みやもの作品
修正報告 銀河ツンデレ伝説 (二見ブルーベリー)
修正報告
銀河ツンデレ伝説
初の長編小説。イラストは上連雀三平先生!
二見書房 630円
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限りなく無職に近いライターです。小説も書きます。

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    2011年01月26日

    『ドラゴンボール』と『ママは小学4年生』と即堕ち2コマ漫画で共通して得られる楽しみとは?

    [ note ]

    いきなり結論から書いてしまうと、“省略”のうまみってあるよね、というような事が言いたいのであります。

    人のありさまや人間関係の変化を描くうえで起承転結の起から承・転をすっとばしていきなり結を見せる手法って想像力が刺激されて良いな、ということです。

    ……と、いきなり結論すぎたので、少し巻き戻して述べましょう。

    ゆうべ『レベルE』のアニメをつらつら見ていましたらですね、雪隆くんと隣の部屋の女の子が並んでるところが目に入ってきて、「この二人、あとでいつの間にか親しくなってるんだよなーさりげなくてよかったよなー」などと原作の思い出に浸ってしまいまして。そのさい、ふと自分の好みにひとつ気づいたのです。

    くっつく過程をたんねんに描いてくロマンス話もいいけど、恋愛がメインじゃないお話で時間すっとばしたらくっついてるなんてのもひじょーに萌えるな! と。

    つまり、『ドラゴンボール』みたいな方式ですね。
    お話が数年後にとんだら、もう結婚してるとか子供ができてるとか(笑) 途中でどんなキャッキャウフフがあったんやー! と気になるけどそこはスキップされて、結果だけ目の前に出される(アニメ版はオリジナルエピソードで少しだけそこを埋めてましたけど、とばした期間全体をカバーするほどではなかった)。

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    これは、鳥山明先生が恋愛を直に描くのが苦手なので前フリだけしておいて途中をスキップする手法をとったらしいのですが、前後のギャップによって想像力を刺激することで、むしろそのほうがもっと大きなエロティシズムが発生しているともいえます。

    はっきり描かれればその場の快楽として消費され整理されますが、省略されたものがはっきりと明かされることがない場合、その「気になるなぁ、あんなことやこんなことあったんかなぁ」という興味は長く長く引き伸ばされます。

    もっというと、『ドラゴンボール』における省略の味わいは、男女関係だけに限りません。
    修行の前後も起→承転とばす→結で想像力を刺激するのがうまいんですよね。「ああ、ヤッホイってとこから」「ここと地球の反対側じゃないか!」 この短いやりとりが生む、省略されたからこその豊かな時間空間の広がり! すばらしい! ハチャメチャがおしよせてくる!

    まあ、過程をはっきり見せる・見せないはそれぞれ快楽としての質が違うのでどっちがいいという話ではないんですが(たとえ野暮になってもはっきり見せつけてスカッとさせてこその“見世物”だ、というエンターテインメント精神も娯楽文化を支える強力な軸ですからね)、ただ、少なくとも省略したことが楽しみをマイナスにしない、それどころかかえって楽しみが豊かにふくらむ描き方というものが存在するんだよなーと、時間のスキップをうまく活用している作品が教えてくれる次第です。

    んでもって、変化をもたらした空白期間を妄想する楽しみというのをふまえて視野を広げてみますと、主人公が未来の自分の家庭生活をかいま見るとか未来から主人公の子供がタイムスリップしてくるといった作品もいいよねー、というのが目に入ってきます。

    個人的には、ふだんツンツンしていた二人が未来の自分達の子供のために協力するみたいな“子はかすがい”の先取りバージョンみたいな物語がたまりません。
    この場合、未来の子供というのが承・転をすっ飛ばした「結」の象徴そのものとなって、「ああー、一体どんななりゆきで主人公たちはこの子を……」ともわんもわん想像と妄想をたくましくしてドキドキしてしまいます。たまらんです。

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    そういう、未来からくる子供ネタといえば、まっさきに思い浮かぶのは往年の名作『ママは小学4年生』(1992)あたりでしょうか。

    何も知らずに題名だけ見るとさそうあきらの『コドモのコドモ』みたいな話かとギョッとしそうですが、小学4年生の女の子のもとへ、15年後の未来から彼女の赤ちゃんが時空を超えてやってきたのを面倒見るというSF混じり育児アニメです。
    (ガンダムファン的には、富野監督がOP映像の絵コンテを手がけて何か異様な雰囲気が漂っていたアレとして有名ですね)

    あと懐かしいものでは『キャッツアイ』『シティーハンター』の北条司先生の短編『天使の贈りもの』なんてのもありましたね。

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    何度となく繰り返しますが、ここで述べているのは起承転結の承・転をスキップすることでかえって想像力からくる快楽がふくらむ、省略の妙味についてです。
    これを最も端的に、手っ取り早く、ひっじょーーーに効果的に使っているジャンルがあります。

    それは!

    即堕ち2コマシリーズとは - ピクシブ百科事典

    「ち●ぽには勝てなかったよ……」でおなじみ(?)即堕ち2コマ絵シリーズです。

    いやー、これぞザ・省略美!! って感じですよね。
    この形式の価値は過程を描くとまったく失われてしまう、そう、省略していること自体に意味が与えられているという完成度の高さがしびれます。

    (でもまあ、極論をいうとコマ割り漫画って本来は極微的には即堕ち2コマ的スキップの連続みたいなもんと言えなくはないんですけどね)

    というわけで、省略が削ることじゃなくふくらませることに良く効果している作品というのは良いよね、というだけの話を長々としてしまいました。

    もとより漫画にしろアニメにしろ映画にしろ小説にしろゲームにしろ、表現作品てのは何かしら省略しなければ成り立たないわけで、作品を「ていねいに描け」というのは物事の描き込みを求めるだけじゃなくて「効果的に省略しろ」という裏の意味も含んではじめて役に立つんじゃないかな、と思うのでした。

    みなさんのお好きな作品にも何かうまい“省略”がないか、ちょっと振り返ってみても面白いかもしれませんよ。歴史ものなんかはこのへんが意識的なテクニックとして問われますよね。

    余談。

    俺が寝る前によくする妄想のひとつで、俺の目の前で仲の悪い二人のキャラが激しくケンカしてる最中に空間に穴があいてその中に二人が吸い込まれたかと思ったら次の瞬間には異世界で数年間の旅を共にした結果すっかり仲良くなった二人がいちゃいちゃしながら戻ってきて俺に挨拶するというものがあります。

    なんでそんなシチュが好きなんだ、と自分でもよー分からなかったんですが、つまりは上に述べたようなところが良いんでしょうね。個人的に。

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