エウレカセブン新OP/EDの賛否両論あれこれから、アニメの主題歌そのものについて思考が跳ぶのこと。
80年代以降、タイアップと回転率の高さから楽曲対作品のテーマ関係が相対的に低くなる傾向が本格化した……という歴史は分かるんだけど、「テーマが懇切丁寧に言語化されてなければ主題歌たりえない」なんて原理主義で判断しちゃうのも、それはそれで了見が狭いかなあとも思う。
例えば「シティーハンター」あたりだってガチガチに考えればエウレカと似たような意味での非難がされそうなもんだったけど、そうならなかったのは小比類巻かほるからTM NETWORKまで80〜90年代の都市性(愛すべき軽薄なる時代の空気感)を内包しているというチャンネルで曲と作品が結合していたからで、時として我々はそういう「雰囲気ソング」を許容できるはずなのだ。
じゃあなんで「エウレカセブン」のHOME MADE 家族や「ケロロ軍曹」のガガガSPがアウト扱いされるのかというと……………………えーと、何ででしょうね??(^^;;
・タイアップ物が氾濫しすぎてアニオタが許容ラインを厳しくするようになった
・単に「雰囲気すら合ってない」と評価されちゃった
・前期の曲が良かった引き合いで貶される
・DQN or 厨房 or オサレ的なるものへのアレルギ−
とまあ上記のような理由かな、とは見当は付くものの、最終的には某氏の「結局は魂で判断してるんですよ、きっと」という言葉にうなづいてオチをつけるのでありました。ぎゃふん!
ラーゼフォンは歌の中で「らーぜふぉーん」と絶叫しているわけじゃないが、立派にテーマソングになってましたね。
Posted by: Inoue: 2005年07月20日 22:29菅野音楽は大体が「作品寄りの曲」なので、ふつうに主題歌あつかいしてもいいと思いますね。ビパップに至っては歌詞すら必要としてませんでしたな。
問題は「曲と作品に意味的な距離がある」ケースで、それでもなおテーマソングとして許されるパターンがある事がもっと認められてもいいんじゃないか、と。
例えばポポロクロイスのEDみたいに、児童向けファンタジーアニメに現実世界の失恋を唄う曲をあてがうような事をしても高く評価されるモノは実際にあるわけで。
……でも、るろ剣の「そばかす」は俺の魂がアウトだと叫んでますけど!(笑)
Posted by: みやも: 2005年07月21日 00:49キャラクターやらその作品の空気感とかその作品に投影できるものがその楽曲の中にあればその作品のテーマソングになりえるのではないでしょうかねぇ…?
Posted by: 名無しさん: 2005年07月21日 13:18>空気感とか
ですね、まさにそれがエントリに書いてる「雰囲気ソング」というモノだと思ってます。
まあ、つきつめると人それぞれの好みにもかかってくるんで厄介ですけどね(^^;;
わたしはエウレカの新OPはピッタリと思っています。
今最悪に合わないの死種のケミストリーだと思います。
るろ剣の曲は合ったためし無しでしたね。
Posted by: m.y: 2005年07月22日 22:46>エウレカの新OP
曲に絵を合わせる努力が光ってますよねー。
多分しばらくしたら、受け付けなかった人の一部はクールダウンして妥当な評価に落ち着くと思います(笑)
ガンダムは見てないのですが、そんなにヒドイのですか?(^^;;
Posted by: みやも: 2005年07月22日 23:27お久しぶりです。
アニメのOPですが、私は過去そんなに気に入った曲は別になかったすね。あのEVAも、OP曲はそれほどでも・・・
「アニメじゃない♪」くらいかな初めて聴いたときの印象が今でも思い出されるのは。
と、思っていたんですが、最近初めてはまった曲がでました。
「ぶんぶんぶぶぶん、黄色いバカンスよ♪」
マイヤヒよりも夢中ですw
Posted by: 柴レイ: 2005年07月23日 01:33お久しぶりです! コメント頂けて嬉しいです。
僕はわりとハマりやすく冷めやすいたちで、その時期によってころころ一番のお気に入りが変わります(^^;;
>黄色いバカンス
ぱにぽにOPいいですよねえ。たぶん今期一番のヒットかも。曲と映像の相乗効果がすげぇです。サイケで素敵(笑)
そういえば同じ監督が手がけた「月詠」もOPが別の意味でぶっとんでました。今となっては懐かしい。
はじめまして。
>エウレカの新OP
バラード調だった旧OPからダンスミュージック風の新OPへの落差の大きさが、違和感を強くしている為、それが評価が辛くなっている大きな要因の一つになっていると思います。
ただ、曲と映像が上手く合っているのは良いのですが、あれではレントンがイケイケの熱血少年にしか見えないのが私にはマイナスですね。
個人的に、今年の上半期で最も作品にマッチしていたアニソンは「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」のOP(曲名も甲賀忍法帖ですが)だと思っています(笑)
Posted by: らん: 2005年07月24日 02:41最初から最後まで、的確かつ平易な名文に感服しました。
そうだよ、そういう事なんだよ!w
あくまで私個人の感覚ですが、JAM Projectなんかはアニソンの原理主義的な物が変に凝り固まった「“燃え”のパッケージ化」に感じられて好きになれません。(ファンの方ゴメンナサイ)
Posted by: XD: 2005年07月24日 02:56>らんさん
ちょうど本編が深刻化していきそうなのに新OPもEDも明朗な感触に仕立ててるのも違和感を増してますよね(^^;;
そういえば「舞-HiME」が、ドロドロの不健全な展開になってもずっとあの明るいOPで変わらなかったのを思い出しました。あれはわざとやってたっぽいんでタチ悪かったなあ(笑)
>XDさん
あっ、そうか! 自覚的(確信犯的?)にかつての正道をなぞってるものに引いちゃうお客さんもいるんですよね。それは思いつかなかった。
「"燃え"のパッケージ化」は上手い表現ですな。これはエロゲーの市場でも近年ひんぱんに見られて気になってる現象です。
OPとEDで印象に残っているのは
ガングレイヴ(OPは現在、EDは過去のイメージでうまくまとめてた)
テクノライズ(OPでジュノ・リアクター使ってEDでGacketというミスマッチながら、番組の内容には両方とも合ってた)
クロマティ高校(スタッフの関係者とはいえ美狂乱をあえて引っ張ってきた度胸に敬礼)
あたりでしょうか。昔ながらの王道路線でまとめたキン肉マン二世(EDは愛のマッスルの方)やキングゲイナー(モンキーダンスが……)もなかなかよかったと思います。
で、その前作のキン肉マンで色々作詞を手がけていた森雪之丞氏が、キン肉マンでの仕事について聞かれたときに興味深い意見を言っておられました。
「絶対アニメの主題歌にはヒーローの名前が入っている方がいいと思いますね。そうじゃないと一生懸命応援してくださる人に失礼だと思うのです(中略)普通のポップスをタイアップでアニメ主題歌にして、ヒットさせようという図式が大きく間違えていると思います」
子供も見ているんだから、という立場からの意見ですが、言いえて妙だと思います
クロマティ高校は、特にOPは「意表を突いたけど良く合ってた」という希有な例だったと思います。
>子供も見ている
この立場で考えた場合、個人的には固有名詞よりも「曲を聞いた者が(作品を思い浮かべながら)鼻歌を唄いやすいか」を重視したいです(笑)
そうすると結果的にいわゆる王道系にたどりつくんで、ヒーローの名前が入ってる主題歌は「強い」んですよね。
最近見た中で衝撃的だったものを書き忘れておりました
交通ルールをー守るよー♪
歌ってる人と曲は同じなのに、英語版の歌詞とえらく違う出だしのような気がするんですがティーンタイタンズ。
Posted by: 猛魂: 2005年07月25日 15:04>曲は同じなのに
あはは(笑)
僕はスターウォーズの「デススター丸い〜」思い出しました。