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野部利雄「ミュウの伝説」ワイド版で全5巻を読了。
1985〜87年、ビッグコミック誌連載。
超古代を舞台に、救世主としての運命を背負った少女ミュウと闇の一族の戦いを描いた、剣と魔力とビキニ鎧のファンタジー。
基本的には、送り込まれてくる刺客を返り討つパターンの連続。
べつに魔王を倒しに旅へ出かけるわけでもなく、イベントのほとんどが主人公の生まれ育った村で進行していくというのはある意味斬新かも。
最後のほうで、ピンチになったミュウの後ろにそれまで死んだキャラの姿が出てきて力を貸してくれるという、少年漫画でおなじみのシーンがあるんだけど、どうもそれが
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"ミュウは救世主だから、ミュウのために死んだ人間は殉教者であり、守護霊になる"
という理屈らしい。
なんかしらんが、妙に納得した(笑)
連載作品としてはあんまり円満なものではなかったようで、いろいろ散りばめた設定が回収されなかったのが残念。
序盤を読みかえしてみると、じつはミュウが救世主じゃなくてそれを守る戦士だった、というミスリードを織り込んでいたようだけど、最終的にはうやむやのままミュウを救世主とした建国神話をダイジェストで(^^;;流していったん〆。
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仕切り直した新章では、数千年後にあたる現代の東京を舞台に、ミュウと仲間の生まれ変わりたちが復活した魔族と戦う展開に。
こちらはいきなり闇の皇帝が出てきて石川賢ばりの超展開を経たのち、愛が地球を救ってめでたしめでたし。
全体通してみると、最初はパンチラ程度だったエロ描写がだんだんエスカレートして淫獣アニメばりの触手陵辱とかマニアックなところへ行き着いたのが印象的であった。
新井素子のファンタジー小説がアニメ化された際に、女の子だけビキニ鎧にされてしまいました。
新井素子は、「全員が半裸ならともかく、女の子だけこんな格好だなんておかしい」というまことにごもっともな異議を唱えてましたけど、80年代OVAの決まりには逆らえなかったみたいです。
業が深い話だなぁ(笑)
ビキニ鎧といえば古くはパルプSFからの伝統(^^;;ですが、美少女趣味とかたく結びついちゃった日本はやっぱ変な土壌だなぁと思いますね。
http://www.5-ace.co.jp/anime/tobira/index.htm
これを見ていただければ、どういうものか一瞬でわかると思います。原作のイメージがガラガラと崩れる感じがしたのは作者だけではないでしょう。
ただし、デザインはともかく、異世界だったら異世界風の装束に着替えて当然です。女子高生の制服のままで放浪するエスカフローネとかふしぎ遊戯とかストレンジドーンだって、相当ヘンでしょう。
>扉を開けて
これはまたなんとも見事なビキニ鎧(^^;;
そこまでやるならいっそ女子高生かなんかにすればいいものを、律儀に「女子大生」なんすね(笑)
あー、しまった、
これどっかのビデオ屋の100円ワゴンでたたき売られてたのを見かけたなぁ。買えばよかった。
>女子高生の制服のままで放浪するエスカフローネとかふしぎ
>遊戯とかストレンジドーンだって、相当ヘンでしょう。
そういえば犬夜叉もひどいですなあ。戦国時代にセーラー服のミニスカひらひら。襲われても文句いえんぞ!
ふしぎ遊戯は本当に襲われちゃったけどね。
Posted by: Inoue: 2007年02月07日 01:09ブレイブストーリーの原作でも異世界に渡った子がやられちゃうみたいなくだりがあるとかないかとか。
ああファンタジーでさえ世知辛い
Posted by: みやも(管理人): 2007年02月07日 01:23 どんどん話がズレていくので、掲示板に書いた方がいいかな?とも思ったのですが、あちらはあまり使われてないみたいなので、「現代から異世界に紛れ込んだ女の子」スレッドを続けてみます。
私が一般向けファンタジーアニメで見た、もっとも悲惨な運命をたどった女の子は、『今、そこにいる僕』のサラです。あ、説明しなくていいですか?
作品自体は、未来少年コナンの撮影をやってた大地丙太郎が描いた大地版コナンですね。
単に正義感が強いだけで特殊能力のない主人公、世界を救う力を秘めているヒロイン、残酷な暴君、それに盲目的に仕える女幹部、三角塔もどきの移動要塞・・・しかし、ギャグがない。カタルシスがない。奇跡はおこらない。悪はなかなか滅びない。
サラがレイプされる場面はまだ耐えられましたが、自殺しようと川に入っていくあたりで、あんな残酷な作品をテレビで放映していいのかと真剣に思いましたよ。他にも聞くに堪えない台詞や場面が山ほどありました。 「火垂るの墓」以来でしたね。作品論としてケチはつけようがないんだけれど、二度見ることは感情的に耐えられないというやつ。
雑談はOKなんで、気軽にどうぞ(笑)
じつは今僕は未見でして、ただサラの件だけは先にネタバレで知っていたのでずっと回避しているという状態です。
個人的に、その手の痛みを要求するドラマは、映画なら耐えられるんだけどなぜかアニメは徹底的にあかんです(^^;
たぶん俳優というフィルターがないぶん、かえってアニメの方がキャラを実物としてみる度合いが深いせいかもしれません。