みやもの作品
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銀河ツンデレ伝説
初の長編小説。イラストは上連雀三平先生!
二見書房 630円
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    2006年10月05日

    作家が作品を生むのではない、作品が作家を生むのだ!みたいな話

    [ note ]

     
     以下、ただの言葉遊びでしかないのは承知の上でメモしておく。


     たぶん、「(作品名)の(人名)」で売り込まないといけなかったクリエイターが認知されて「(人名)の(作品名)」で語られるようになったら、いっぱしの作家だとみなしていいんでしょうね。本人が固有の芸風を巷に知らしめて、自分をひとつのジャンルとして成立させる、そんなポジションを築いてるヒトはかっこいいもんですよな。

     ただし、それ以前の根本的な要件として、たとえば映画なら「監督」「俳優」「脚本」「製作総指揮」「音楽」みたいに、肩書きそのものがお客さんの意識に定着する必要がありますよね。
     エロゲーでいえば「(シナリオライター名)の(作品名)」が体系立てて言及されるようになった近年の状況には、その前段階としてエロゲーには「シナリオライター」という仕事があって、大きな働きをしていることが見過ごされることなく認識されなきゃいけなかった。

     そして更にさかのぼると、そういう肩書きが意識されるのは、けっきょく最初に作品が認知され評価される(もてはやされる)ところから始まっているわけです。まず作品が世に広く知られたから、次に、いったい何者がそれを著わしたのかという興味で人物にスポットが当たるのであって、逆ではありませんよね。他のどんな畑にも何の実績のない新人ライターがデビュー作も出ないうちに作家先生としての待遇を求めることは普通できまへん。当たり前ですが(^^;;

     なので、じつのところ、「作品が作家を生む」という言い方こそが正しいのではないでしょうか。
     なんでこんな事をくどくど書いているかというと、ぼくたちはややもすると「(内在する)作家としての才能・性格」と、「(外在社会的な)作家としてのありかた」を、どちらも「作家性」という一つの単語で混同しがちなので、そのへん区別はつけて語りたいものだなあと、ふと思った次第なのです。


     著名芸能人が本を出すメリットは、上で書いたような作家性の発生プロセスを省略して、すでに人々に浸透している自分のキャラを作家性に代替できる、つまり「最初から作家でいられる」立場にあるという見方もできます。
     ひとによっては、ああいう芸能人の書く本に「なんかズルい」感を抱いてしまうのはそのへんもからんでいそう。

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