赤松健論 魔法先生ネギま!編(および補記2:『拳児』『史上最強の弟子 ケンイチ』との比較) [リクィド・ファイア]
ピアノ・ファイアのいずみの氏が、いよいよ赤松センセの現行作品であるネギまの論考を公開。質・量ともに充実した内容になっております。作品論から掲載誌の性質分析、そして少年漫画そのものにまで道をつなげた、応用性の高い見事なテキストです。
そして忘れてはならないのは、このテキストに学んでいずみの氏の読み方をただなぞるに留まるのでなく、そこから自分なりの読み方を拓いていく事でしょう。論中にある「主人公と師匠の関係」の考えはこの赤松健論自体にもいえるのであり、じっさい締めくくりとなる後書きの項ではその旨を明記して、読者に向けて系が開放されています。
この論で勉強した者は、いずみの氏のように漫画を読めることを求めつつ、いずみの氏の読みそのものにおさまらぬことを目指さなければならないわけですね。