ロックとかシマックとか……髪の毛おったちエスパー華やかりし時代の一隅。
1985年、44分 カラー
劇場公開作品
(併映:「エリア88 ACT2.狼たちの条件」)
原作は岡崎つぐおの漫画で、少年サンデー増刊号にて1981〜84年連載。
銀河警察に所属するエスパーが、法を犯すエスパー犯罪者たちと宇宙空間で戦うSFアクションです。
ジャスティはかつて自分が殺したエスパー犯罪者の娘アスタリスを妹として引き取っており、それに目を付けた悪党が、妹のトラウマを引き出してエスパー能力を暴走させ、ジャスティを殺させようと計画。危ういところでなんとか妹をおさえたジャスティは怒り心頭、大事な家族を利用したにっくき悪党どもを圧倒的なパワーでケチョンケチョンに全滅させてめでたしめでたし……というのがおおまかなあらすじ。
ジャスティにとってお姉さん的な存在であるジェルナという女性も出てきますが、そのへんの細かい背景はアニメでは省略されていました。ひたすら兄と妹の絆に絞りこんだシンプルな筋立てのために、妹愛にかられ宇宙をかけめぐるジャスティさんのシスコンっぷりがきわだって素敵です。
映像面では……
子犬ちっくにハネ回ってなついてくる女の子のアピールや、透過光びゅんびゅんの電撃サイキックバトルなどはさすがにコテコテの80年代物という観。
ただ、超能力表現のほうは単にアナクロとして楽しむだけじゃ勿体ないかもしれません。
ジョジョのスタンドやら何やらの"具体的な"召喚魔法めいたビジュアルは、この手の「光線バリバリ」表現に対する変化球として台頭してきた流れがありますが、いつの間にかそれ自体が一つの定石になって飽和気味の現在、むしろいっぺんこういうストレートなものを思い出してみるのもそれなりに意義があるんじゃないかと思います。
追記:
妹キャラは「肉体だけ早く育ってしまって精神年齢は幼女」という、なんだか変なツボを押してくる設定だったりしてドキドキです。それなんてエロゲ?
声の出演:
ジャスティ(井上和彦)
アスタリス(冨永みーな)
ラウミス(飯塚昭三)
ジェルナ(横沢啓子)
レクター(若本紀昭)
ボルバー(小野健一)
原作・原案・キャラクターデザイン:岡崎つぐお
監督・作画監督:高橋資祐
脚本:星山博之
アニメーションキャラクターデザイン:遠藤祐一
メカニックデザイン:柿沼秀樹(クレジット無し)
制作:スタジオぴえろ
アニメは見てなくて、岡崎つぐおのマンガだけ全巻読んでます。
終盤のコスモポリスとアンドロメダ反乱軍との死闘は見応えありましたよ。その後の地球編はちょっと蛇足な感じがしたけど。
エスパーものでは、壮大すぎて手に余るロックよりも、コンパクトにまとまったこちらの方がずっと好きですね。
Posted by: Inoue: 2007年01月04日 13:02僕は原作を最後まで読まずじまいで今に至ります。
ううー、どこかで手に入るかなあ(^^;;
>壮大すぎて手に余るロックよりも、コンパクトにまとまったこちらの方がずっと好きですね。
とっつきやすいですよね。掲載誌キラーの悪印象も無いですし(笑)
蛇足といえば、5年か6年前に続編がちょろっと出たらしいですね。どんな話だったんだろ。