秋田書店が26日に新創刊した「チャンピオンREDいちご」。
全ヒロイン15歳以下というコンセプトのうえに、えらくジャンル的に幅が広い作家陣のリストを見てからずっと興味しんしん丸でありました。
で、実際買って読んでみましたら、すげぇぇぇ。
すべて読みきりのテストケースというのを考えに入れても、めちゃくちゃ自由度高い(笑)
ヒロイン15歳以下という縛りがあるんじゃなくて、それ以外は禁じ手なしというヴァーリ・トゥードの様相を呈しております。
以下、個人的にポイントが高かったお気に入りをピックアップ。
コンセプト的に期待を満たしてくれたもの。
▼松山せいじ「奥サマは小学生」
はい、もうタイトルを見た時点で何かに勝った感バリバリですね。
これはチャンピオン本誌で「ゾクセイ」連載中の松山先生が手がけた一編。
氏はよく巨乳偏向の作家さんだと思われがちですが、つるぺたな低年齢キャラの描き方にも並々ならぬ筆が走るのは、すでに「エイケン」の一部サブキャラや現在ヤングチャンピオン烈に連載中の「ヤンほぼ」で証明しておられます。
その松山先生が今回くりだしたのは、↓
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政府は少子化対策のため、女性の結婚可能年齢をお赤飯の年齢まで引き下げる事を決定。主人公は初の被験者として12歳の女の子と入籍する。
先生、本当にありがとうございます。(?)
これで読みきりに終わるのはもったいないなー。
▼かずみ義幸「勤務中異状なし」
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幼女が刑事でいろいろ逮捕しまくる漫画。すっぽんぽんの着替えシーンもあるでよ!(だ、大丈夫なのか……?)
以前、ぺんぎん書房から同名の短編集が出ており、その表題作のリバイバルらしいです。
変化球としての面白さを感じたもの。
いや変化球だらけなんですが、あえて好みで選ぶとね……(^^;;
▼高遠るい「カタナちゃん斬鬼傳(ざんきでん)」
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余命少なくなって戦いの中で死ぬことを望む老人のために死合いをしてあげるボランティア少女のお話。
設定の勢いで一気にやり抜けるこの風味こそショート漫画の醍醐味。
▼野上武志「セーラー服と重戦車」
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『萌えよ!戦車学校』の絵を手がけた野上先生の作品です。戦車がふつうに日常に溶け込んでいるお話。
戦車(パンター)で通学する女子中学生たちが、学校に殴り込んできたチンピラの戦車(T-55)とバトルします。
お話もサービスカットも正統派。
▼カミムラ晋作×藤見康高「あさがお絵日記」
チャンピオン本誌で連載された昆虫バトル漫画『サイカチ』の外伝です。
もとの作品では目隠しヘアーの白衣おねえさんキャラが主人公の師匠になって一部に高い評価を受けました。(後に彼女をメインにすえた番外編も系列誌に掲載)
今回は、主人公と同年代の幼馴染ヒロイン、あさがおというキャラを中心に描いたお話です。
下級生がクラスで育てている朝顔の鉢植えが荒らされる事件が発生、濡れ衣をきせられた女の子を救うべく、あさがおちゃんが真犯人を見つけようと奮闘します。
で、夜中に張り込みをしている最中に学校の先生に見つかるんですが、見逃しを要求する方法がエロい。
おいおいおいおい小学生!
いや、一応オチがあるんですが、ここだけ見ると果てしなくエロス。
あさがおは基本とてもスポーティーで健全な元気っ娘キャラなので、突然のビッチ攻撃は不意打ちでした。
先生! ヤバイです!
その手の疑問がアタマに浮かんでくるのはロリコンへの第一歩です!
他には、ゲーム原作のタイアップ漫画などもちらほら。
「キミキス」は主人公の妹・奈々がヒロイン。兄も自分もそれぞれの時間をもってそれぞれが大人になっていく未来への不安を前に、「いま、ここ」で兄を慕う少女のちょっぴり切ない想いを切りとったお話です。読みながら、シスプリの咲耶のキャラソンが脳内に流れてました(笑) ♪明日などいらない いま時を止めて〜
ただ、U15の興趣というよりは、兄妹ものとしてのストロングスタイルが極まっているため雑誌の中では逆に浮いているという皮肉も(笑)
うどんちゃんの方が雑誌と相性良かったかな……あ、これ連載なのか。あらためて次回に期待。
「月光のカルネヴァーレ」は、ニトロプラスの新作ゲームから、おおまかなイントロダクションみたいな感じ。
イタリアンな雰囲気の架空都市で、人狼であるタクシードライバーと機械人形少女がノワールな活躍をする物語のようです。
……というわけで、上で挙げた作品の他にも成年コミック級のエロ、シュールなコメディ、ストレートな思春期の猥談、少女向けのシュガーなファンタジーから血なまぐさいバトルまで何でもありの「いちご」。
年末年始を二次元幼女&少女の百鬼夜行にふけりながら過ごしたい諸兄にお役立ちの一冊かもしれまへん。
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