2003年は日本公開年度。本国フランスで公開され大ヒットしたのは1998年。
予備知識なしで観ていたんだけど、うかつにも勧善懲悪譚だと思っていたら終盤の畳み方にちょっとびっくり。ラブストーリーだったのか!(笑)
▼「キリクと魔女」公式サイト
(↑物語紹介のコーナーは、オチまで書いてるので注意)
アフリカを舞台に、ちっこいトンチ小僧が村人を苦しめる意地悪な魔女の根幹を問いただすファンタジー。シンプルなお話の、シンプルゆえの強みに感じ入りました。
いやー、どうもね、ふだん日本的に迂遠な小賢しさやしみったれた繊細さに染まりすぎていると、こういうまっすぐで力強い智による物語がもたらす豊穣さを忘れてしまいがちなんで、良いクスリとして呑み込んでおきたいところです。
[追記]
日本でも1960年前後の東映まんが映画の次元なら同じ土俵で張り合えたかもしれんですな。いまとなってはもう引き返せない、ほとんど失われた可能性ですが。
キリクと魔女
新品 Y 3,870 ミッシェル・オスロ監督
浮世絵を嗜んでいる監督の美術感覚や、音楽をユッスー・ンドゥールが手がけてるとか日本語吹替えが 神木隆之介(akaキリク)と浅野温子(aka魔女カラバ)だとか、いろいろ注目点もてんこもり。