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初の長編小説。イラストは上連雀三平先生!
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    2009年02月11日

    「バクマン。」の読み方で気をつけたいこと

    [ book ]

     今週の『バクマン。』のなかで『ToLOVEる』が高く評価されてて、とりかえしのつかないToLOVEる厨な俺大歓喜なわけですが、だからこそちょっと冷静になってみたいところもあったりします。

     かいつまんでいうと、「福田くんが自分の趣味でToLOVEるを評価している」と「作者が思想的にToLOVEる&矢吹氏を評価している」を"完全なイコール"で見ちゃうのはどうなん? みたいな。

     いやまあニアイコール(≒)ではあるとは思うんですよ。
     場面の文脈とか「バクマン。」という作品の性質上、というか創作物である以上キャラクターが語ることには何らかの反映が必ずあるわけで。

     ただその作者→キャラの意見の「反映」は、積極的に意見をキャラに代弁させる「反映」から、ドラマの必要上語らせているという判断の「反映」や、本当はその思想に興味がない・もしくは反感をもっているという逆説的な「反映」までさまざまですよね。

     作者とキャラクターは、距離の近い遠いでは計れても完全な同一視はできません。(極端をいえば「作者が作品内に作者自身を登場させる」という図を描いても、それはまた一個のキャラクターなので実態とは常にある程度の隔たりがある)
     たとえ直接の代弁であっても誇張や萎縮など何らかのバイアスがかかってるし、また外的な判断のフィルターもある。外的な判断ってのは「編集サイド批判的な描写を載せてもよしとした編集サイド」の意図ですね。

     あと、むしろ上の問題よりこっちが一番深刻なんですが、あまりにも劇中に練りこまれた「作者の意見」に焦点を合わせて見つめすぎると、いまそこで語っているキャラクター自身というものを無人格な代弁マシーンみたいに素通りした読み方になっちまわないかという懸念がある。

     行き過ぎた作家論と媒体論は、作品論を食いつぶしてしまいます。
     たとえ実際にほぼイコールであっても、あまりに作者とキャラを重ねすぎると霞んで見えづらくなるものがあるんじゃあないか。

     今週のあれは「福田君が語ってる」んですよ。「福田君が」。「福田君が」。
     もちろん、作者によって「語らされてる」レイヤーは間違いなくあるんですが、そのレイヤーばかり偏重した読み方をせずに、劇中の"劇"のレベルで「こういう見解をもっているこのキャラクター自身はどんなドラマを抱えているのか、これからどんなドラマをつむいでいくんだろうか」というレイヤーもあわせて一緒に読んでいくことを忘れずにいたいものだと、自戒をこめてここに記します。

     なお、最後に、くりかえして書いておきますが、今回のアレは限りなくイコールに近い(≒)ものだったろうとは思っております。


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    コメント

    ToLOVEるといえば、最近真撰組の土方さんもはまっていましたな。しかしながら、空知先生のファンとしては、空知先生がかの漫画を評価しているとは絶対思えないあたりが、バクマンとの違いというか。でもキン肉マンの熱烈なファンだとは思います、例の裁判で技の定義についてあそこまで描写するあたりはそうとしか思えません。

    Posted by: 猛魂: 2009年02月11日 21:02

    トッシーは消滅しちゃいましたしねぇ(笑)
    肉ネタとかファミコンネタとか、やっぱ作者さんの世代の原体験につながるものは愛着を塗りこめた香りがするケースが多いですね。
    (それを避けるためにあえて突き放す描き方をするクリエーターもいますが)

    Posted by: みやも(管理人): 2009年02月11日 21:47

    作者的には「プロとして評価してる」
    福田君的には「個人的に好き」
    ……という側面が強いのかなあと思いながら読んでいました。

    もちろん、完全に割り切れるものでもありませんが。

    Posted by: 戸田家: 2009年02月19日 15:57
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