自由時間をすべてDVD観賞に費やす1日。
『アンドロメダ…』 (1971、ロバート・ワイズ監督)
マイケル・クライトンのベストセラー小説を、「サウンド・オブ・ミュージック」のロバート・ワイズ御大が映画化したSFサスペンス。
墜落した人工衛星にくっついてきた地球外の殺人病原体を分析する科学者チームの姿をドキュメンタリータッチでひたすら淡々と描く……んだが、劇中で最大の山場はけっきょく人間の施設管理上の危機回避という、よくよく考えれば本筋とは何の関係もないところだったりして実はショボーンな展開。良くも悪くもマイケル・クライトン映画である。
しかし、画面分割の演出など映像作品としてはいまでも褒めるべき点が多いと思う。
エヴァの第13話のネタ元として云々というのは今さらなので割愛。
『タイム・マシン』 (1959、ジョージ・パル監督)
DVDではこれが初めての視聴。
あらためて高精細な映像であの独特の時間経過エフェクトを見ると、ウェルズの文章から見事に画を起こしたジョージ・パルの想像力に感服の一語である。
結局ウェルズの曾孫によるリメイクよりこっちが断然面白いと再確認するに終始しちゃったけど、これは原典だからという贔屓目ではないと思うぞ。
ちなみに、特典ギャラリーに収録されているドキュメンタリーの終盤に、主人公ジョージが30年ぶりに親友デヴィッドの前へ帰還してくるという筋立てのミニエピソードが入っていて感動した。しかもキャストは映画と同じロッド・テイラーとアラン・ヤング。きちんと本編の設定に基づいた後日談で、ちょっと泣けました。