朝、遅めの起床。食事をしながら「ケロロ軍曹」視聴する。夏美の風邪引きエピソード。マッチポンプ話は嫌いだがギャグだから気にはならず。
一息ついてから、某方面へ送ったプロットを本文へ起こす作業に取りかかるも、いつも通り難航。とっかかりがつかめれば後は一気にいけそうな予感はあるんだが。
昼過ぎ、いいかげん脳味噌がコゲついてきたので気分転換に外出。駅前の書店にて「金色のガッシュベル」「スクールランブル」新刊と「監督不行届」購入。
出かけついでに足を伸ばして、久々に最寄りの劇場へ入ってみた。ちょうど時間の合った「ローレライ」を観賞。空中戦のリズムで水中戦を描くビジュアルセンスは流石。また、終盤の愚直なまでに熱い世代間メッセージは、監督以下メインスタッフの年齢層を考えると面白いねじれがある。原作もこんな感じなんんですかね?
それにしてもこの映画で一番のファンタジーはローレライシステムよりも"手が抜けなくなった"あのシチュだと思うが、どうか。
カメオ出演してる富野御大、庵野センセの姿は分からなかった。
夜はまたパソコンに向かってこせこせと作業。でもついついネット巡回に逃げてしまう。仕事と逃避のツールが同一というのも業が深い時代だなあ。
小説「終戦のローレライ」読んだっすよ。映画はまだ見てないですが。
いろいろな要素が詰め込んであって、実に豪華な小説なんですが、やっぱりこれって「エヴァ」のイメージですね。
征人くんは人間魚雷の特攻要員なのに、これといって使命感なんかない。状況に流されるままに、現在のポジションについてしまった17歳の少年兵。もちろん父親不在で、母親は遊郭で水商売していてかまってくれない。
潜水作業の腕を見込まれて、特務潜水艦に乗り込まされて、海底に沈むエントリープラグもといナーバルのコクピットを開けて入ってみたら、そこにはアヤナミじゃなくて日独クォーターの14歳の少女パウラが横たわっていた!
男の戦う理由としては、わかりやすくていいっすよ。
戦争で心に傷を負ったオヤジどもの回想シーンが延々と繰り返されてちょっとうざったいけれど。
>「エヴァ」のイメージですね。
あ、やっぱりですか(^^;;
原作を読んでないので元々のカラーか映画の味つけなのか微妙で言葉には出さなかったんですけど(笑)
脳波で見たものを伝えるってところはガンダムでしょう。
後半から、征人は「ローレライ整備員」という役職について、一緒にローレライ(ナーバル)に乗り込みます。一緒に水につかると精神汚染されるので、征人は潜水服を着込むんですが。
あと、パウラの養成機関「白い家」はムラサメ研究所でしょうな。薬物で作られたエスパーだから。
伊507はシチュエーションもクルーの配置もヤマト。
パウラの感情を消し去る悪魔の薬「リーバマン新薬」が出てきたところで、(最後の土壇場でパウラが薬を使ってしまって、戦闘には勝つけど、パウラは記憶も感情も失って、新テッカマンとかZガンダム最終回とかエルガイム最終回みたいな終わりかたするのかな?)と思いましたが、違いました。
Posted by: Inoue: 2005年09月16日 03:25うむむっ、なんか急に読みたくなってくるようなワードがちりばめられてるなあ(笑)
Posted by: みやも: 2005年09月16日 18:26小説「終戦のローレライ」は、とてつもなく読みにくい本(^^;ですが、面白いっす。ただ、かなり強力に「潜水艦の常識」を要求してくる(=「知らないと解んない」ことが多いかも)ので、予習要るかも(^_^;)
「潜水艦は目が見えない」こと、そして、(対潜魚雷無き時代の)対潜戦のセオリー等各種軍事常識を感覚的に理解出来てないと、解んないネタが満載なので…。
ダイジェスト版としてはアフタヌーン連載の漫画版が結構忠実っすが、進行が遅いのでまだまだ序盤(^^;;
なお、小説を読んだヒトには映画はまったくお勧め出来ません(^_^;) 尺が足りない→取捨選択とダイジェストの結果、とてつもない間引き&改悪が行なわれてて、本格的にどーにもなってません。軍事的にも物理的にもドラマ的にも。
(水の魔女なハズなのに、コロセウムには駆逐艦の吃水よりも上、上部構造までしっかり写ってます。映画ではパウラの能力が異なるってことなのかなぁ?)
特にクライマックスたるテニアン沖海戦(仮称)における米海軍の脆さはとんでもないレベルで、ほとんど自滅→万全の体勢で迎え撃つ小説の「死闘」と比べようもなく。小説知らなきゃ「そんなモンか」もありでしょけど。
あと、清永が、清永がっ…(T_T)
>「潜水艦は目が見えない」
目を手に入れた反則気味な船vs盲目の艦隊という構図がミリタリど素人の僕でもすぐとっつけたので、この点だけは映画(絵)で観といてよかったかな、と思いました。
しかし、それ以上に原作のあれこれを犠牲にしてるようですな(^^;;;
Posted by: みやも: 2005年09月17日 11:19オレ的に最高のシーンはハスミ艦長が海軍五省を唱えながら魚雷発射準備するところでしたね。反戦活動の咎で海軍を追放された弟の遺言を乗せて、生涯最後の魚雷をぶっ放す!これが男の戦いだ。
>(対潜魚雷無き時代の)対潜戦のセオリー
大戦中に潜水艦が潜水艦を撃沈したのって、2回ぐらいしかなかったような。
Posted by: Inoue: 2005年09月17日 13:00伊507の艦長は絹見(まさみ)少佐でした念の為(^^;) ちなみにハスミ大佐は「軌道傭兵」で、蓮見大佐は「覇者の戦塵」の海兵隊指揮官(どちらも谷甲州キャラ)
「亡国のイージス」も本作も、「艦長を動かす根本原理は死んだヒト(身内)」という構図→福井氏の芸風がそうなんだなぁと感じると同時に、“いきなり死んだヒトが背景に浮かんで説教を始める”トミノ系の影響が濃いんでしょかなぁ?(^_^;)
潜水艦には「潜行中の潜水艦を攻撃する手段」が無い(当時の魚雷は一定深度を水平に進む→深度を変える相手には当たらない)んすが、所詮「可潜艦」→たまに沈むくらいで生涯の大半を浮いて過ごしますから、伊166みたいな例もちゃんとあります。
伊166>潜水艦を沈め、潜水艦に沈められた潜水艦。
ああ、マサミでしたな。
ところで、「潜水艦で原爆投下を阻止する」が基本コンセプトなのに、どうやって艦砲で航空機(離陸中とはいえ200キロは超えているはず)を狙い打つのかが説明がまったくなかったですね。ローレライは空中目標は探知できなし、そもそも切り離してしまったし。
まあ、それは些細な欠点で、一番の問題は朝倉大佐の<人類補完計画>に説得力がなかったことで。せめてギレンの野望程度の説得力は欲しかった。
元々は「20センチ榴弾を雨あられと撃ちこんで飛行場を使用不能にする。ついでに駐機場も叩いて原爆搭載機を破壊する」作戦計画でした。テニアン沖海戦(仮)で遅れたから直接対空射撃した訳で。
現代でも、空荷の大型戦闘機以外のヒコーキは、離陸直後まっすぐ飛んで速度が増すのをただ待つしかない→過積載のレシプロ爆撃機なんては文字通り這ってるようなモンなので、見越し(偏差)算定さえ正しければ射撃可能。
で、伊507は満身創痍になりながらも(なぜか:^^;)対空電探が生き残ってたんで、的速と的進を正しく読めた…ことになってます。また伊507(というか元のシュルクーフ)は油圧動力砲塔で、旋回速度まぁまぁ。
ま、それでも「対空照準器も付いてない連装砲塔(砲弾は溜弾で、時限信管でも、勿論近接信管でもなんでもない:^^;)1機で対空射撃、3連射して直撃弾3発(!)」ってのは、いくらなんでもやりすぎだと思いますが…(^^;;
「ローレライ」見ましたぜ。
噂に違わぬ、ひどい出来の映画。
監督は頭丸めて土下座しろといいたくなるような。
予算・・・じゃないよな。役者・・・はいいのがそろってるよな。特撮技術的・・・にもべつに悪くない。あの程度のCGとセットがあれば、脚本しだいでどうにでもなる。
そう、脚本なんですね。うまくいってたのは、伊507出撃シーンだけです。
「俺たちは死に損ないの寄せ集めだ。しかし、それでも、やらねばならないことがある。東京に原子爆弾が落とされるのを阻止し、祖国を救うことだ」
その後が、もう無茶苦茶。
やっぱ原作読まないとあかんかな……。
僕としては、"手が抜けなくて死ぬ"シチュを本気でやっちゃう時点であまりマジな映画として受け取らないんで甘い点数つけてしまうのですが(^^;;