例えば「キミキス」でもなんでもいいですが、発売されてもいない作品にユーザーがむらがってしゃぶり尽くすが如くに(笑)盛り上がるという消費状況についてメモ。
つくづく、重要なのは企画という枠組みにおいて情報(とお金)の流れが継続していることであって、あるレベルまではメインコンテンツの実体なんか無くてもタイトル消費は成り立つのだなあ、と感心するのです。
「いまだ発売されていない作品」とか「いまだ製作すらされていない作品」とか「いまだ物語内容が不明の作品」のキャラクターという、核心が絶対的に空虚なモノでも、それでいてその段階ですでに商品としての機能は始まっている。我々は「存在しない存在」という幽霊みたいなものを、断片的・外延的・周辺的情報によって先行消費することが出来るわけです。皆がその作品に関することを何もかも知っている、だがその作品そのものについては誰も知らない。ゲームでもアニメでも映画でも、話題作の発売前の状況というのは、(リリースサイドと消費者の共犯的様態として)そういう不思議な性質があります。
もっといえば、そうやって事前に盛り上がるだけ盛り上がる事が出来た消費者にとって"作品自体"はケジメを付けるためのしめくくりであって、消費のメインですらないのかもしれない。祝宴はその最中よりも、その前の準備期間の高揚とその後の残滓処理にこそ最大の旨味があるのかもしれない。
メインコンテンツが「それなり」程度の出来でも、作品印象もしくは商業的にも勝ちを収めてしまうタイトルがあるのは、たぶんそのへんに関係しているんでしょう。
それでも、まあ、セングラのような「出したら最後」の次元にいくのは考えものだけど。
なお、マブラヴ・オルタみたいな発売延期タイトルは作品の実存どうこう以前の問題だから論外ね。トーキング・ヘッドの悪夢。
[まとめ]
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◯( ´∀` )◯ < 僕は、二見瑛理子ちゃん!
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いや、深月お嬢さまも捨てがたいなあ、うむむ……
(↑こういう事を今から真面目に考えてしまうことについて述べたのが今回のエントリなわけです。あー、でも本当にどっちも捨てがたいキャラだ。いやむしろ両方拾うべきか)
普通に恋愛に置き換えて考えたら、「高嶺の花に対するワイ談」の段階ですよね(笑)。>リリース前の消費
Posted by: いずみの: 2005年09月09日 13:24うはは(笑)
そこに実物がないのに是非まで論じられる事があるあたり、まさにそうですね。