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修正報告 銀河ツンデレ伝説 (二見ブルーベリー)
修正報告
銀河ツンデレ伝説
初の長編小説。イラストは上連雀三平先生!
二見書房 630円
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限りなく無職に近いライターです。小説も書きます。

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2013年02月28日


本の購入録

 ・『オーラの素顔 美輪明宏の生き方』
 ・『異界ドキュメント 白昼の魔』
 ・『卑弥呼は何を食べていたか』
 ・『チアーズ!』12巻(漫画)

オーラの素顔 美輪明宏の生き方 (講談社プラスアルファ文庫)異界ドキュメント 白昼の魔 (竹書房恐怖文庫)卑弥呼は何を食べていたか (新潮新書)

「オーラの〜」は美輪さんの生い立ちから現在までの流れをまとめた伝記。
自伝はこれまでにありましたけど(『紫の履歴書』など)第三者のルポライターによる三人称的なものは意外にも初めてなんですね。
関係者や知人友人への取材がたんねんにされており、美輪さんの自伝に書かれてあることを補強したり、逆に食い違う証言をする人もいたりして、自伝とあわせて読むと立体的にみえてくるものがあるのではないかという気がします。
(と言ってる僕はまだ自伝の方は未読なんですが)

若い層にとっては近年のスピリチュアルなテレビ番組に出演してた時のイメージが強い美輪さんですが、氏はもとから信仰にあつい人だし霊的なものへの傾倒はいろんななりゆきをへたなかでずいぶん昔にたどりついたもので、本人はべつに流行りにのっかったわけではなく、世間のほうのまなざしやあつかいに変質が起きたのだということを根っこのところから説明していてすっきり分かりやすいです。

反戦主義者として、同性愛者として、シャンソン歌手として、仏教の信徒としての、そのブレなさがどのように練り上げられていったのかというのが心に刺さるようなエピソード満載でありながら恬淡とつづられていて、すごみのある内容になってます。
これは美輪さん自身のすごみでもあるだろうし、これを書いたノンフィクションライターさん自身から滲み出るものもあるように思います。あとがきによると、このライターさんは凄惨な殺人事件について本を書いたために心が荒みきってたところで美輪さんの著書にふれて気持ちが救われたという体験をしたそうで、それがきっかけて美輪明宏伝記を執筆しようと思いたったんだとか。
そういうこともあるんですねえ。

あといっしょに写真にうつってるのは都市怪談の本、古代日本の食についての本、チャーリーにしなか先生の職場ハーレムものエロ漫画……これもう12巻か。

CDも一枚買ってます。

TVアニメ/データカードダス アイカツ! オーディションシングル2 Second Show!

アニメ『アイカツ!』の「オーディションシングル2」。
これに収録されてる「Trap of love」という曲がとてもお気に入りで手元にほしかったもので。

 ・『夜食の文化誌』

夜食の文化誌 (青弓社ライブラリー)

落語に出てくる江戸時代の屋台から受験生の夜型生活まであれこれふれて、ごく庶民的なレイヤーからの都市文化論を編んだ感じの本。

屋台は明治〜昭和初期あたりは都市下層民がガーッとかきこむファーストフードで卑しいものだと見下す視線を注がれるものだったのがだんだんサラリーマンなどの憩いの場としてのアピールが強くなっていった変化があって、その背景にあるものは何なのか……とか、ラーメンという外来食が日本に根付いたことで夜食の世界にどんな影響があったのか……とか。

ひとつ面白いなと思った指摘が受験生と夜食の関係のくだりで、昔から(時代ごとの食糧事情は抜きにして基本的に)「夜食はよくない」という家庭内規範が強かったのに「夜更けまで勉強をがんばっている受験生へ親が夜食を差し入れる」を美しい図にみなす例外が出てきて不思議な矛盾というか二重性が生まれたというのは、いわれてみるとたしかになーという感じ。

 ・『魔法使いの心友』(2)[完]
 ・『空手小公子物語』(1)

魔法使いの心友 2 (マーガレットコミックス)空手小公子物語(1) (ヤンマガKCスペシャル)

漫画。
なんでもできる美少女な魔女っ子に嫉妬しながらも惹かれて“心友”になっていく一般人の女の子を主人公にした少女漫画の完結巻と、先に完結した格闘技漫画『空手小公子小日向海流』の2年後を舞台に主人公をかえて描かれる続編。前作でお気に入りだったスレンダーな沖縄っ娘が先生として登場するのがうれしいw

ひとが戦ってる時になりきってるイメージを読み取れる(自分は凶暴な獣だー! とか超強いロボットだー! とか意気込んでる人が実際に獣の姿やロボの姿で目に見える)という主人公の能力が面白いですね。

もともと漫画というメディアは、比喩をそのまんま描いても(たとえば板垣漫画で「岩のようなゴツい身体」をあらわすのに実際に岩を描くとか)スベらないというのが強みなんですが、この作品ではそれをもっとアグレッシヴに活かしてます。
友達が言ってたんですが、山本英夫の『ホムンクルス』に通じる仕立てですね。

Posted by みやも at 03:46 | コメント(2) | トラックバック (0)

2013年02月24日


最近見たアニメ映画DVDメモ:『ももへの手紙』

ビデオ屋にいつ行っても貸し出し中だったアニメ映画『ももへの手紙』が棚に返ってきていたのですかさずピックアップしてきました。

ももへの手紙 Art&Animation
↑これはガイドブック。表紙の絵がいいですね。

『人狼』の沖浦啓之監督が瀬戸内を舞台に描くご当地ものプラスちょっぴりファンタジー。
ふとした行き違いからひどい言葉を投げつけてしまったのを最期に父を亡くした少女が後悔を抱えたまま母とともに田舎の小さな島へ引っ越し、そこで三匹の妖怪に出くわす。そいつらには実は天へ召された父とのあいだにある事情が秘められており……というお話。

リアリティ志向の沖浦監督は年幼い少女主人公を描くにあたって「生命感がある」「活き活きしている」を「艶がある」というアプローチで表現しようとしており、つまりそのなんというかすげぇフェティシズム満載のビジュアルになっていました。
妖怪がはっきり姿を見せるようになって最初にすることが11歳の女の子のふとももペロペロって……業が深いな!

他にもフェチを感じたシーンがあれこれ。

シャツめくって扇風機にあたる!
スク水で橋の欄干にまたがる!
横たわったボディライン!
膝の裏! 足の裏! 肩甲骨!

うーむ。すごいな。
あと、ももちゃんだけじゃなくてももちゃんのお母さんの描き方にも地味に艶かしいカットが入ってました。
家へ初めて上がるシーンで靴を脱ぎそろえるお母さんのくるぶしやうなじとか、寝転がってるももをよっこらせと引きずって布団へ運ぶときの尻の動きとか。幼女から熟女まで全方位フェチか。

この作品はけっしてフェティシズムだけのアニメ映画ではない! という向きもあると思います。
確かにそのとおりです。
ただ、それを言い過ぎてフェチ部分から目をそらしてもまた片手落ちになりそう。このいわくいいがたいバランスの綱渡りよ。

お話については、泣かせの要素はあるけど根底にあるのは喜劇なのだと受け取れば呑み込みやすいかと思います。迷惑かつドライな妖怪たちの挙動はとくに、喜劇としての軸をつかまずに見たら彼らに対して心証が悪くなりそうなポイントがいくつかあるので。

インタビューで沖浦監督は『じゃりン子チエ』の劇場版を目指したと言っていて(参照)、プロット的には『となりのトトロ』を引き合いに出されやすい作品ですがコメディのなかでほどよくリアリティの距離感を取る語り口はたしかにじゃりン子を参照したほうがくみ出せる面白さは多い気がしますね。

つまり「この妖怪たち迷惑だなぁ」という印象は、『じゃりン子チエ』を見るときの「テツはほんましょうもないやっちゃなあ」に通じる眺めで受け取れるかどうかでずいぶん意味合いが違ってくるんですね。
受け取る側にそういう構えがない、または作品がそれを伝えきれてないとしたら、そこはほんとにただウザいだけになってしまうところ。野菜泥棒をしたのとか農家の機械をぶっ壊した落とし前とか全然つかないしね(^_^;;




ももへの手紙 [DVD]ももへの手紙 [DVD]

バンダイビジュアル 2012-10-26
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じゃりン子チエ 劇場版 [Blu-ray]じゃりン子チエ 劇場版 [Blu-ray]

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2013年02月22日


告知:22日夜に泉信行さんのUstreamにお呼ばれしておしゃべりします

いずみのさん(漫画研究家の泉信行さん)が月に一度、そのときのアニメ感想をおしゃべりするネットラジオをUstreamで催しておられます。
んで、きょう22日(金)の夜に僕も参加することになりました(前回に続いて二度目)

放送日:2/22(Fri.)
放送時間:22:00〜
URL:http://www.ustream.tv/channel/hard-wired-desktop
ホスト:HARD-WIRED(→Twitter
出演:泉信行(→Twitter
ゲスト:みやも(→Twitter

お題は『絶園のテンペスト』と、最近よく見てるアニメの話題をあれこれ。あいまいみーの話したいっすね!
思いつくまま話していくのんびりしたトークになると思います。

関連リンク:
【告知】22日夜に『絶園のテンペスト』Ust - ピアノ・ファイア




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2013年02月21日


『脳男』読んだ

映画が最近公開された『脳男』の原作小説を読んでみました。

脳男 (講談社文庫)脳男 (講談社文庫)
首藤 瓜於

講談社 2003-09-12
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すぐれた知識・知能・身体能力をもつが感情だけがすぽっと欠落した“脳男”の生い立ちや人物像を巡るサスペンスに爆弾魔を追う警察の動きをからめたスリラー小説。

脳男のポジションはサム・ライミ監督の映画『ダークマン』をフィジカルではなくメンタルな仕立てにしたような観というか、アメコミのクライムハンター系ダークヒーローのエピソード1を思わせる内容でした。「脳男」ってタイトルも、なんだか●●●マンとかの直訳っぽい響きですよねw 脳男マン・ビギンズ!
あとがきなどはないので実際に作者さんがヒーロー物を想定してたかどうかは分かりませんが。

続編ありそーだなーと思って検索したらすでに『脳男2』ってのが刊行されてるようで。

指し手の顔(上) 脳男2 (講談社文庫)指し手の顔(上) 脳男2 (講談社文庫)
首藤 瓜於

講談社 2010-11-12
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2013年02月17日


最近見た映画DVDメモ

REC/レック3 ジェネシス スペシャル・エディション [DVD]REC/レック3 ジェネシス スペシャル・エディション [DVD]

Happinet(SB)(D) 2012-11-02
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結婚式がゾンビで大混乱。
擬似ドキュメンタリ形式は冒頭20分だけで、すぐにカメラがぶっ壊れてタイトル表示→以降はふつうの劇映画になるというちゃぶ台返しが小憎らしい(笑)
つまり『REC』がヒットした要素すべて(あえて)捨て去ってるわけだけど、存外おもしろい。ラストは純愛。

グレイヴ・エンカウンターズ【DVD】グレイヴ・エンカウンターズ【DVD】
ザ・ヴィシャス・ブラザーズ

アルバトロス 2012-10-03
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テレビの心霊現象ドキュメンタリ番組のスタッフがヤラセ取材はしながらも「本物が出るなら出てほしいよなー」と思いつつ新たなエピソードの撮影のために廃病院で一晩過ごしたら、本物の幽霊が出るわ何十時間たっても深夜のままだわ出口が消えて外に出られなくなるわでてんやわんや。

ともあれ、「お化け屋敷」としての旨味はまずありました。
出口をあけたはずなのにその先にまだ建物の構造が続いててショックをうけるくだりや、歩いてるあいだにどんどん建物内の部屋や廊下の配置が入れ替わって迷路のようになったり、地下の配管トンネルをえんえんさまよわされたりなど、空間のこわさを前面に出しています。空間フェチ的にはかなりうれしいポイントです。
ただそれはやっぱり低予算からの苦肉の策といった感がにじんでて、いざお化けを出すとかえってホラーが奮わなくなってしまうという皮肉な面はありました。

ホラー筋で『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が火をつけたカメラ撮影視点の擬似ドキュメンタリ映画は「作りすぎたホラーは笑いと紙一重」という宿命に抵抗して、リアリティによって恐怖感をコミカルさから切断処理するためにひねりだされた様式です。
しかし、それがあまりに量産されて今度はまたそれ自体がお約束をはらんできて、けっきょくコミカルさに癒着してきた近年の流れがあるのだなーという状況を、カメラ視点を投げ捨てた『REC3』や、開き直ったようにCG処理されたお化けをもろ出しする『グレイブ・エンカウンターズ』のような作品は示してるなーと思った次第。

11:11:11 [DVD]11:11:11 [DVD]

オデッサ・エンタテインメント 2013-02-02
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『ソウ』シリーズの2から4までを制作した監督さんによるオカルトホラー。
時刻やら日付やら身の回りに「11:11」という数字がつきまとうようになった売れっ子小説家がだんだん無神論の信念をゆさぶられ、やがてあの世とこの世の境を越えた邪悪と対面することになるお話。

すげぇなつかしい手触りの宗教ホラーだなーと思いつつ情報漁ってたら、インタビューで監督がエクソシスト、オーメン、ローズマリーの赤ちゃんを引き合いに出してて、ですよねーという観。
でもオチを明かすクライマックスのフラッシュバックはいかにも『ソウ』シリーズの血を感じさせました。

ex エックス [DVD]ex エックス [DVD]
アラステア・オア

アルバトロス 2012-07-04
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高額報酬につられて新薬の治験に志願した4人の男女が麻酔から目覚めると病棟は閉鎖され、監禁状態だった。彼らが自分達の身体にあった傷や障害が治っている事に驚いているその時、建物内を前回の治験の失敗で全身腐敗し凶暴化した男が徘徊していた…つう話。

ラストの説明からすると、実は登場人物たちは傷が「治った」のではなく初めからなかったということですね。ゾンビ「になる」というのもミスリードだったと。
オチの方向性はわかるけど、描き口が分かりづらいところがあったかも。

Posted by みやも at 02:00 | コメント(4) | トラックバック (0)

2013年02月15日


ロシアの隕石

ワクワクさんとローマ法王が今回の隕石を撃ち落すにあたって万一のことを考えて身辺整理した結果が両者の引退であったことはいうまでもない

アルマゲドン 2012 [DVD]アルマゲドン 2012 [DVD]
リー・スコット

松竹ホームビデオ 2010-03-26
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2013年02月12日


『エロゲー文化研究概論』増刷御礼!

先だって1月26日に刊行されました拙著『エロゲー文化研究概論』、みなさまがお手に取ってくださったおかげで発売から早々と増刷が決定しております!(しかも第三版まで!)  

ほんとうにありがたいことです。

エロゲー文化研究概論エロゲー文化研究概論
宮本直毅 エマ・パブリッシング

総合科学出版 2013-01-26
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2013年02月11日


最近見たアニメ映画DVDメモ

鬼神伝 [Blu-ray]鬼神伝 [Blu-ray]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-09-28
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鬼神伝

一般小説のジュブナイルが原作の劇場公開アニメ。
現代の少年が平安時代へ飛ばされ、都の貴族と山奥の鬼(と蔑まれる部族)の両方から「お前に宿るヤマタノオロチの力で敵を倒してくれ」と頼まれ板ばさみの中で道を探るお話。
頼光四天王が巨大仏像と融合して暴れる図が石川賢めいたスペクタクルでときめきましたw

スタジオぴえろ制作、川崎博嗣監督、西尾鉄也キャラデザ、ヤマタノオロチのデザインで大友克洋……とクレジットを挙げると豪華ですねー。アクションかっこよかった。スタジオぴえろのアニメ映画というと劇場版NARUTOばかり目につきやすいけど、2010年には平行してこういうのも作ってたということを覚えておきたいですね。

ピアノの森 [スタンダード・エディション] [DVD]ピアノの森 [スタンダード・エディション] [DVD]

VAP,INC(VAP)(D) 2007-12-21
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ピアノの森

一色まことの漫画原作の劇場アニメ。
原作の最初の方の小学生編をまとめたもののようで、これ自体で起承転結はありますが同時に大きなプロローグといった観でもあり。

都会から田舎へ越してきたエリート肌の秀才ピアノ少年が森の中にあるピアノを弾いて遊ぶ野生的な少年と出会って彼の天賦の才に衝撃を受けて云々。キャラデザ・総作監が藤田しげる氏なので人物がところどころ絶妙に浦沢直樹ちっく。

後半、ショパン・コンクールで登場する、高飛車だけどあがり症な女の子・誉子ちゃんがすげぇ可愛かったです。カイくんのアドバイスで実力を発揮できて大喜びして、そこから全面的に心を許すようになる姿がたいへん微笑ましい。

オシャレ魔女 ラブ and ベリー しあわせのまほう [DVD]オシャレ魔女 ラブ and ベリー しあわせのまほう [DVD]

松竹 2007-08-24
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オシャレ魔女 ラブ and ベリー しあわせのまほう

カードでコーデするゲーム原作のアニメが活気づいてる現在につながるひとつの幹として、見ておきたかった1本。ようやくチェックでけました。この6年間でアニメの3DCGダンスって演出ふくめていろいろ進化したんだなあ、というのをさかのぼって確認。
劇場公開は2007年なのでプリキュアでいえば『Yes!プリキュア5』のころですね。
人間世界とオシャレ魔法学校との行き来の描写は……ハリポタブームのあおりかな。

ラブとベリーがドレスアップするだけじゃなくてふつうの人間の女の子をカードでオシャレ変身させているのが今見ると、逆にというかなんというか、新鮮な感じでした。

劇場版『赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜』 [Blu-ray]劇場版『赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜』 [Blu-ray]

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2010-11-17
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赤毛のアン〜グリーンゲーブルズへの道〜

高畑勲監督が『赤毛のアン』序盤の第1〜6話までをつなげて劇場公開版とした1本。『借りぐらしのアリエッティ』と同じ日に公開されてたんですがこっちは未見でした。
オリジナルのシリーズはかなり昔に一度通して見たっきりなので記憶もいい具合に薄れてて新鮮な気分で見られました。

筋だけでいえば「男の孤児を引き取ろうとしたら手配ミスで女の子がやってきて送り返そうとするけどなんか面白い子なんで置いとくことにした」という、劇中ではわずか二泊三日間の出来事なんですが、それをテレビだと6話たっぷりかけて描いてるんだよねー。
身分転落するまでの前フリだけで1クール使う小公女とか、伯爵のおじいさんに引き取られる前の暮らしだけで1クール使う小公子とか、名作劇場はやっぱ貫禄ある構成だなあとしみじみ。

高畑勲監督は、自分のアニメに対して視聴者がむやみに同一化、投影、感情移入で思い入れ込みすぎないように、あるていどキャラクターを他者として距離をとらせたうえで思いやりを抱かせるような演出を基調にしている旨をしばしば自らコメントしています。

[参照]
映画『赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道』公式サイト - 高畑勲監督インタビュー

具体的には、ナレーションや、キャラクターデザイン、声優さんの声質、画面演出などなどを駆使して、我々にとって登場人物が「向こう側にいる」他者であることを示して、そのうえで彼らがとる行動にハラハラしていく物語体験を目指してるんですね。

『赤毛のアン』は想像力豊かな少女の主観イメージ映像がふんだんに入っている作品でありながら、それでいて恬淡としたナレーションがドキュメンタリータッチな感触を生んでいたり、導入部などで人物のアップに額縁めいたフレームを入れていたりと、全体トータルではやはり「向こう側にいる人々を思いやる」よう一定の距離をもたせてあって、高畑監督はほんとに昔からブレてないんだなーと感じた次第です。

Posted by みやも at 23:37 | コメント(2) | トラックバック (0)

2013年02月08日


映画『ラスト・エクソシズム』見た

レンタルDVDで視聴。

聖職者を辞める決意を固めた男が、それまでやってきた悪魔祓いはトリックを使った心理療法でしかなかったと世に打ち明けるためドキュメンタリー映画制作を始める。田舎町の農場主の依頼で悪魔つきとされる娘のところへ撮影スタッフと共に向かうが、そこで恐ろしい出来事に出くわすことに……というお話。

主人公の牧師はもとから超自然を信じてはいなかったけど、「思い込みでも人の救いになればまあいいんじゃないか」と合理的に考えていたひとで、それが「でもよく考えたら思い込みで心身を傷つけてときには死人まで出てしまう危険性もあるよな……よし、やっぱ危ないものだと告発しよう」という良心的な判断でエクソシズム批判に行き着いており、けっして悪どい詐欺師キャラではないし無邪気な信仰が傷ついてひねくれたキャラでもないのが面白かったです。

擬似ドキュメンタリーの形式をとっているのですが、牧師さんの性格や生い立ちを家族のコメントを挟んで紹介する冒頭10分間はその形式によって映画が最大に活き活きしています。
逆にいうと悪魔祓いや裏事情のサスペンスを描いていく本筋に入ってからは、形式面の効果は高くなかったかも(お話は面白いんですけどね)。ああ、そういや続編はじっさい普通の劇映画になってるらしいですね。

根っから聖書的世界観に耽溺して「とにかくこれは悪魔つきなんだ」と言い張ってきかない依頼人が手に負えなくなり、最終的には「そんなもんは無いから一刻も早く医者に行ってください!」と繰り返すことになるエクソシストという構図は『エクソシスト』以来の筋へのジャンル批評という感じでスパイシーな味わいがありました。
それだけにラストの大オチを二重ひねりと見るかズッコケと見るか評価は割れそう。

(このオチからすると、劇中で撮影されたビデオを誰が公開したのか、というところまで考えたときにオチを含めてすべてがフェイクなんじゃないかという勘ぐりもできるけど、まあそこまで深読みしなくてもいい……かなあ。どうだろう。まあ続編があるんでどっちにしてもそこは考えすぎなくていいでしょうが)

あ、悪魔が憑いたとされる女の子がものすっごい海老反りしてみせるシーンがあるんだけどCGじゃなくてその子がすっごい身体やわらかい子で自分でそういう体勢とってたというのを後で知ってびっくりしました。

ラスト・エクソシズム スペシャル・エディション [DVD]

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2013年02月06日


最近目についたトピック

かっぱ寿司店員だが驚くべき事実を告発する
知りたくなかったそんな真実!(`;ω;´)

黒髪キャラを「黒以外」の色で塗る場合のチェックポイント [ピアノ・ファイア]
イラスト見るのにも描くのにも実用性が高い記事。

高畑勲監督「かぐや姫」公開延期 「絵コンテ完成まだ」
ありゃりゃ、同日公開はかなわないみたいですね。
個人的にはですが、宮崎監督の新作以上に期待というか注目しとりますので待ち遠しいところですが。

非公式「Amazonガチャ」に批判相次ぐ 開発元「名称変更・サービス停止を検討」
5000円払ったら4500円ぶんの商品をAmazonの全商品の中からランダムで選んで詰め合わせて送ってくるという福袋(?)的なサービス「Amazonガチャ」というのを始めたベンチャー企業があって、さすがに速攻で問題視されて根本的な見直しを図るはめになった、という顛末。そらまーそうなるだろうなあ。
値段をもうちょい極端に高くするか安くするかして、商品ジャンルも不特定にせず面白みをつければまだ活きる目はあったかなーという気はしますが……。

ああいや、そもそもサービス名にAmazonってつけるのはどのみち危ないですね。

公園のダビデ像「下着をはかせて」…町民が苦情
『ニニンがシノブ伝』アニメ版でふだんすっぽんぽんのキャラがパンツだかスカートだか履いたのを指して「それ上半身裸じゃないっすか」と言うギャグを思い出した

別冊映画秘宝 80年代悪趣味ビデオ学入門!
つい最近発売された注目の一冊。
今では見向きされなくなった……というか見ようと思っても簡単には現物が手に入らなくなっている、1980年代のエロ・グロ・ホラー上等の分野からよりすぐりのタイトルを紹介する本。

畑は違いますが、僕も1980〜90年代のビデオアニメのジャケットを蒐集している身なので(参照)、“ビデオハント”という営みはひとごとならず、魂にビシビシ響くところがあります。

「たまこまーけっと」に出てきた桜餅について一言 [さよならストレンジャー・ザン・パラダイス]
餅の描き方ひとつから見える地域性。おもしろいなー。

「笑ゥせぇるすまん」アニメ全話収めたDVD-BOXが発売
ギミアぶれいく!

北久保弘之(LawofGreen)監督の「アニメ史上最悪の出来事」
火事のくだり、すごい話だ

鳥山明、仏アングレーム国際BD祭で特別賞を受賞
「ドラゴンボール超全集」刊行、鳥山明の新インタビューも
「ドラゴンボール」にフルカラー版、サイヤ人編が全3巻で
ドラゴンボールがらみのトピック三連荘。不朽のビッグタイトルっぷりですなー。




別冊映画秘宝80年代悪趣味ビデオ学入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)別冊映画秘宝80年代悪趣味ビデオ学入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
伊東 美和 神武団四郎 高橋ヨシキ 多田遠志 中原昌也 船積寛泰 山崎 圭司

洋泉社 2013-02-04
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笑ゥせぇるすまん [完全版] DVD-BOX笑ゥせぇるすまん [完全版] DVD-BOX
藤子不二雄A

ポニーキャニオン 2013-03-20
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ドラゴンボール超全集 1 STORY&WORLD GUIDE (愛蔵版コミックス)ドラゴンボール超全集 1 STORY&WORLD GUIDE (愛蔵版コミックス)
鳥山 明 Vジャンプ編集部

集英社 2013-02-05
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2013年02月03日


ドキドキ!プリキュア第1話の印象メモ

はじまりましたねー。
以下、箇条書きで簡単にメモ。

ドキドキ!プリキュア  プリキュアに へんしん! (おともだちおでかけミニブック)

・親友キャラたる六花ちゃんの小言を挟むことでマナちゃんの「極まった博愛は本人がそうしたいようにしまくってる自己中の極みでもある」と取れる面白みがあった……がそこを掘り下げるかはまだ分からない。

・「女の子は誰でもプリキュアになれる!」がオールスターズNSのコピーでしたが、ドキプリは「プリキュアにはなれるが相田マナにはなかなかなれるもんじゃない」的なバランスの雪崩を感じます(笑) ここまで「向こう側にいる」感で第一話に配されたプリキュア主人公は珍しい。その意味でも、OPやEDの演出が感情移入の窓口をどちらかというとキュアハートよりもソードへ集中させてるのが興味深いですね。

・ジコチューはどっちかというと自己中心的というよりは「魔がさす」に近い描き方かな。第1話でジコチューになった一般人は、いったん自分で折り合いつけられてたのをイーラが外から悪魔のささやきを注ぎ込む図になってる。

・我欲は心のなかで考えるだけでも悪い、というのはなんというかキリスト教っぽい……って実際、七つの大罪モチーフらしいですね敵幹部。

・自己中心的イコール悪いというのはちょっと教育的圧力が高すぎてテーマ的に危なっかしい感じもあるけど、ただ、今回じっさいに描かれたのは「列に割り込んだらまぁ迷惑だよね」というごく卑近なレベルの社会行動の是非で、誰も得しない(結果として本人ですら得しない)ジコチューというのはそれはそれであるんじゃないかなとは思う。

自分のまわりに人間がいるんじゃなくてただの障害物がころがってるだけ、と意識や視点が一元化されちゃうという意味での“ジコチュー”は、(個人的にはそれ自体は良い悪いで裁くつもりにはならないけど)生きかたを荒らして貧しくするってのはあるだろうと思う。そういうものと戦う、という象徴的な図になるんだったらいいんじゃないかな。

・というわけで最初に書いたことに戻るわけですが、究極的にはキュアハートの愛もジコチューの衝動的暴力・迷惑行為もどちらも「そうせずにはいられない」のが誰得で分かれる同根対極のせめぎあいなのかもしれないなーと見当をつけつつ、今後に期待。

・EDは歌詞とキャラの口がリップシンクしてるのが手がこんでますねー。アイドル設定のキュアソードをセンターにしてるのは正しいと思います。




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Posted by みやも at 18:20 | コメント(5) | トラックバック (0)


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映画館で見そびれてたものを中心にあれこれレンタルしまくる日々です。

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デンジャラス・ラン

CIAを裏切った指名手配の男と、彼と共に逃げることになってしまったCIA職員のお話。
厳重な隠蔽によって重要人物をかくまう建物、いわゆるセーフハウスのたんねんな描写が前半にあったのが面白かったです。

個人的には、デンゼル・ワシントンはこういうふうに悪くてコワい役やってるときのが見ごたえあって好きだなー。『トレーニング・デイ』とか。

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崖っぷちの男

無実で投獄された男が脱獄して高層ビルの窓の外に立ち、投身自殺をするそぶりで街を混乱に陥れる。交渉人との対話ものらりくらりとかわす彼には、そのビルの位置、周囲を封鎖する警察の動き、メディアや大衆の反応などすべてを計算に入れた一つの目的が…というお話。

最初はサム・ワーシントンかっけーなーとぼーっと見てたんだけど、主人公の弟の恋人を演じたジェネシス・ロドリゲスという若い女優さんが活き活きしててそっちに目を惹かれました。新人なのかな。次はシュワちゃんの俳優復帰作に出演するそうで注目しとこ。

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メン・イン・ブラック3

かつてエージェントKに逮捕された宇宙人犯罪者が復讐のため時間を超えて過去のKを殺し、Kを存在ごと抹消してしまう。時空の改変をもとにもどすため、エージェントJは犯罪者が戻ったよりもさらに少し前の過去へ戻り、事態を未然に防ごうとするのだが……というお話。
中盤、未来の可能性を重ねあわせで見る力をもった宇宙人が出てきてから面白くなりました。

時空SFという題材自体は大きいですが、起こっていることのスケールは過去2作に比べてかなりこじんまりしてます。が、それはJとK二人の人間関係にぎゅっと絞りこんだ結果なので、これはこれで楽しめました。
JとKのコンビが実際的に擬似親子の絆をもっているのだという着地点へまとめた終盤はじんわり沁みます。とくにあの海辺のシーン。

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バイオハザード リトビリューション

シリーズ最新作。
もうここまできたら何がどうなっても最後までお付き合いする覚悟。
東京とかモスクワとかのフィールドがバーチャルリアリティ(物理)って感じでアトラクションっぽいノリなのがおもろかったです。うん、安易に電脳空間とかにしなかったのは偉いと思う(笑)
そしてラストはまた安定のオチ構図。
この引き芸はもはや石川賢メソッドとみなしたほうが楽しいかもしれん。

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プロメテウス

超古代、人類を創造したと思われる存在の痕跡をたどって地球から遠い宇宙の彼方にある星へやってきた調査チームが宇宙人ののこした遺跡のなかで出くわす恐怖の物語。
『エイリアン』の前日譚ということになってますが随所で微妙にズレがあるので直接つなげていいかどうかはちょっと判じかねますね。というか、舞台となる星も「LV-223」で、エイリアンシリーズの「LV-426」ではありませんよね。
「かつて、別のところでこういうことも起こっていた」くらいのつながりでしょうか。

寄生生物は“スペースジョッキー”たちの種族が戦争に使ってた生物兵器で、卵の見つかった星は実験場なんだろうという推測が劇中で語られており、これは今まで裏設定だとかスピンオフ作品での設定としてはよく知られていたことですがここへきて本家の映画シリーズで明言されましたね。

ラストはけっきょく「どうしてスペースジョッキーたちが地球で自分たちの遺伝子をばらまいて人類を誕生させたのか」といったそもそもの謎は謎のまま、それでも真理を追い求める人間の根性を描いてしめくくっているのですが……まあたしかにそこは答えを描いたら終わりになるポイントなので、ベターといえばベターなのかなあ。あまり評判は芳しくないようですが。

役者では、アンドロイド役のマイケル・ファスベンダーが最大の収穫でした。人間に対して含むところのあるロボットという役柄としてすごい良い芝居をみせてくれてます。

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ザ・レイド

インドネシアのアクション映画。
麻薬王が支配するゴロツキひしめく高層ビルへ突入したSWATの苛烈な戦いをノンストップで描いています。麻薬王の部下の戦闘マニアなおっちゃんが素晴らしい。小柄な身体で動く動く。この作品のアクションの質と量を、主人公以上に支えてます。

シラットかっけーですね。
ムエタイと重なるところはあるんですが、急所をピンポイントでボスンボスンと潰すところや身体の円運動がコンパクトなところなどで独特の味があります。

本作はハリウッドリメイクが決まっているそうですが、シチュエーション勝ちすぎたあまり主人公と小柄なおっちゃん以外のキャラが立っていないんで(キャラ立てを控えめにしたぶんだけシチュエーションや空間そのものを堪能させるということではある)、たぶんリメイクではSWATチーム内の人物描写をもうちょっと掘り下げてくるんじゃないかなーと思います。

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スティーブ・オースティン S.W.A.T.

元WWEレスラーの「ストーン・コールド」ことスティーブ・オースティン主演の警察アクション。
すげぇ強いんだけど犯人の生死や人質の安全おかまいなしの雑で荒っぽい仕事ぶりから上司に怒られてばかりのSWATチームが再訓練を命じられて人気のない廃ビルで突入シミュレーションをはじめたらちょうどそこではロシア系マフィアとイタリア系マフィアがある重要な「ブツ」をめぐってにらみ合いをしている真っ最中で、三つ巴の乱戦になるという筋。
三勢力の間で武器や人質を取ったり取られたりしてつねに主導権がころころ変わり続けていくのが面白かったです。

Posted by みやも at 01:56 | コメント(0) | トラックバック (0)