先日おともだちの某氏から「エロ漫画の勉強に」と教材をドッサリ借り受けたので一晩じゅう黙々と読みふけってました。感謝感謝。
『レ研』 祭丘ヒデユキ
『Sein(ザイン)』 山文京伝
『哀・天使』 介錯
『笑激極楽超人格 まいらんどはつてん』『柔らかな襞』 小林少年
『姫ごと倶楽部』 じゃみんぐ
『異形景色』 的良みらん
『ファーストノック』 一市裕納
『D』『DX』 狩野ハスミ
『花嫁学園』 ぶのけ
『BRAIN DRAIN』 月下冴喜
『学園特警ヴェガポリス 汚嬢様学艶』 上藤政樹
『レ研』 祭丘ヒデユキ ★★★★
あ、これ既読でした(^^;; 祭丘先生はコマ間の"飛ばし"テクが秀逸です。
それにしてもこういうのを読むたび、ネタ先行の投げっぱなし戦術に困難が伴うエロゲーと、それが比較的寛容なエロ漫画との相違を再確認させられます。これは長編媒体と短編媒体という構造上の性質差に加えて、投資リスクの規模が違うことに起因してるんでしょうね。……と、もっともらしい事を言いながら「クルッパー司」でやっぱり爆笑。そんなメタな。
『Sein(ザイン)』 山文京伝 ★★★
なるほど、確かに『ニセ教祖』の"洗脳されて犬と結婚"ネタは、本作を連想せずにはいられない。納得。
作品自体は「外」の状況を同時進行させる筋立てに、手堅いサスペンス劇の心得を感じ取れて楽しめました。
『哀・天使』 介錯 −−−
坊主好きなら袈裟まで愛しい僕は、マイフェイバリットなアニメ『円盤皇女ワるきゅーレ』の原作にクレジットされてる介錯センセイのお筆にあれこれ言う意志が沸かないのです。
『笑激極楽超人格 まいらんどはつてん』 小林少年 ★★★★★
まいらんどはつてんが個人的な"かっこよさ基準"に直撃したので満点5つ星。
特に「暴発編・参」のチェーンソー対決で絶頂。『悪魔のいけにえ2』かよ!(笑)
『柔らかな襞』 小林少年 ★★
『まいらん〜』の時期からすると絵ヅラが洗練されて線の芯がむき出しになったせいか、少女漫画かレディコミめいた印象が前面に出すぎて好みから外れちゃった。あとがき漫画の暗喩(むしろ風刺か?)もちょっと……(^^;;
収録作では「平らな道」が一番好き。作品の主張はともかく、育子嬢が造形から性格までメチャ可愛い。
『姫ごと倶楽部』 じゃみんぐ ★★★+★1/2
じゃみんぐ先生のクドい絵柄は私的趣味にハマるので基本点の星3つと、カバーに掲載されてるドールの広告が楽しかったんで星半分追加。
『異形景色』 的良みらん ★★
「電子記憶層の〜」を読んで『JM』を観直したくなった。ネモニック。
既述した通り、基本的にエロ漫画は使い切りの強い短編メディアだと思うけど、前後編とかコミック一冊単位のストーリー物になると同じ使い切りでもTVムービーもしくは映画のフレームになってくるよね。というか映画を下敷きにするのが常套手段だし。
『ファーストノック』 一市裕納 ★★★
まことロリ系は業の深い古典文芸よのう。……って、これ90年代後半の作品集なんですね。ちょっとビックリ。 しかも局部は無修正。うひゃん。
『D』 狩野ハスミ ★★★★
いくつかの口絵に、電影少女時代の桂正和の画感があるような気がする。気がするだけかしら。
赤い糸が見える少年のヤサグレ純情ロマン譚「QUST FOR GLORY」が良い。順子先生の可愛さに惚れて星4つ。
『DX』 狩野ハスミ ★
星の数は「HEARTS」が理由。いや作品の良し悪しじゃなくて、ファンタジーを使った苦悩のマッチポンプちうのがたまたま僕個人が好む趣向から外れすぎた路線だっただけで。
『花嫁学園』 ぶのけ ★★★
冒頭の竜王丸がステキ。
ブタに始まりブタに終わる一冊。
『BRAIN DRAIN』 月下冴喜 ★★★
心身論エロは昔から結構ネタが出てますね。 三国志艶義とか好き。思考実験として面白いと思います。
あと、美少女漫画の主役は少女だということを最近いずみの氏から講義してもらったわけですが、他の媒体で"男主人公に感情移入する"事に慣れすぎてる僕みたいな人間は"女性化主人公に感情移入する"→"女性主人公に感情移入する"という段階的な導入の方がいいかもしんない。
『学園特警ヴェガポリス 汚嬢様学艶』 上藤政樹 ★★★★
上藤先生のオールドスクールなパロディ色たっぷりのエロ漫画は読んでて幸せになれます。夢があるなあ。
ああ、金が入ったらすぐにマジカルナース全巻買わないと!