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初の長編小説。イラストは上連雀三平先生!
二見書房 630円
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    2009年11月10日

    その男ヴァン・ダム (2009)

    [ movie ]

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    90年代を席巻した、ハリウッドが誇る最強のアクション・スター。ジョン・ウーをハリウッドに招き、アクション映画の革命を起こした男。しかし、21世紀、そのスタイルは既に時代遅れ、ビデオストレート作品が続いてギャラは急降下。復活を期した作品は主演をセガールに奪われ、最愛の娘にも嫌われ、銀行口座は底をつく、挙句の果てに、たまたま立ち寄った地元の郵便局で強盗犯に誤認されてしまう・・・。

     仕事も金も家庭も失ってるけどファンからはまだ根強く愛されてるというさじ加減がかえってじわじわプレッシャーを生んで影を深めていて絶妙。舞台が彼の故郷ベルギーのブリュッセルなので「おらが村のヒーロー」な視線を送ってくるファンとの接触は余計に気まずさが響きます。

     でも、ヴァン・ダムの過去の光を懐かしむ慰撫的なお話じゃなくて、影が落ちていてもあくまでいまを生きることに軸足を置いてるという意味でじつは前向きな戦いの映画なんでしょうね。
     ラストもアクションスターとしての像を甘やかさないシビアなオチでよかった。


     郵便局に立てこもった強盗犯の一人(ヴァン・ダムのファン)と人質ヴァン・ダムのやりとりがおもろかった。

    犯「ハード・ターゲット……ジョン・ウーか。あの恩知らずめ」
    ヴ「そんなこと言うな」
    犯「だってそうだろ、あの野郎をハリウッドで成功させたのはジャン=クロードだ。アンタがいなきゃ、やつは今も香港でハトを撮ってた。だが成功したらアンタをポイだ」
    ヴ「でもフェイス/オフは傑作だったよ」
    犯「アンタを主役にしなかった。だろ?」
    ヴ「ああ、うん、まあ」
    犯「だが天罰はちゃんと下った。ウインドトーカーズはクソだ!」

     で、そのあと「新作の予定は?」「あったけどセガールに主演をとられた」という会話に続く。ウワアアアアア


     人質になってる最中のヴァン・ダムが内面世界で独り語りするくだりが良い味を出してたので書き抜いてみました。真正面のカメラ目線で熱弁するヴァン・ダムの姿はちょっと泣けます。

     長いのでいったん畳みます↓

    「ああ、これは俺の映画だ。あんたと俺のな。
    なぜこんなことをする? いや、しているのは俺か?
    あんたのおかげで夢はかなった。その引き換えにした約束を、俺はまだ果たしてない。
    あんたの勝ちだ。俺の負け。
    でも言っとくが、あんたが俺にくれた人生ってやつは、落とし穴だらけ。
    いつも、質問より先に答えがくる。ああ、そう。ことが起きてから、そうなった理由を考えさせられる。で、理解できると過去を受け入れられる。そういう図式だ。だが、それが分かることは大きな意味を持つ。

    いいか、アメリカでは貧困があり、ひとは食うために盗む。一方でプロデューサーや映画スターを追いかける。彼らに会おうと夜な夜な写真や雑誌をもってうろつくんだ。カラテ雑誌を持ってさ。俺もそうだった。英語は下手で……。
    だが俺には20年やったカラテがあった。昔はひ弱だった……ほら(力こぶを作りながら)、こいつはその成果だ。俺はもともとチビで痩せだった。それで道場へ行った。そこで礼節を学んだ。この挨拶ひとつで信頼が生まれる。

    “押忍”(オス)!

    サムライだ。まっすぐで嘘がない。でもアメリカには、こういう精神はない。誰も言わないだろう、“押忍”って。
    ショービジネスの世界じゃむしろこう言う、“だしぬいてやる”。

    人間や道場を信じてた俺は、傷ついた。妻を何人ももったのは、愛を信じたからだ。三人の子持ちの女性に、どの子が一番好きかと聞いても答えに困るだけだろう。同じさ。人生で5人6人7人……10人の女性を愛したら、どの女性も特別な存在だ。でも誰も分かろうとしない。メディアじゃことさら叩かれる。

    あと、ドラッグ。成功するとあちこちに行き、高級ホテルや豪華なペントハウスに泊まって遊びまくる。世界中いろんな国をどんどん旅する。するともっと何か欲しくなる。ある女性を愛してその恋に引きずられて、俺はドラッグにハマっちまった。
    ヴァン・ダム、“野獣”、“檻の中の虎”。映画のごとくドラッグ漬け。俺は身も心もぼろぼろになった。とことん堕ちて、やっと抜け出せた。──抜け出せた。だが、すべてが、ほんとうに、苦しかった。地獄だったよ。

    俺より貧しい人々を見た。
    俺は成功したが、なかなか皆はこんなふうにうまくはいかない。
    なぜ俺だけが? 何の違いがある? その不条理に胸が痛む。
    俺なんかよりずっと優れているのに、成功できないやつが大勢いる。素晴らしい才能があるっていうのに!
    そりゃ俺だって努力してチャンスをつかんだよ。必死でね。必死で信じて臨んだ。13歳のときから夢を信じ、それがかなった。

    だが、それが何だ?
    俺は世のために何をした?
    何もだ! 何もしちゃいない!!

    なのに俺はここで死ぬのか。
    このベルギーで一から出直したい。俺のルーツ、この故郷で。両親の力を借りて健康を取り戻し、仕事がしたいんだ。

    だから誰も、ここで引き金を引いてくれるな。
    人間は美しい。殺すのは愚かだ。だから俺は神に祈る。
    これは映画なんかじゃない。現実だ。現実なんだ。」

    コメント

    あー、こういう一時スターだった人が、時代ともに人気が衰え、人前から姿を消していくのはなんとも寂しいものですよね。

    そんなとき一発屋と言われたダンディ坂野さんの言葉を思い出します。

    「振り返ると、ブレイクって元々何もなかったところでお祭りが始まったようなものだと思うんです。勝手に花火が上がって、神輿が担がれて、それでお祭りが終わっただけ。自分にマイナスな事は何もない。」

    いい言葉だ。がんばれダンディ!

    とか思っていたら、なんかダンディ、地方の営業とかで今での年収数千万なんですって。

    同情して損した!ヴァンダムに謝れ!床に手を着いて誤れ!

    Posted by: 名無しさん: 2009年11月11日 00:45

    いやまあヴァン・ダムも本当に底の底まで落ちきってたらこういう映画に出たり製作総指揮したりすること自体が出来てないでしょうから、ダンディとどっこいどっこいじゃないかと(^_^;;

    Posted by: みやも(管理人): 2009年11月11日 01:36

    この映画も面白かったですねぇ。
    似たところで「レスラー」はご覧になられましたか?こちらも良いですよ。

    Posted by: ペンギン似の紳士: 2009年11月11日 17:23

    ミッキー・ロークのやつですね。未見です。
    これも結局劇場で観そびれたのでビデオで視聴する予定。

    Posted by: みやも(管理人): 2009年11月11日 22:47
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