りんちゃんメイン回。
部活をかけもちして有能な助っ人として活躍していたりんちゃんだったが、大会の日が重なってどの部からも強く勧誘されて悩む……というお話。
やりたいことを「見つける」から「選ぶ」のステージへ踏み込んだ人間のお話で、だからやりたくもないアルバイト先をてきとーに選んだガマオはもちろん倒されねばならないのでありました。酷な対比させますなぁ(笑)
ジョン・カーペンター監督がヒーローの定義について語ったことばを思い出す。
「ヒーローというのは、目的がひとつしかない人物のことだ。そのただひとつの目的がなんであるか、その目的が邪悪であるか軽薄であるかポジティヴであるかにかかわりなく、それがヒーローなんだ。手帳を十五冊も持っているヒーローになんか興味ないね。そんなのドラマとしておもしろくない。ヴィジョンがひとつしかないこと、目的がひとつしかないこと、それがヒーローを決める。」
この考え方をさらに押し広げると、一事を選んで決意する者の物語はその人物がヒーローになる瞬間を描くドラマとして見られるということでもありましょうや。
その意味で、今回はりんちゃんが日常フェイズにおいてヒーロー(ヒロイン)としての資格を問われるエピソードであったのだけど……最後はわりとあっさり成り行きに流された観が(笑)
いや、弟妹が戻ってきて促したところでほとんど決意は済んでいて、増子さんが状況的に後押ししたってことかな。
【追記】
それにしてもりんちゃんのママはちょっとくたびれた感じの色気があって素敵ですね!素敵ですね! ふう、思わず2回言ったぜ。
![]() | 恐怖の詩学 ジョン・カーペンター―人間は悪魔にも聖人にもなるんだ ジル ブーランジェ Gilles Boulenger 井上 正昭 フィルムアート社 2004-11 売り上げランキング : 249973 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |