院生時代、西洋文学系の講義で「身近な物事を題材にしてアフォリズムを吐いてみよう」という課題が出た事がありました。
で、友人と一緒にネタ出しをしてみたところ、これがなかなかに難しい。
簡単に考えていたらえらく陳腐な哲学語りになったり、既存の名言・格言の模倣になったりしがちなのです。卑近な具象から言語的に美しく鋭い抽象を切り出せる文豪のボキャブラリーってすごいなぁと感心してしまいました。
そんな中、友人が作った箴言のひとつがこれ。
(うろ覚えだけど大体は合ってると思う )
みやも : おお、なんかもっともらしいな。
友人S : せやろ?
みやも : で、何についての警句なん?
友人S : ロンドンブーツ1号2号。
みやも : ……うーん。
友人S : 分からへん? これはつまりな、素人イジりばっかりしとる芸人は──
みやも : いや、解説せんでええから。
ちなみに僕が作ったのはTVのリモコンと人生の目標をかけて「日々の暮らしの中で見失いやすいものは」云々という句で、提出したら教授(助教授だったかな?)に鼻で笑われました。ぎゃふん。