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2010年01月31日


<BLACK LAGOONの片渕監督>がマイマイ新子を作ったということについて

 土曜日に観てきたシネ・ヌーヴォでの『マイマイ新子と千年の魔法』初回上映は、上映後に監督の片渕須直監督のトークがありまして、いろいろ興味深いお話をされておられました。

 マイマイ新子について監督の名を出すときはどうしても「『名犬ラッシー』『アリーテ姫』の片渕監督」という冠にしがちですが、じつはフィルモグラフィー的には、TVアニメで『BLACK LAGOON ブラック・ラグーン』を手がけたことがかなり根っこのところでつながりをもっていたようなことがトークの中で語られたのが印象に残りました。

 以下、うろ覚えによる要約。(正確な書き起こしではないです。監督の言いたかったニュアンスがだいたいこんな感じだったかなと)

「原作はとにかくエピソードごとに死の強い匂いがする。原作者はもともとエロスを書く人だが、児童文学でマイマイ新子というお話を書いたらエロスを使わない代わりにタナトスが前面に出てきた。」

「もともと往年の児童映画のようなものを作りたくて、子どもの目線や価値観とか、未来へ向かうことや自己実現するということを描く作品を作るべきだとも考えていた、が、(タナトス寄りの作品である)アニメ『BLACK LAGOON』を手がけて、そういう道ではない人生──自己実現の岸辺に向かおうとしてもその手前の水の中に落っこちて溺れてしまって、目の前にゆらゆらしてる草のようなものをつかんで一生懸命に這い上がってみたらそこは自己実現の岸辺とは正反対の岸辺で、向こう岸に行きたくてもどうしようもなくなっている……そういうことについても考えるようになった。でも、それを踏まえたうえでなお子ども達に伝えたいもの、をマイマイ新子で描いた」

 片渕監督のマイマイ新子では「死者を悼む」ということと「想像上のキャラクターに思い入れる(それによって現実で活き活きした生きる力を発揮する)」ということが限りなくイコールなものとして演出されていまして、それは戦争や死の影を帯びた原作や、ドンパチと血と死を直接に描くブラック・ラグーンを経由して、そのうえでなお子供の心と世界の関わりあい方を描くにあたってどういうアプローチがありうるかという片渕監督の心情のあらわれだったようです。

 というわけで、「『BLACK LAGOON』の片渕監督がおくる『マイマイ新子と千年の魔法』」としても意味のある紹介になると思う次第。

【関連】
『マイマイ新子と千年の魔法』昭和30年代を生きる少女達を瑞々しく描く [WEBアニメスタイル]
「人間には負の部分、不幸の部分があります。それを描かなければならないという思いが、『アリーテ姫』の後半をやっていて特に募ったんです。そのときに出会った企画が『BLACK LAGOON』でした。この作品を手がけた事で、また希望が描けるようになったんです」

↑ここで語ってるのと同じことですね。



 あと、この映画を作って物語の中をくぐり抜けた体験によって、監督にとっての新子と貴伊子が、新子たちにとっての清少納言と同じような存在(架空なんだけど、真に迫って“そのへんにいる”ことを感じられる)になっているというのがコメントの端々にあらわれていたのも印象深かったです。

 フィクション(のキャラクター)というものについて考える際にいろいろ示唆深い内容詰まってますよね、この作品。


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『マイマイ新子と千年の魔法』再鑑賞

 1月30日の日記。
 アニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」は大きな劇場での上映が(あっという間に)終わってしまい、もうDVD/BD化待ちかと残念だたっところに大阪の九条にある単館で一日一回の上映が行われると知り、喜び勇んで再鑑賞に向かうのこと。

シネ・ヌーヴォ公式サイト

 上映は夜の20時20分から。
 ……なんですが、きょうは午前10時09分についた時点で俺の前には13人の行列ができてました(^^;;
 10時27分に窓口が開き、もらった整理券は18番。
 初日の勢いということもあったでしょうが、シネ・ヌーヴォは全69席の小さなハコなので、確実に座りたかったらなるべく早めに行って券を押さえておくのがよさそうです。

 じっさい上映開始されたときには全69席+補助席15席ぎっしり、さらに立ち見も出てました。

 シネ・ヌーヴォに初めて行くかたは、劇場の位置が最寄り駅からちょっと脇の細かい通りに入ったところにあるので迷わないよう地図などでよく確認しましょう。

 ・中央線の九条駅、6番出口から出る。
 ・出口階段から出てすぐ前に見えるマクドナルドから始まっている商店街へ入る
 ・パチンコ・オメガという店のところで右折して裏通りに行く。
 ・すぐ次を左折。
 ・すぐ次を右折(曲がるところで「シネ・ヌーヴォ」と書かれた木彫りの看板があります)
 ・10メートルほど歩くとすぐシネ・ヌーヴォに到着。入り口の上にバラの金属彫刻をあしらった建物です。たしか隣がスポーツ用品店だったかな。


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2010年01月29日


SF小咄:「柱」

 突如、外宇宙から飛来した無数の巨大な柱状物体。

 世界各地……海を問わず山を問わず国を問わず都市も田舎も人のいる場所いない場所も問わず、太さ400m・長さはおよそ1万5000メートルに及ぼうかという謎の柱たちが次々と突き刺さっていく。それらのもたらした深刻な(それでいて質量の問題を考えるとあまりに軽微ともいえる)被害により人々はパニックに陥った。あたかも人類社会を弔う墓標のごとくそびえたつ柱状物体群に対し、あらゆる学術分野が分析を試み、あらゆる威力保持者が破壊を挑む──が、何ら納得のいく成果には至らない。

 やがて世界中の人間が途方に暮れ始めたなか、あるオカルト主義者が柱の位置は大地の気の流れをつなぐ龍脈のうえにあると見出した矢先、天上から何らかの知的生命体の声が響いた。

「お客さん、どうっすか」

 そして地球は答える「肩こりにはやっぱ針だねえ」

Posted by みやも at 08:58 | コメント(4) | トラックバック (0)

2010年01月28日


購入録

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[漫画]
 ・「鉄娘な3姉妹」(2)
 ・「へうげもの」(10)
 ・「ゴクウ」全4巻
 ・「Cheers! チアーズ」(8)

[書籍]
 ・「官能小説「絶頂」表現用語用例辞典」 永田守弘(編)

[OVA/DVD]
 ・「雲界の迷宮ZEGUY(ゼガイ)」 1993


 『官能小説〜』はその名の通り、膨大な数の官能小説からヒロインが絶頂するシーンを抜き出し、いくつもの項目に分類した上でずらりと並べて紹介するユニークな一冊。とても面白いです。ジュブナイルポルノとかエロゲとかでもこういうのあったら面白そうですねえ。

 『ゴクウ』は「OVA版見たいなー」→「つか原作未読じゃん」→「どっか近場で買えないかなー」→と考えながらふと立ち寄った近所の古本屋に全巻そろってた→即GETという流れ。

 『へうげもの』は新キャラの英子さんに惹かれます(←ガタイのいいヒロインフェチ)

 鉄娘は能登が! いろんな意味の能登が! かわいい。こういう非テツの子が混じると、鉄道素人の読み手にとっては作品の間口が広がってくれて嬉しいです。お話ではやっぱり最後の"加賀さん"がいいですね。いい意味でしんみり。

 OVA『雲界の迷宮ゼガイ』は未見。
 現代日本の女子高生二人が雲の上の世界に迷い込み、森羅万象をすべるパワーをめぐって歴史上の偉人達が繰り広げる争いに巻き込まれるお話、らしい。
 ヒロイン2人が横山智佐と日高のり子で、

▼味方
土方歳三 CV:山寺宏一
平賀源内 CV:永井一郎

▼敵
卑弥呼 CV:山田栄子
諸葛亮孔明 CV:池田秀一
レオナルド・ダ・ヴィンチ CV:緒方賢一

 豪華ですね(笑)
 スタッフは原作・脚本・監督が影山楙倫(=杜野幼青)。キャラクターデザインがつなき亜樹。つなき氏は小説「魔獣戦士ルナ・ヴァルガー」の後半と外伝のイラストを描いた人で、影山監督は同作のOVA版で監督をやったという間接的なヴァルガーつながりの組み合わせ。

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【あらすじ】(DVDジャケット裏より)
ごく普通の女子高生の美希とさやかは夏のある日、学校から帰る途中、バスごと雲上の異世界へと迷い込んでしまう。一体、何故……?

そこにはあらゆる時代を超えて森羅万象を司る神“ゼガイ”の力を封印した“風の門”があった。その門を開き、“ゼガイの力”を得るため、ゼガイの面をめぐってヒミコ、諸葛亮孔明、ダ・ヴィンチらは、歴史の中を暗躍してきた。その野望を阻止すべく戦い続ける“ゼガイの戦士”新撰組副長 土方歳三、そして平賀源内。その雲界においても続く、両者の熾烈な戦いに巻き込まれた美希とさやかの運命は……?

次々と襲いかかる物の怪たちとの激しい空中戦。行く手に立ちはだかる驚異の巨大艦、轟音と共に舞い上がる鐘! 蘇る妖獣グリフォン!! 風の門は果たして!! 美希の見たものは…。

影山楙倫 が原作・脚本・監督を手掛けたスーパー・ファンタジー! かつてない興奮が時空を駆け抜ける。

 ひと昔前のOVAってあらすじ書き出すだけでうっかり満足してしまうのぜ……


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Posted by みやも at 04:25 | コメント(3) | トラックバック (0)

2010年01月26日


お正月に各方面のお友だちから頂いたお土産

 事情と都合があってなかなか地元から離れられない身の私ですが、ありがたいことに公私の各方面でお世話になっている方々から贈り物を折々いただいて時代の息吹を感じる機会を得ている次第。

 今年のお正月付近には、お仕事でいつもお世話になっている某氏・貴重な関西圏でのオフ会フレンドの某氏・旧エヴァ時代からの長年のお友だちの某氏からそれぞれ同人誌等コミケ関係のお宝を送っていただき、充実した新年最初の一ヶ月を過ごすことができもうした。恐悦至極。

(同じくお正月に帰省してた高校時代の友人Sくんからもらったエヴァのチョコサンドクッキーのレポはこちら

 以下、いただいたものを拝受した時系列にて。


[1月7日・記/ I氏より]
 ・みなもと太郎『風雲児たち外外伝「松吉伝」』1〜2
 ・貧血エレベーター(ウエダハジメ)のマイマイ新子本
 ・咲 -saki-を福本漫画をはじめとする様々な麻雀劇画と関連づけて分析する評論本


 みなもと先生の松吉伝の松吉というのはみなもと先生のお祖父さんのことで、思い返すとどうもただものではなかったっぽいので調べてみたら日本の激動の時代のうねりに密接していたものすごい人物だった、という実録漫画。

 独特な絵柄と言語センスでおなじみのウエダハジメ先生が今回題材にしているマイマイ新子というのは昨今クチコミで人気が急速に高まっているアニメ映画『マイマイ新子と千年の魔法』のことで、僕も公開されてすぐ観に行って以来たいへんハマっております。話題になってきているとはいえ依然としてどマイナーな作品なのに変わりはない状況なので、マイマイ本はほんと貴重。うれしい(笑)


[1月7日・記/G氏より]
 ・シンケンジャー本
 ・フレッシュプリキュア本

 フレプリ本はキュアパッションの贖罪話でエロエロよー
 ただし贖罪といってもただごめんなさいごめんなさいじゃなくて「けじめをつけることで未来に向かう区切りとする」という前向きの意気をもったパッション像なので読後感はさわやか。
(せつなタソの償いを題材にしたエロ同人では、どうも償いをしようとして潰される姿が描かれがちで、そういうのは個人的には痛ましかったのでこれは嬉しい捉え方です)


[1月12日・記/M氏より]
 ・「ムーアはご機嫌ななめ」
 ・安倍吉俊の同人誌
 ・東映ロボットーガールズ公式ファンブック
 ・風雲児たち外伝16「冗談新撰組 油小路の血闘」(2009夏コミ初出)
 ・トレーディングフィギュア(パチスロ「スーパーブラックジャック」のヒロインRio、田中宏作品から虎鮫金次郎・内海鄭司・虎鮫銀次郎など)
 ・田中宏「BAD BOYS 廣島不良伝説編」(コンビニ販売されたペーパーバック)

 「ムーアは〜」……アラン・ムーア(を萌え少女化した)ファンブック! そういうのもあるのか。漫画「ぷちえヴぁ」を描いてるプロの漫画家さんだそうで。(作者HP) この同人誌は海外で話題になっちゃって、ニール・ゲイマンにも知られたらしい。ワロス

 AB先生のは、製作中のゲームの設定資料集だそうな。(Wiiウェア用の『殉職刑事!』というタイトルらしい)

 東映ロボットガールズはガイキングのガイちゃん、ガ・キーンのガッキー、バラタックのバラちゃんの設定イラストなど。元タイトルがDVD発売されるのに合わせたプロモみたいな意味合いで立ち上げた企画らしいですが… 「2009年3月に開催された東京国際アニメフェアにて初めて掲出したところ、東映アニメーションらしからぬ企画ということで多くの方から様々なご意見を頂きました」(※ガイドブック内の記述) 微妙な表現だ……(笑)

 トレーディングフィギュア、田中宏漫画ものの造形師は岩倉圭二。このシリーズに関しては何故か悪役・脇役ほど出来がいいと評判……らしいです。

 「BAD BOYS 廣島不良伝説編」は去年ヤングキング本誌に寄稿された「KIPPO」とBADBOYS最初のエピソードをまとめて収録した本。 田中氏のブログによると、最近作と初期作品をいっしょに載せるなんて羞恥プレイはやめてくれと編集部へ懇願したそうですが結局発売されて頭抱えた、とのこと。じっさいすごい絵のギャップがあるんですが、逆に言えばその大きなギャップというのは漫画力の上昇の度合いを示すものであり、すげーなぁとしみじみ。


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2010年01月24日


今週のフレッシュプリキュア感想

第49話。

・ノーザクラインを倒し、ウエスターとサウラーの生還の事情も判明し、いよいよラストバトルへ。ステージ移動のためにきれいな南さん謹製の具現化生物、その名もホホエミーナ! これはこれでキモい!(笑) おまけにそのネーミングセンスは……いやいいんですけど!

・エンジェルピーチのナマ脚ガーターがエロすぎる。

・やはり美希タソと南さんのからみはあとひと段落挟んでおいてほしかったかなーと。まあ恋愛的な意味でどうこう深入りする事もなさそうだし、ちょっといい感じ止まりならいいか。

・タワーを昇った先でメビウス様と対峙。ハートマーク乱舞のなかパッションと見つめあうメビウス様のニュータイプ空間吹いた。場面としてはここまでのイース/せつな/パッションの積み上げの集大成でまじめに熱いところでもあります。

・とうとう明かされるメビウスの正体、そしてラビリンス管理体制成立の経緯。この手のSFではおなじみの設定ですね。強いて考えれば、我々にとってはラビリンスのほうこそが地続きの未来の世界のありさまで、ラブやんたちの世界のほうが異世界(よりよい可能性の世界)かもしれません。 ……という見方をしてみるとパッションが主人公すぎるのも腑に落ちますね(笑) 彼女こそ実は我々の代表となるキャラだったのだドーン!

・エンジェルピーチのナマ脚ガーターがエロすぎる。

・メビウス様は拡大解釈によって暴走はしたものの、実のところ最初に作り手から与えられた存在意義(世界を管理しろ)から抜け出せていないことを思うとつくづくおっかないですね。ほんまに誰も何も考えてない、奴隷だけで王が不在の世界。

・つうわけでラビリンスの解放は、新しい思想の植え付け上書きというよりは元々あった人間性の回復ということなんですね。それで後々「やっぱり管理されてるほうがよかった」と言い出す輩もまあ出てくるかもしれんけどプリキュアの戦う姿を見てしまった以上いやいやそうはいかんと。 少なくともプリキュアに声援送ってた例の幼女たちはそうはならんと。

・おっさん声の幻でもイース様のお姿を拝見できて懐かしかった。他のメンバーのもドS仕様でたまらん。メビウス様の画像フォルダにはああいうコラ画像がたくさん保存されてるんだろうな。変態コンピュータめ。

・さあ、泣いても笑っても次回が最終回。第2話からちまちま書き散らしてきたこの感想文も次でおしまいです。ハートキャッチプリキュアに関してはたぶん気が向いたときに一言感想を漏らす程度になると思います。

・エンジェルピーチのナマ脚ガーターがエロすぎる。

【関連】
これまでのフレッシュプリキュア感想
 


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2010年01月23日


今週のフレッシュプリキュア感想

第48話。

・いろんな意味で残念な“本当の姿”をあらわしたノーザさん&じつはガチな武闘派だったクラインとの対決。プリキュアたちの攻撃が放つ光がラビリンス国民をひきつけ、管理社会の体制がじわじわとほころびをみせていく。

・ちょっと面白いのは、ラビリンスの人々が「勝手に」引き寄せられているところですね。この時点で、元イースであるパッションをのぞいたラブたち3人の動機としてはあくまで「シフォンを助ける」「管理体制の押し付けに見舞われた自分たちの世界やスイーツ王国を解放する」であって、ラビリンス解放は意識にないか、あったとしてもかなり優先度が低い。プリキュアは歴代通して大文字の正義をかかげるヒーローではないのがあらためて確認できます。

・んで、大きな正義はかかげてないんだけど、プリキュアは自分たちが戦う姿を人々に見せて、それを見た人々のほうでモチベーションが上がって自分たちの生き方において自分たちで何かせずにはいられなくなる……というのは人前で戦うプリキュアでありテレビに映って子どもに応援されるプリキュアであるフレッシュプリキュアというシリーズ全体で繰り返し描かれてきました。このラビリンス編は、いきなりこういう展開なんじゃなくてテーマの強調反復における最後の一場ということですね。(プリキュアから離れたラブたち自身の現実の人生においてこのテーマは人前でダンスをするという形で拾われる……と思われる)

・まあ、ラビリンス編はじっさいに描かれているエピソードは正直かなりおおざっぱな展開なのは否めませんが(^_^;;、上記のような“描こうとしている”筋自体は作品の敷いてきた道から外れていないのでいいと思います。

・さらにいうと、そのプリキュアの姿を見て何かせずにはいられなくなるラビリンス国民の代表として、今回ものの見事にあっさり復活してくれたきれいな西さん東さんがいるという次第。プリキュアから救ってもらって特定の思想によって解放されたわけじゃなくて、あくまで「(メビウスの管理社会の)真実をたしかめたい」という、行動への意志が生じたのだ、というところがきれいです。

【関連】
これまでのフレッシュプリキュア感想
 


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2010年01月22日


今週の「エデンの檻」感想

第52話。
 
・暴れコンドルの群れと毒ダニのダブル襲撃におびやかされるアキラキャンプ。川に潜ってやりすごそうとするも限度があり、女生徒たちが読者に水中パンチラを披露してヒャッホーイさせる以外にはあまり有効な対策とはならないのであった。ミイナくんの目の不調をじわじわ進めるカットが入ってて心配なのと、前回ダニを素手でプチっとやってのけた肝の太い女生徒が真理谷くんを助けてたり、細かいところでいろいろお話の副流が作られてるのがうかがえますね。

・カラテガール宮内さん、せめてもの反撃を意に決し、一人で川から上がってアルゲンタビスに膝蹴りをかます。「空手弐段ナメンなよ──っ!!」 空手はナメませんが翻ったスカートのなかであらわになった見事な黒スト越しのパンツは舐めたいですね。

・宮内さんのピンチに、ちょっとだけいいところを見せるザジくん。この二人の人間関係どこまで動いていくのかなーと楽しみです。

・次々と危機に陥っていく仲間達。しかしそこでザ・知恵袋の真理谷くんがアルゲンタビスの身体構造上の弱点に気づき、またも事態解決の糸口をもたらすのだった。って、ほんとに役に立ちすぎだろうメガネボーイ。このアルゲンタビス編の前のクマVSオオカミ編では出番がなかったんで、あらためて存在感を取り戻すステップにはなってるんですがこれじゃ便利キャラにもほどがあるぜ!(笑)

・この島でサバイバルが始まってから、はじめて正面から戦って巨大生物に勝利したアキラたち。さしあたり鳥の群れが去って態勢を整える時間が稼げたところで、アキラが毒ダニだらけのベースをどうにかする手立てを思いついたと告げて、次回へ続く。まあさすがにここからさらに真理谷くんが知恵を出したら主人公かたなしですから、アキラもアタマ使ってみせないとな(^_^;;

【関連】
 これまでの「エデンの檻」感想


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2010年01月20日


今週のフレッシュプリキュア感想

第47話。
 
・とうとう全パラレルワールドを触手レイプ管理下に治めたメビウス。そんな中、ラビリンスの本拠地に飛び込んだプリキュアたち……と離れてしまった先でインフィニ状態絶好調なシフォンを発見したタルトとアズキーナ。警備システムに襲われたさい、シフォンを虜にしている装置に接続されていたケーブルを苦し紛れに引きちぎる。この行動があとあとの展開にまで影響を及ぼすことになろうとは……。

・小獣どもに心臓部へあっさり乗り込まれたメビウスタワーって本拠地としてどうなん……と思いつつも、考えてみたらラビリンスって他の世界へ攻め込むばかりで本土決戦はまったく想定してなかったんでしょうね(アカルンの移動能力が例外的なチートすぎた)。さらにいえば攻めるにしたって、人々を取り込んで管理するという目的からして攻め滅ぼすための軍事力は使わないし、いったん管理したらもう反抗心が生じることがないから内部を取り締まる警察機構もろくに敷いてなさそうだし……内外の警戒がゆるいのもまあありえる在り方なのかなと。

・ピーチ&パイン対ノーザ姐さん。今回はシリーズ全体のテーマをもろにぶつけあう戦いになってましたね。「自分で何も考えなくていい・選ばなくていい楽な世界」を押し付けてくる敵に「自分で選んだ道が苦しくても回り道でも失敗しても後悔しても、そのほうが豊かでいい、その豊かさが笑顔を生む」と反駁する桃&パイン。思考が完全にフラットになるラビリンス管理下の人生では、マイナスの苦痛がないかわりにプラスの喜びも出てこないんですよね。まあプラスマイナスの波があって喜びが生まれたほうがいいというのもあくまで一つの信念なんですが、この状況はラビリンスのほうが先んじて全世界へ押し付けをやらかしてるので気持ちをぶつけ返す筋合いはあるよなと(笑)

・あと、けっきょくメビウス様ひとりの統治に何もかもゆだねるのが正しい事となるためにはメビウス様が無謬であることが必要で、だから当然「いざ何かあったら丸ごと総崩れじゃないの、その体制」というもろさを危ぶむツッコミはできますよね(プリキュアたちの語った“豊かさ”というのはそういうことへの反論でもあるでしょう。生物進化のなりゆきをみても分かるように、多様性があるというのは状況の変化に対してたくましいということなので)。でも管理される人間はそれ(メビウス様がつねに誤らないこと)を確かめたり試みたりすることを封じられてるので、まあまだ管理されてない人々からすればちょっと待てや、と。

・ところでラビリンス国民って性生活もスケジュール管理されてるんでしょうかね!? 「深夜1時30分、●●●と★★★は駅弁スタイルでまじわって子作りに励むこと」みたいな。

・ふとしたきっかけでタルトからドーナツをもらうラビリンス幼女。「おいしいって何?」→食べる→「おいしい!」はセリフだけみると吹きましたが、まー、しいて解釈すれば「美味しい(っていうのはこの感覚のことか、思い出した)!」みたいなニュアンスで、美味しいという概念自体は知っていたが、実際にどういうときに感じてどういうときにそう表現するのかうっかり忘れてしまうくらいふだん味気ない暮らしをしていた、というふうに見ておきましょうか(^_^;;

・国民へ生活スケジュールを示すラビリンスの街頭テレビにプリキュアたちの戦う姿が映り、ラビリンス国民の関心を惹き付ける。なんでテレビに…と思って前後のカットをよくみたら、どうも冒頭でタルトがラビリンスの心臓部にある装置を傷つけた影響で誤作動が出たっぽいですね。

・プリキュアの戦いや、シフォンへオルゴールの音を届けようとがんばるタルトに、通りすがりのラビリンス国民が次々と興味をそそられ、手伝いを申し入れてくれるようになる。親切すぎるぞラビリンス国民!

・上で書いたように、ラビリンスは内側に対してもかなり油断しやすい体制なんで、それがたたった感じでしょうか。がちがちに洗脳して人格を統制するんじゃなくて、楽な生き方で思考力を鈍らせてるだけ→思考の回転数が上がる状況になると急にまともになる、みたいな。

・そしてノーザ姐さんが色気のかけらもないかなり大味なモンスターデザインになってラブから「これがノーザの本当の姿なの!?」と酷い言葉を投げつけられたところで次回へ続くのであった。ラブやん……

【関連】
これまでのフレッシュプリキュア感想
 


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2010年01月18日


『七色いんこ』読んだ

 ちょいと公私にわたってプチ忙しくてブログ更新が単調になっとります。
 お正月付近から複数方面のお友だちにお土産をいただいたり(感謝!)、あれこれ本を読んだり漫画を読んだりエロゲをやったり先週のプリキュア観たり今週のプリキュア観たりしたのでそのうちエントリを上げる予定です。

 今夜はひとまず、最近読んだこれのメモだけ。

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 舞台演劇で正規のキャストが使えなくなり別の人間を立てる必要が出たとき、完璧な変装によってオリジナルキャストそっくりの姿で“完璧な代役”をこなす代役専門の俳優……そしてその変装の技術で人々をあざむき金品を掠め取っていく謎多き盗賊、それが七色いんこ。

 ここ近年いろいろ意識して手塚漫画を読むようにしているのですが、まだまだ有名作でも未見のものがけっこうあります。これもタイトルだけは知ってて現物に目を通したのは今回が初めて。

 「七色いんこ」は正直、お話はかなり手なりで強引なエピソードが多いんだけど、そのぶん手塚先生の作家意識の普段づかいのところが漏れ流れてる感じで楽しいです。「子どもに見せる劇に実験とか変なひねくりはいりません」みたいな含みのあるセリフをさらっとサブキャラに言わせてたりね。

 個人的に一番面白かった話は「棒になった男」(出典は安部公房ですね)。
 素顔を隠して他人を変装とペテンで騙し続けてきた七色いんこの抑圧してきた無意識の本音が一つ目のてるてる坊主の幻覚になってつきまとってくる。いんこは日常生活やお芝居を邪魔されて悩まされ続け、あげくには舞台上で「棒になった男」のカバン役を演じているときにパンツ一丁のまま失禁する醜態を観衆にさらすはめになる。最後はてるてる坊主が家族を連れてきていんこがズッコケておしまい。オチがついてるようで何もオチてない(^_^;;

 絵ヅラとしてうっかり笑ってしまったのは、「俺たちは天使じゃない」のラストシーン。
 飲んだくれの親父がこさえた借金を返すため酒場勤めを強いられていた少女(12歳)を、ある計画のため親父に変装して入れ替わっていた七色いんこがうっかり情にほだされて助けるお話。

 正体が少女に知られてから迎えた大団円のなかで二人が別れる場面、

100118.jpg
少女 「ね おじちゃん …おじちゃんは天使なの?」
いんこ「いいや… 天国からきたチャンピオンさ」(キリッ

 そんなセリフを吐きつつ取り出した少年チャンピオンを残して、いんこは去っていくのだった。
 ……うまいこと言ったつもりかー!!
 いやうまいんだけど(笑)

 ラストのコマで、渡されたチャンピオンを抱えながら七色いんこの乗った自動車を見送る少女の後ろ姿に漂うのは哀愁かそれとも激しくツッコミたい衝動か。


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2010年01月16日


今週の「エデンの檻」感想

第51話。
 
・今回一番ショックだったのは杉政くんの死でありました。ぼくらの杉政くんが……ッッ!!(←なぜか必要以上に肩入れしていた模様)

・てなわけで、空からの襲撃者アルゲンタビスをひとまずしのいだ矢先にふりかかった連続変死騒動、その原因が明らかになる回でした。おおう、吸血毒ダニ! これもまたある意味ではアルゲンタビスから受けた被害でありましたな。というか、今までもこれから先でも、条件を満たす動物と出くわす時にはリスクとして気をつけないといけないところですよね、これは。 

・さて、ここでもまた「知っているのか真理谷!」モードで、みんな命拾いしたわけですが。ほんま、真理谷くんがいなくて更に無限電源ノーパソがなかったら早くに全滅しとるやんなアキラたち。主人公ではなく英雄としての格にはついてなくても、こうしてチームの生命線として活躍できるキャラが配置されていると読んでいて嬉しくなります。というか頼りになりすぎです。

・宮内さんいいですね。黒ストだし。割り切りのいい腕自慢キャラが、なすすべない状況のなかで主人公のヒーロー性に押されて何かどうにかならないかと考え悩む姿。黒ストだし。本筋に合流してまだ数話ですが、あっという間に作品の軸に食い込んだ立ち位置をもった感じです。黒ストだし。

・今週の萌えポインツ。宮内さんの可愛い怖がり方と、胡桃をこきゃっと潰すかのごとく巨大吸血毒ダニを平然と潰してのける女生徒。いったい何者だ貴様!(笑)

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 これまでの「エデンの檻」感想


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今週のフレッシュプリキュア感想

第46話。

・新年一発目のお話。お正月気分も吹っ飛ぶ怒涛の展開でした。

・囚われのシフォンを救うべくラビリンス本国のある異世界へ向かうプリキュア+α。これまでは回想やイメージシーン、または会話の端々などから断片的にうかがうしかなかった管理国家ラビリンスのありさまがとうとう具体的に描かれます。

・勝手知ったる地元ということで元イース様の案内によりメビウスの牙城へ向かう一行。途中、死んだ魚のような目をしている人々の行列にまぎれるも、列の中で歩くのに難儀している老人に誰も見向きもしない、それどころか老人本人さえも何も考えずメビウスさま萌えを呪文のごとく呟き続ける様子にラブたちが管理社会の怖さの一端をかいまみる。他人の苦痛を顧みない事と自分の苦痛を顧みない事がセットで示されるのはなかなか含蓄深いですねー。(これは次回第47話で作品全体のテーマである「しあわせ」にからめて、もう一段掘り下げられることになる)

・個人の思考・意志・感情を奪う全体主義的ディストピアを描いた物語といえば『1984』『華氏451度』『未来世紀ブラジル』が有名ですね。近年でも『リベリオン』みたいに、そこらへんの有名作を下敷きにした作品がちょくちょくあります。ラビリンスもそれらのご多分にもれない描写なんですが、どうも現時点でみた感じ、何らかの利益を求める政治的イデオロギーが行き過ぎた極北としての管理社会ではなくて、ほんまにただ管理すること自体を目的に管理しているような虚ろな感じが余計おっかないです(ふつう目的が具体的に何かある場合はそれが達成されれば管理のスケールは止まるか鈍るかするもんですが、管理そのものが目的なのですべてを管理しつくすまで止まることなく、全並行世界にまで手をのばさずにはおさまらない)。果たしてラビリンスの支配体制のなりたち、そもそもどうしてメビウスがこの社会に君臨するようになったか描かれることはあるんでしょうかねー。

死んだ魚のような目をしたラビリンス幼女かわいいですね。俺にも管理させてくださいハァハァ
 
・メビウスタワーに潜入するラブやんたち。立ちはだかるソレワターセをしのぐも、内部構造をたえず変化させて侵入者を迷わせるタワーのしかけに悩まされる。地元民の元イース様もタワーについては分からないことだらけで、早くも「知っているのかパッション!」のお役目から転落するはめになったとさ。嗚呼。

・罠によって分断される一行。廃棄物処理場のようなデリート空間なる場所へ、ベリーとパッションが落とされる。立ちはだかるは失敗続きで後の無いウエスターとサウラー! 実はこの時点で文字通り後が無かったわけですが、彼らはそれを知る由もなくプリキュアへ戦いを挑んでくるのだった。

・ここからがたんなる腕比べではない信念戦で熱かったですね。とくにウエスターとキュアパッションはそれぞれここに至るまでのエピソードの積み重ねをぶつけ合っていてよかったです。すべてはメビウス様のために、と言っていたイースもウエスターもそれぞれ派遣先の人間界で自分自身のよろこびや楽しみを味わってしまった。が、それを認めて守るために生まれ変わったイース/せつな/キュアパッションに対して、どれだけ美味いものを食ってもメビウス様の管理が当然あるべきものとして疑いもしない愚直さにハマっているウエスターさんは、そのノリのよさに反して実のところたいへん痛ましい位置にいます。個であることを許さない管理社会を至上のものとしながら「ドーナツの作り方は覚えた、これからは一人で食べまくりだ」と自分個人の楽しみを求めることを天然でやらかそうとしていて、その矛盾に気づかない痛ましさ。

・思えばウエスターさん、作戦がうまくいかないときにイースやサウラーに助力を求めたりチームプレイで仕事をやっていこうと提案したり、管理社会の人間として元々かなりゆるい人で、なりゆきしだいではイースより早く改心する可能性すらあったんじゃないかなー。だめかなあ。

・一方で、基本引きこもりであまり出歩かなかったためにブレもなかったサウラーと、サウラーとは全然からみがなかったキュアベリーの対決。これはちょっと因縁付けが浅いので残念と言えば残念なんですが、個人的なせめぎあいを挟んだパッション対ウエスターと並べて、一般論として意見をぶつけあうマッチとしてみればまあむしろバランスがいい構図だったかも?
  
・そして戦いも佳境を迎えようかというときに、総統メビウスの非情な処断が。パッション・ベリーもろともウエスターとサウラーまでデリートの対象にされてしまう。イースもそうでしたが、メビウス様の意志に全面的に従う下僕とはいいつつも見捨てられるのは受け入れがたいようですね。多分あくまでも「メビウス様は自分たちを一番いいように管理してくださる」というような盲信で、スケジュールや寿命を決めてもらうことはあってもそれ以外の横暴な切り捨てには信仰の前提を覆されるショックがある模様。

・で、ここでようやくパッションの言葉が目覚めたウエスターに届く。いままでずっと西さんが食事を楽しんだり、イース呼びを続けていたのがここに集約。これはたまたまネタを拾ったんじゃなくて、かなり構成として計算されてたんだろうなーという気がしますな。じんわりくる和解の場面でした。己の愚を自嘲する西さんの苦笑、イース時代からのウエスターを好意的に評するパッションの切実な表情がたまりません。あの、ブタを見るような冷たい目でウエスターを見下していた元イース様がこんなにも温かい言葉を…!!

・しかしあえなく西さん南さんはデリートホールへ吸い込まれて退場。うわああああん!! ……いや、ああいう「姿を消した」描写ならまだ希望はもてると……思いたい……!

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2010年01月12日


男の子主人公のアニメでED曲がヒロイン視点の歌 or 映像になりやすいあのバランス感覚

 いや、なんでかそういうのありますよねー、ってだけの話なんですけど。
 ちょっと真面目に考えてみるに、主人公目線にどっぷり漬かりこんで楽しんでるところから折り返して「主人公をみているヒロインの目線」を得ることで作品の世界そのものがより立体的に広がりをもって感じられるようになる、みたいな効果はありそうですけど、どうかな。

 誰かこの現象にうまい名前をつけてください(笑)
 
【例】新機動戦記 ガンダムW 

 
【例】マクロス7 「MY FRIENDS マイ・フレンズ」

  
【例】イナズマイレブン 「青春おでん」

 
【例】カペタ 「ナナナビゲーション」

 きりがないのでこのへんで(笑)
 いまのメジャーどころでいえばNARUTOとかBLEACHでちょくちょく女性陣視点のEDがあてられますよね。ジャンプ系でさかのぼるとDBの「ロマンティックあげるよ」もそうか。

 んー、逆に女の子主人公のアニメだと男の子視点のED曲つけるとかはあんまりないかなあ?(

※お友だちから指摘あり。少女主人公アニメの男視点EDの実例あった!

ママレードボーイ 「枯れ葉色のクレッシェンド」



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2010年01月10日


今週の「エデンの檻」感想

第50話。

・年明け一発目ということで扉絵はメインキャラ勢が着物姿や寅年にちなんだコスプレをお披露目。大森さんとミイナはお色気担当の面目躍如……ん、ミイナ? いや、これでよし。 さりげにメガネっ子先生におそろいのネコミミつけようとしている矢頼くん、君はほんとにムッツリで先生好き好きだな!

・と、晴れやかな気分でページをめくって本編に移るといきなりあ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛!! 断末魔の叫びが響き渡るなか鮮血を撒き散らす凶暴な巨大コンドルの姿がドン! これがエデ檻流の新年の挨拶じゃー!!

・前回、鳥の前に転げ出てしまった大森さんを間一髪で救うザジ。そして委員長は足先をくわえこまれるも運よくすっぽぬけて窮地を脱する。どちらも何者かが他人をおとりにしようと突き飛ばした結果で、パニックの中に不穏な空気が満ちていく……と急展開なんですが委員長の振り回され方がジャイアントスイングをくらってるようで絶妙にコメディちっくなのが素敵です。

・先の悲鳴をあげて最初の犠牲者となったのは、前回パートナーの女子に向かって「俺が守るよ」と死亡フラグをがっつり立てていた島津くん。じっさいには守れないというのと更に自分が命を落としてしまうという二重の逆予言だったわけですね。合掌。

・ここで、島津くんが逃げようとしたのを女の子が石で殴って引きとめたせいで彼が死に至ったらしいことが言及されていますが、パニックのどさくさで流れてしまいましたね。これはどうするんだろう、放置するってことはないと思うけど……いったん保留。

・単身、得意の空手でアルゲンタビスたちに立ち向かう宮内さん。ハイキックかます脚線美も麗しく、黒スト越しのぱんつ丸見せのりりしいエロスに全国数十万人の男子中学生がフェティシズムに目覚めるのであった。ええ話や……。

・武を知るがゆえに、かなわぬ強敵がもたらす脅威によって自分たちが殲滅されることを冷静に見切る宮内さん。しかしリーダーの道を進むアキラはあきらめない。単身で鳥たちの中心につっこみ、その身を捨てる勇気をみなの目に焼き付け、心を奮い立たせるのだった。

・これは自殺行為……というのとはちょっと違うんですよね。死んでもおかしくない無茶ではあるんですが「死のう」とは考えてない。むしろみんなの命を拾うためにできることをやろうとした結果の、サブタイトルどおり“大いなる賭け”であると。

・前にも似たようなことを書きましたが、リーダーの役割としては本人が武力や策を備える以上に、ついてくる人間たちに何らかの気持ちを与えて集団を方向付けることが最も肝心になります。で、さらに、ただ方向付けを行う(=変化を起こす)ところで終わるのはリーダーはリーダーでも革命家でしかないですが、クニを治める“王”になるのであれば今度はその方向付けたみんなのモチベーションを維持する資質も問われてきます。アキラはいまちょうど、その身に受ける試練の内容が革命家たることを問うものから王たることを問うものへの過渡期にあるんだろうなと思わせるエピソードでした。

・アキラに勇気づけられた有志が結成した防衛隊による見張りが始まるも、何事もなく夜が明ける。しかしそこには何の騒ぎもないまま冷たくなった生徒達が出てきて──今度の脅威は何でしょうか、また何らかの生物による毒の被害かな? 海、陸、空ときてどこにも安全地帯のないサバイバルが続きます。次回以降に引き続き注目。

・ああそうそう、展開的に保留されている、仲間をおとりにして自分だけ助かろうとした輩(複数)については次の危機の中で追求されるのでしょうかね。謎の死をとげた生徒に「松下」と呼ばれてる子がいて、島津くんを石で殴った子と同じ名前なので彼女に限ってはこれでお流れっぽいですが。

あ、鈴木くん生きてた。

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 これまでの「エデンの檻」感想


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2010年01月08日


今週の「エデンの檻」感想

第49話。
 
・囲いをつくったキャンプのなかで仲間達の結束をたしかめ一安心していたアキラたちの死角をつくかのごとく襲い掛かる新たな脅威、空からの襲撃者! 「2009年の大トリを飾る大きな大きな鳥!!」というアオリの悪ノリがたまりませんね。単行本に収録しないのがもったいないアオリがまたひとつ……

・「うわ──真理谷が飛ばされた!」 すみません笑ってしまいました。しかも次のページではさっそく調べ物に取りかかってるし。メガネくんの鑑だな!!

・その真理谷くん調べによると史上最大のコンドル「アルゲンタビス」というらしい、この巨鳥。見開きで横にぶち抜いて(つまり漫画の画面の最大横幅いっぱい活かして)ガバーっと翼を広げて左端にアキラを配置した構図で具体的な大きさを実感させてくれる描写がいいですね。生物の迫力ある描写がほんと巧いです。

・決定的な対策はないものの、とりあえず真理谷くん発案で見張りを絶やさない方針を固めるアキラたち。ツーマンセルの見張りユニットを決めるにあたって、さっそく今後の波乱の種を含む組み合わせが出来ていく。ご当番ヒロインが前に出てきて主人公とからむ宮内さん、下心いっぱいのザジと大森さん、そのほかいろいろ。最後にぽっと出の島津くんとやらがわざわざ「俺と組まないか、守るよ」とイヤな予感バリバリなセリフを吐くあたりいろんな意味で準備万端ですね。

・そして、はりつめつつテンション高めなみんなの状態をけげんそうに眺める宮内ねーさん。その心配は的中し、群れをなして襲ってきたアルゲンタビスによって起こる大混乱。飛行機が不時着した後の集団の狂騒を引き合いに出しながら、集団にパニックが起きる危険が指摘される。
 
・アキラが外から来るものと戦う決断をしていればよかった序盤に対して、現在のステージが変質しているのはここらへんですね。内側をどう治めるかという、ある意味で政治的なリーダーシップが必要になっている。

・だからアキラが怪我をしてろくに動けず、さらに外敵を打ち倒すための武力に特化した宮内さんがそばについてるのは作者がうまいこと計算してる配置で、フィジカルだけじゃどうにもならないという状況が徹底されて際立たされています。

・混乱の中で生じる集団のほころび……エゴの闇。何者かが漏らした「誰かがおとりになればいいんだ」という呟きの直後、襲い来る鳥たちの前に突き飛ばされる大森さん、蹴飛ばされる委員長、案の定さっそくパートナーを見捨てにかかっている島津くん。

・最後に響き渡る悲鳴と、一人マイナスされた生存者カウント……で、この切羽詰った状況で年を越すときたもんだ。さすが生きるか死ぬかのサバイバル漫画、正月なんて目じゃないぜ!

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 これまでの「エデンの檻」感想


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2010年01月07日


「すべてはゼーレのシナリオ通りのチョコサンドクッキーに」

 正月に地元へ帰省してた友達Sくんがお土産をくれました。
 東京のエヴァストアで売られているエヴァ関連のお菓子で、その名も上記のタイトルそのまま「すべてはゼーレのシナリオ通りのチョコサンドクッキーに」

 包みをみるなり商品名に大笑いしてしまいました。人類に販売計画っすかゼーレのじいさんたち。

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 Sくんサンクス、ありがたくいただきます〜。
 と、食べる前に写真を撮れるだけ撮っておこう。おもろいから。


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2010年01月05日


今日の主な出来事

 ふと思いついて「濡れれば濡れるほど強くなる」でググったら2件ヒットしたのでしょんぼりした。

 あとジャンプ読んだ。
 「いぬまるだしっ」素晴らしいですね。今回はとくに俺は大歓喜(笑)
 こういうコラボ企画に限らずふだんから打率の安定してる底固いギャグ漫画でとても好印象なのです。

 「バクマン。」もよかった。
 いっしょうけんめいな状態で蒼樹さんのみせたディフォルメ顔が魅力的です。
 たんに外から眺められる綺麗どころのサブヒロインじゃなくて、"漫画家漫画"である本作のメインキャラの仲間入りを本格的に果たした感じがしてしみじみ。

 個人的な好みで言えば、蒼樹さんと福田くんとはいまくらいの距離感でのパートナーシップが見ててちょうど心地よくて、ここからさらに色恋沙汰でからまなくても別にいいかなーという気はしてます。勿論からんでもそれはそれで楽しみですけど(中井さんも含めて)


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2010年01月03日


購入録

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[アニメ/VHS]
 ・「機動戦艦ナデシコ 特別先行編 Belle Equipeへようこそ」(1996)
 ・「機動警察パトレイバー2 アクセス・ザ・ムービー」(1993)

[漫画]
 ・「かるた」全2巻 竹下けんじろう

 ビデオはどちらもそれぞれ当該タイトルの公開前に発売されたプロモーションビデオ。
 映像クリップとか声優インタビューとか。

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 ナデシコの先行特集は2006年に発売されたDVDボックスの特典に劇場版の先行編とあわせて収録されてるみたいですね。今年の2月にもまたDVD版ボックスとBD版ボックスが改めて発売されるそうで、そっちでも観られるようす。

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 パト2のはこれ以外のところで再媒体化されてるかは知らない。どうなんかな??


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2010年01月02日


今週のフレッシュプリキュア感想

第45話。
2009年ラストの放映ぶん。

・ラビリンスに連れ去られたシフォン。番組冒頭わずか15秒目でインフィニティ化する早業をみせてお茶の間を震撼させる。お手軽すぎるぜ……!

・そしてようやくまともな出番らしい出番がまわってきて自己主張のはげしい総統メビウス様。こうしてみるとラスボスとしての貫禄があんまり……どっちかというとノーザさんのほうが最後の敵キャラとして深みはあるかなあとも。

・人間界、四つ葉町商店街では町の人たちがクリスマスの準備にいそしんでいる最中。今回、まずラブたちの様子をいぶかるママたち三人から先に出番があったというのはあとで振り返ってみるとエピソードのつくりからして必然的な順番だったといえるかも。

・あゆみママさん、サブタイトルのバック右上にお父さんとラブラブな写真が混ざっててギギギ[参照] うーん、土下座して頼んだら一回くらい重婚してくれないかな。

・と、アホなことを考える間もそこそこにシリアス満点のプリキュア組。「プリキュア失格だよ」って文脈抜きに言葉の響きだけだとなんともいえない珍妙な味わいがあっていいですね。太宰治「プリキュア失格」。恥の多いコスチュームをまとってきました。

・とうとう始まるラビリンスの管理計画。その実態はなんと全並行世界を触手レイプして全並行世界の住人達をレイプ目にさせる恐ろしいものだった!! 妖獣教室! 淫獣聖戦! La Blue Girl! 管理状態のスイーツ王国の住人はわりと本気で怖いな。長老さんはむしろ笑えたけど。

・あらゆる世界で、人格をもつ個人個人を完全に機械的な管理下に置くというこの形だと、たしかにものすごい処理能力が必要なのはうなずけますね。

・8時36分と40分のせつなの脚がたいへんエロいですね。[参照その1][参照その2] 今回のスタッフはどうみても黒ストフェチですありがとうございますありがとうございます(感謝の土下座)

・ラビリンスへ向かいシフォン奪還を決意するラブやんたち。イースに戻ってしまったらどうしようかと逡巡するせつなの憂いた姿が愛おしい。せっちゃん大丈夫、むしろそれはご褒美だから!

・そして、ここから今回の本筋となる、プリキュアとしても魔法少女ものとしても思いきった展開に突入します。自分たちから親と友人にプリキュアであることをカミングアウト……!! 本シリーズは歴代で最も人前に出て、直接に人と関わって助けてきたプリキュアであったことがここで活きてきました。とくに、具体的なメインエピソードがあった大輔たちやラブ父たちの驚きが、この場面を強く意味のあるものとして支えてますね。

・「いきなりそんなこと言われてもわけわかんないわよぉ!」 美希のママもっともすぎるぜ!(笑) つか、美希パパは呼ばれてないみたいですがけっきょく何がどうなってるんだろう……。世界の危機にすら出番がないとは……。

・で、流れ的にはこのままガーっと敵地に特攻するような展開をみせる作品もありそうですが、フレプリの場合はママたちの涙ながらの懇願によっていったん引き止められる。親の心情としても自然ですし、何より、ここでも今までのエピソードによる裏ごしが効いていますよね。あゆみママと娘ラブ・せつなの家族愛を描いたお話とか、それ以外にもこまかい日常描写のあれこれがあって今回がある。

・しかし世界の危機は進行中。大人たちが話し合っても解決の糸口が見えるはずもなく、もっともシンプルな答えは親として受け入れがたく……。

・ここのラブたちと親たちの感情のせめぎあいは、いきなり力と役目を授かった系統の日常ヒーローものではいつも問われることで、「出来ること」「したいこと」「するべきこと」の釣り合いの問題がうかがえます。ラブたちがプリキュアであり、ラビリンスに向かおうというのは「やれること」だし「やりたいこと」なんだけれど、子供の身を案じる親たちの立場からすると、能力や意志があっても、それを他の誰かではなく自分の子供たちがやらなくてはならないという「べき」を認めることができない。けど、ラブたち自身はもうその「べき」を積極的に受け入れていて、でも親の心配も痛いほど分かっているので、板ばさみになっているという。

・今回のエピソードはキッズアニメとしては子供視点だけですすめて避けることもできた負荷なんでしょうけど、そこをあえてしっかり描いたスタッフの腰の据わりに感心します。歴代プリキュアのなかで、キッズアニメというよりファミリーアニメの次元により重心を置いてる印象がありますね、フレプリの場合。

・そうして、あゆみママたちはラブたちを見送る決心にいたる。人類を救うとかのマクロなお話以前に、まず理由としてラブたち個人の人生において「後悔させたくない」という親心に根ざしているのが沁みます。プリキュアとして戦うのがラブたちであるべきかどうかから土台を拡げて、後悔しない生き方が子供達の「するべきこと」だと定めた瞬間ですね。ファミリーアニメの親キャラとしては最終回を待たずにここで結論を出していますな。

・そして今回描かれたそういうことは、能力も意志も理由もラビリンスに管理される人生の対極にあるもので、最終決戦前に必要なフェーズだったのだなと。

・お父さんの「世界をたのんだぞ」という一言もいいですね。現実においても、規模は違えど大人たちは次世代の子供に世界のあしたを託さなければならないわけで、これは象徴的な台詞に感じられました。 
 
・そしてようやく、敵地ラビリンスへ出撃。いやー、今シリーズはほんと思いきってますねえ。あとわずかでおしまいというのはつくづく寂しいものです。

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