魔女っこde'GO♪GO♪ ポールとミラ☆クル大作戦 [るチャ!]
うひゃひゃ、ダメすぎる!(^^; (←褒めコトバ)
ああ、もー色々言いたいことがありすぎてかえってうまく整理できないです。
とりあえず以下に要点だけ箇条書きにしときます。
[良かったポイント]
・徹底した喜劇精神。軽く浅くをとことんまで推し進めることで、ひとつの極まりを示している。
・単に「魔女っこ」を素材にするのではなく、更にひねって「魔女っこモノをパロディするエロゲー」自体を半ばメタ化して、バカをやりつつ一歩引いたところで楽しませる故意犯&確信犯っぷり。
・脇役の作り込み。ライバルキャラの万丈が素晴らしすぎる(^^; あと、三人娘はぜひ今後も出し続けて下さい。
・商品寿命の短さを自覚して、あえて意欲的に時事ネタを盛り込むノーフューチャーっぷり。ロングセラータイトルの生産など最初から度外視して、あくまでその場その場のあたりを積み重ねて手数で稼いでいく姿勢をネタにも反映させている。ためらいがないぶん威力が高いです。アメリカ大統領に喧嘩売る発言とか。うひゃ。
[あかんかったポイント]
・「誰にとってそのネタが面白いのか」という根本を踏み外したギャグがそこかしこに目立つ。作り手のやりたいネタ・やれるネタを次々と盛り込んでいく反作用で、かえってユーザの興趣を萎えさせる場合多し。
・やたらと脇役の押し出しが強い一方で、本来プレイヤーが視点を仮託する存在である主人公をないがしろにしすぎている。
・上の項目と関係して……女性キャラの用法が無神経すぎる。メイン格の少女キャラと他の男キャラを接触させるのは、少なくとも現在の市場ニーズではひとつのリスクだという意識がもうちょっとあった方が良いんじゃないかなぁ。
→基本的にエロゲーのユーザーは「主人公を媒介して自分が気持ちよくなるために」作品をプレイする。サブキャラのアクションをただぼーっと眺めるためではなく。
・90%以上が共通ルートって……(^^;
[総評]
まとめると、全編通してエロを完全に殺すほどアクの強いギャグに波長を合わせることが出来るかどうかです。ツボにハマればひじょーに良い意味で「ダメだこりゃ!」と腹を抱えることができます。
もし肌に合わなければ、「これってとーぜん面白いよね?ねっ?」というなんか勘違いしてる独りよがりな若手漫才師を見る時と同じイライラ感が足を引っ張ってくるわけですが……しかしそれこそがるチャ!の真骨頂でもあるんで、一概に否定もできないか。
ともかくも、どんなに問題は多くとも、ネタを追求するメーカーとして今後も期待を抱かせるに充分なのは確かです。
個人的には「ママさんバレー」くらいまでが作り手と客との乖離が起きないちょうどいい限度だったと思いますが。