チアリーダー忍者(原題:CHEERLEADER NINJAS)
狂信的な教育団体「ヒマなカトリック母親会」が、娼婦矯正学校の不良女子生徒たちを手先にして、お色気ばかりの脳ミソ空っぽなチアリーダー部の女子たちをワナにかけようとする。迫り来る危機を前にチアたちは忍者マスターからカンフーを学び、決戦に臨むのだが……というお話。
忍者をタイトルに入れてるのはご愛敬、実際は「とりあえず日本刀もたせとけ」くらいで、あとは「〜レンジャー」的な戦隊物のフォーマットを意識してるようです。
アルバトロスなので例によって映画としての体裁は推して知るべし(^^;;
しかし本当に面白いのは正義(?)と悪の双方の女の子たちから虫けらのごとく蔑まれ虐げられたあげく、いいように利用されまくるパソコン部のオタク男たち。日がな一日スターウォーズとスタートレックのコスプレで遊びながらネット巡回とエロ妄想に耽っている姿は、笑いを取りに来てるはずなのに胸が痛むこと甚だしい絵ヅラです(^^;;
チアガールたちが近づいてきただけで慌てふためいて、
「警報!女性接近!」
「シールドを!」
「魚雷装填!」
と喚き散らす彼らの喪男っぷりは涙なくしては見られません。
この映画、ポイントだけおさえれば、「ダッチワイフの使用権を巡って喧嘩する兄弟」とか「死闘を繰り広げるチアガールズと着ぐるみ集団」とか「善と悪の女子高生チームがそれぞれ巨大ロボットに変身して張り型でドツキ合う」とか、ところどころで良い具合に気違った発想を見せてくれるので結構おもしろいんですが、それだけのために人生に一度しかない90分間を費やすほどの対効果があるかと問われれば、さて。
……まあ、無駄があってこその人間ですからな!(必死)
むしろ、何か得るもののある映画の方が少ない。
ヒットしてるハリーポッターだって原作とブームの力でヒットした程度でたいした映画じゃない。
たぶん結局はどんなものでも、自らが得ようと思った時にこそ何かを得られるんでしょうな。
というわけでチアリーダー忍者からは人生において大切な事を学びました。
教訓:時間は大切に使おう。
Posted by: みやも: 2005年12月26日 17:42