作業→データ書き戻し×4台分で、合計丸5日掛かりました(^^;)


最近ディスクミラーリングする場合は、「CDからブートするLinux」KNOPPIXを立ち上げて

# dd if=/dev/hda of=/dev/hdb

とやる方が手っ取り早い(なんつっても「いちいちソフトをインストールする手間」が要らない:^^;)ので、最近はもっぱらコレです。

ddコマンドはあんまり早くないですし途中経過を逐一報告するような芸の細かさもない非常に無愛想なツールですが、コマンドを入力して1晩放っておけば黙々と働き、(ディスクにエラーがなきゃ)ちゃんとディスクをミラーリングしてくれてます(^_^)

コマンドラインには慣れてるし、別段GUIも要らないし。

  • サーバーバックアップ バックアップツールddコマンドの使い方