読切りの「グラビアポエマー小島」でひっくり返った。
アレですな、愚地師匠のいう「ヤロウ……タブー中のタブーに触れやがった」(笑)
要するにマンガ雑誌の編集でグラビアに入ってる例のこっぱずかしいネームを作成するむさくるしい男連中の姿をネタにしたコメディなんですが、そっち方向の趣味がある人は爆笑するかドン引きするかのどっちかだろうなあ。
最近これに迫る威力があったのは、マガジンスペシャル掲載の「スミレ17歳」かな。 貧相なおっさんが操る等身大の女子高生型腹話術人形スミレちゃんに、(おっさんの姿が丸見えなのに)周囲の人々がドキドキしてしまうというギャグ漫画で、おそらく作者には悪意がないギャグであろうのに解釈次第では美少女キャラを消費する萌えオタへのものすごいアイロニーになってる怪作です。
この手の作品を見るにつけ、黒沢先生ふうにいえば「萌えなどないっ…!」という気分になるわけだけど、そこで心に棚を作って「それはそれ」の精神に到達できるかどうかがひとつのハードルなんでしょうね。いい年になって分別がつけば、ウルトラマンの中に人間が入ってると承知していても番組自体は素直に楽しめるわけですから。(それが身近すぎる知人だと微妙に違う話になりますが)