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銀河ツンデレ伝説
初の長編小説。イラストは上連雀三平先生!
二見書房 630円
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    2005年11月27日

    きょうのビデオサルベージ [超時空ロマネスク SAMY(サミー)]

    [ anime ]

    samypackall.jpg
     日本橋の中古ビデオ屋で発見。
     パッケージが一部破損しているのが残念……。

    【アニメ】
     ・超時空ロマネスク SAMY(サミー) MISSING・99

     1986年製作。
     キャストは平野文、堀内賢雄、池田秀一、鈴置洋孝、若本紀昭(若本規夫)。うーん、豪華だ。

     要素だけなら、女子高生→ビキニアーマー美少女&メカ&異次元ファンタジー……と、80年代アニメマニアの通俗ポイントを突きまくっているんですが、ラルやレダに比べるとOVA史の主幹ではなく枝葉あつかいでなかなか具体的な内容への言及が出てこない作品です。現在ではせいぜい「ご存じですか?」「覚えてますか?」と、かぼそい共通言語としてタイトルだけが挙がるくらい(^^;;
     せっかくなのでここに詳述しておきます。

    samy01.jpg samy02.jpg samy03.jpg
    沙美(人間) → サミー(次元の戦士) → サミー(菩薩) 

     内容に言及されにくいというのは、視聴者サイドだけでなく作品自体にも原因があって、説明セリフが多いわりにイベントが散漫なため、あらすじが把握しにくいんですね。
     それでも思いっきり乱暴に要約すると、「覚醒すれば菩薩クラスのチャクラ・エネルギーで無敵の力をふるうことになる少女を巡って、神と魔の勢力がありとあらゆる時空で争い続けるお話」……に、したかったような気配です(^^;; 本編ではとりあえず幹部を数人倒して巨悪との対決の口火を切るまでで終わっています。
     これ、構想がぜんぶ映像化されていれば虚無戦記みたいな超宇宙的大河ロマンになってたのかもしれません(^^;;

     どうも観ていてシンドいのは、壮大すぎる構想が先走って、キャラの性格が素通りされてる感があるからでしょうか。ヒロインが能動的な活躍をまったくしないうちにあっさり死んで菩薩さまに転生しちゃったりと、かなりすっ飛ばした流れが目立つのでお話についていくために必要以上の気力を要するところがあります。

     この観念性ばりばりの作品をどんなスタッフが作ったのかとクレジットを確認してみると、原作・脚本・総監督が奥田誠治! この翌年(1987)にあの怪作『クリスタル・トライアングル』を監督した御方ではないですか! ……なんだか猛烈に納得してしまいました(笑)

     豆知識としては、このOVAのエンディング曲「風に抱かれて」が、後年のTVドラマ『プロゴルファー祈子』のOPに再利用されたというトリビアがあります。(その時のタイトルは「ザ・ウインド」で、歌詞も一部変更されていた)

    [追記]
     ちょっと面白いのは、メルヘン世界に飛ばされたヒロインの前に、敵がしゃべるウサギの姿で現われるくだり。『幻夢戦記レダ』系統の異世界渡航譚には、物語の祖型に『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』があるわけですが、それを自覚してわりと露骨に自己言及してるところが興味深いです。

    コメント

    サミーはアニメックかOUTがクソミソにけなしてましたよねー。通常、広告入れてくれるビデオアニメをあそこまで真正面から批判することはまずないのだが。

     奥田誠治は「ダンクーガ」の監督でもあったと思います。キャラクターも芦田系。あれもやっぱり神がかりなんだけれど、演出と声優の力で、見れる作品になってました。

     あぐれっしぶびーすとちぇんじ!

    Posted by: Inoue: 2005年11月27日 20:17

    >アニメックかOUTがクソミソにけなしてましたよねー。
    僕は1978年生まれなのでリリース時('86年)の大きなお友だち的な評価はチェックできなかったんですけど、やっぱ当時から酷評だったんですか(^^;:;

    奥田誠治さんは作品履歴がとても面白い人ですね。
    http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=125220
    児童アニメからマイナーOVA、一般映画のプロデュースまで振り幅が大きすぎ(笑)

    Posted by: みやも: 2005年11月28日 08:34
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