あんまり真面目には語ってないんで話半分に。
夢(やりたいこと)を見つけたり守ったりするのが主題らしき「Yes!プリキュア5」。
登場人物それぞれが自らの願いを持つなか、のぞみだけはココやうららやこまち先輩といった「他人の夢を応援すること」を自らのやりたいことに規定しています。
これを「まだ自分自身の夢がない」→「主体性がないので、そのうち自分の夢を見つけなきゃいけない」と指摘するのは簡単なんだけど、彼女が「ある銘柄の将来性を見込んで適切に己の財(この場合はお金に限らない)を賭ける」という意味で精神的な次元での<投資家>を志向していると見れば、そこには現状でも既に立派な主体性が働いているとも考えられるんじゃないでしょうか。
夢への投資を受けた側(今週はこまち先輩)からすると、のぞみは精神的な株主になるので、彼女に対して
・夢の株価が最大になるよう経営努力をつくす(夢をかなえるため頑張る)
・株主への背任行為は行わないようにする(夢をあきらめない)
・夢を運営していく間に生じる損益を還元する(苦しみと喜びを分かち合う)
などの責任が生じます。
だから、こまち(経営側)とのぞみ(株主)のどちらが主でどちらが従になってるか、いちがいには言えないわけです。あくまで相互助成の関係なので。
というか、現時点でのぞみはうららに対してもこまちに対しても最大の大株主なので、その支配力は相当に大きいでしょう。(こまち株には、かれんがどれだけ食い込むかが見所ですね)
問題があるとすれば、のぞみがココの故郷やこまち先輩の小説についてまったく知ろうともせずに各々の株を買い入れてやったのはあまりにリスクが高いということくらいでしょうか。
まあ企業の個々のデータではなく全体的な社風、流れ、イメージをつかんで投資するのも一つのスタイルですけど、最低限必要な情報ってのは確実にあるわけで、それさえリサーチしないうちから超強気の直感買いしてるのは投機的にもほどがあるだろう、と(笑)
とくにココの場合はひどくて、のぞみが自社株買いしてやるような形になったところで経営者と交わす会話が「へたをうてば即座にライバル会社に追い込まれていっしょに首を吊る羽目になるかもしれないけどもっと株買って」「うんわかった!」みたいな状況ですからね(笑)(参照:某所で見つけたコラ画像)
そんなリスキーな銘柄を、友達あつめてどんどん共同購入に巻き込むのぞみは鬼の様なブローカーでもある。未公開株詐欺スレスレですよ!
でも、注意すべきは、それらがあくまでリスクの程度の問題だということ。
人の夢に自分を賭けること自体は何ら悪くはないと思います。投資という観念を介したときには、究極的に「人の夢」と「自分の夢」は融和するのです。 最強伝説な黒沢さんは納得しない論法でしょうけど(笑)
【まとめ】
プリキュア5は投資者の美学を描いた物語、かもしれない